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HSPは人付き合いが苦手!?苦手な要因から対処法まで徹底解説!

HSPの皆さんは人付き合いについてこんな悩みはありませんか?

  • なぜ人付き合いが苦手なのか
  • うまく人付き合いをするにはどうしたらいい?
  • 人付き合いでの負担を減らすための工夫
  • 苦手な人とはどう付き合うべきか

人と関わるってなにかと悩みがちだよね。

そこでこの記事では

  • HSPが人付き合いを苦手に感じやすい理由
  • 上手な人付き合いのテクニック
  • 苦手な人との付き合い方

を紹介しています!

HSPが苦労しやすい人付き合いについて一緒に学んでいきましょう。

HSPが人付き合いを苦手に感じやすい5つの理由

世の中には人付き合いが得意な人もいますが、HSPは人付き合いを苦手に感じやすい方も多いです。

そこにはしっかりと理由がありますので、さっそく一つずつ見ていきましょう。

情報過多に陥る

当然ですが、人と関わると自然と会話が発生します。
会話は受け取るか否かの選択の余地がないので、流れで相手の情報が勝手に入ってきてしまいますよね。

HSPの方は一度にたくさんの情報に晒されると混乱する方もいると思います。
また、相手の表情や感情などの情報も発生し、受け取らざるを得ません。

さらに、相手が香水をつけていれば嗅覚情報、ボディタッチがあれば触覚情報なども加えられるでしょう。

このように考えると、会話は味覚以外の五感を一気に与えられる状況なのです。

特に初めて関わる人だと自分の感覚のセンサーが過敏になりやすいから疲れやすいのかも。

人付き合いはHSPさんにとって情報過多との戦いと言えるかもしれません。

感情を吸収しやすい

人付き合いで発生する会話の内容を思い出してみてください。
学業や仕事の話はもちろんですが、好きなものや趣味などプライベートな話も発生しますよね。

HSPの方は次の会話の機会に備えて、相手の話の内容を意識的に覚えている方も多いのではないでしょうか。

記憶のストックが知人や友人の話でいっぱいなケースもあるでしょう。
覚えている内容が多いと人付き合いがうまく進められる反面、情を入れ込みやすくなります。

そして長い付き合いになると話が深くなりがちです。

具体的には重たい身の上話、悩み相談などです。
まるで自分ごとのように話を聞ける特性はHSPの良い点ですが、自分の身を滅ぼさないように注意しましょう。

感情移入しやすいHSPさんにとって、会話の内容は感情の安定を左右する重要な要素なのです。

気を遣いすぎる傾向がある

最近はリモートでの環境も増えてきましたが、やはり人付き合いは対面のケースが多いですよね。
対面だと相手の表情や感情がダイレクトに伝わりやすいと思います。

相手の様子が見えるとなにかと合わせちゃうよね……。

HSPさんは周囲の変化に敏感な傾向があるので、些細な出来事に気づきやすいです。
結果として、相手に敏感になり、気を遣ってしまうタイミングが多いでしょう。

その反面、自分の疲れなどは人に見せないようにと頑張りがちです。
どんなときでもいつも通り振る舞うをモットーにしている方もいるかと思います。

相手に気を遣う傾向があるHSPさんですが、相手に気を遣われるのは苦手と感じませんか?

他者への気遣いは素晴らしいですが、同じように自分も労われるといいですよね。

苦手な人でも無理をして付き合いがち

HSPの方は、苦手だな…と感じる人とも無理に付き合いがちではないでしょうか。

どんなにできた人でも万人に愛される人はいません。
そして、苦手な人がいない人はいないのです。

しかし、苦手な人とどう付き合うかは人それぞれ。
HSPさんは数ある選択肢の中で、苦手な人にも変わらずに対応するパターンを選ぶ傾向があります。

顔に出さないようにうまく付き合わなくては、という気持ちが人付き合いを苦手に感じさせているかもしれません。

そんなときは、相手が苦手な自分を受け止めてあげるとよいでしょう。
苦手な人にも変わらず接するあなたは素晴らしいので自分を褒めてあげてくださいね。

話し手と聴き手の切り替えが発生する

みなさんは会話のとき、役割や立場に意識が向きがちではないですか?
HSPの方は相手が話上手なのか聞き上手なのかで立ち回りを見極めるケースもあると思います。

一般的にどちらも得意な方はかなり少ないのではないでしょうか。

そのため、立ち回りを都度変化させる対応は得意ではない役回りを買って出ることになります。

私は聞き手に回る機会が多いですが、相手が話しにくそうな場合は話し手に回ります。

苦手に感じる役回りも周囲の空気感で引き受けてしまうのがHSPあるあるですよね。
話し手か聞き手かをその場その場で変化させる作業が人付き合いを苦手にさせているかもしれません。

上手な人付き合いのテクニック4選

人付き合いが苦手に感じやすい理由は分かったけど、どうしたらうまく付き合えるかな?

そこで、上手な人付き合いのテクニックを具体的に4つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

素直さを大事にする

HSPの方は会話をするとき、相手が自分の言葉に対してどう反応するかを考えがちですよね。
結果として、返事に時間がかかったり、言った後に後悔するケースも少なくないでしょう。

つまり、思った内容をそのまま言葉にするタイミングはかなり珍しいはずです。

そのため素直に、と言われてもあまりピンとこないかもしれません。

ここでの素直さは、あえて取り繕わない言動や柔軟さを指しています。

まずは深く考えずアクションしてみて、仮にそれが失敗だったならすぐに謝ればよいのです。
HSPの方は基本的に見られ方を気にしている傾向にあると思うので、大きなミスはめったにないでしょう。

時には考えるよりも動いてみる、を意識してもよいかもしれません。

違う意見を言っても大丈夫

HSPの方は場の空気感に敏感な方が多いため、違う意見をもつことに抵抗があるのではないでしょうか。

みんなで一つの意見に集約する目的がある場ではある程度自分の意見を抑える意味もあります。

しかし、話し合いの内容によっては同じ意見ばかりであると有意義ではなくなります。
具体的に、アイデア出しの会議などでは違う意見が重宝される可能性も大きいです。

HSPのみんなは、自分が今参加している話し合いに求められているのは同意なのか意見なのかはなんとなく分かるんじゃないかな。

ぜひ、違った考えが求められている場では勇気を出して発言してみてはどうでしょうか。

違う意見に対し抵抗がある方は受け入れられる可能性を考えてみてくださいね。

アイメッセージを使ってみる

自分の意見を言うよりも人に合わせる方が得意で合わせがちなんだよなぁ。

HSPの方は場の空気が乱れるなら自分の意見を押し殺す方も多いのではないでしょうか。
そして自分の意見を伝えられなかった事実にモヤモヤを感じるケースも。

突然ですが、アイメッセージを知っていますか?
主語を私にして、ニュアンスを柔らかく伝える方法の一つです。

たとえば発言に「私は」と付け加えると、「あくまで個人的な意見だけれど」という情報が加わります。

結果として否定や禁止といった強く聞こえがちな文脈が、アドバイスに変換できるのです。
詳細が記載されているサイトを紹介しますので、ご興味のある方は参考にしてください。

本心は言葉よりも行動に現れると理解する

みなさんは言葉と行動ならどちらに重きを置いているでしょうか。
言葉は人のコミュニケーションに欠かせないものであり、重要視する人が多いかもしれません。

しかし、本心は言葉よりも行動に現れるとも言われています。
実際、言葉はかなり意識して発言する一方で、行動は無意識の結果が多いですよね。

仮に自分だけが友達と仲がいいと思っているとします。
相手は自分に対して親友だよと言った過去はありません。

言葉だけに注目すれば二人は親友ではないですが、相手とは毎日会うたびに長話をし、気を遣わずにいられるとしたらどうでしょうか。

親友だよねという言葉がなくても、この二人は親友と言えますよね。

つまり、一緒にいる時間が親友であるなによりの証拠なのです。
もし日々の生活の中で人付き合いに不安を感じるタイミングがあればぜひ行動に着目してみてくださいね。

人付き合いの負担を減らす方法

これまでは上手く人付き合いをする方法を紹介してきました。

しかし、上手く付き合うよりもまず負担を減らしたい方も多いかと思います。
そこで次からは人付き合いの苦労を軽減するための手段をご紹介します。

無理をしない

そんなの当然と思う方もいると思います。

ですが、当然だけれども意外とできないのが「無理をしない」です。

気の合わない友達と付き合っている、感覚が違うけど背伸びをして仲良くしている、そんな経験はありませんか?
仕事上の関係となると断ち切ろうにも断ち切れない場合があります。

しかし、私的な関係であれば関係を続けようと無理をする必要はありません。

結局自分と合わない人とは長くもたないので早めに見切りをつけましょう。

自分で取捨選択できる関係性は自分にとってよいものに整えると過ごしやすくなりますよ。

同じHSPの知り合いなら気が合うかもと思いつつ、現実ではなかなか出会えませんよね。

そこでTealsホームをご紹介します!
TealsホームはHSP向けのオンラインコミュニティです。

定期的にイベントも開催されていますのでHSP同士で関わりをもちやすいですよ。

在宅ワークを目指すためのコーチングもありますのでご興味のある方はまずTealsホームをチェックしてみてくださいね。

境界線を意識する

HSPの方は相手に感情移入をしやすい傾向があります。
それは、他者との境界線がぼやけてしまっているためです。

相手に寄り添える特性はHSPの良さでもあるのですが、そのせいで自分を滅ぼしてしまってはよくありません。

初めは難しいかもしれませんが、相手との壁をイメージしながら付き合ってみましょう。
なんとなくドライかな、と感じるくらいで問題ありません。

また、人助けは自分に余裕ができたらで十分ですのでまずは自分を第一に大切にしましょう。
家族や友人、恋人など距離の近い人にはより境界線がぼやけてしまう傾向があります。

血縁や親しい人でも自分とは別の人間である意識をもつと、影響される度合いが減るかもしれません。

自分を尊重してみる

周りの変化に気づきやすいHSPの方は自然と外側に意識が向き、自分をないがしろにしがちです。

つまり、自分よりも人を優先してしまうタイミングが多くなります。

相手ばっかり大事にしてたら疲れちゃうのも当然かも。

人付き合いに疲れているのは自分を大切にできていないサインかもしれません。
そんなときは自分を大切にしてみましょう。

先程紹介したアイメッセージもその一つですが、難しい場合には自分の気持ちを紙に書き出してみるだけでも大丈夫です。

大事なのは自分の素直な気持ちを受け入れてあげる時間です。

手段は問わないので自分に合った方法で取り組んでみてください。

日頃から適度に気を抜いた付き合いをする

日頃から元気に振る舞う人ほど、ある日突然元気がないとあれ?と思いますよね。

HSPさんは周りの人に心配をかけないようにと無理をしやすいです。
普段通りを保とうとする姿勢は素晴らしいですが、その頑張りがむしろ自分を苦しめる可能性もあります。

たしかに、適度に気を抜いたほうが過ごしやすいかも。

無理をしてハードルを上げるよりも自分らしく活動してみましょう。

とはいえ、気の抜き方が分からない方もいると思います。

もし、周りの変化によく気づき人助けをしがちなら自分のために2回に1回は様子を見てみてはどうでしょうか。
頼まれごとについても同様で、いつも引き受けがちなら自分の中で限度を決めると効果的です。

伝えにくい事柄は先程紹介したアイメッセージを使ってみてくださいね。

苦手な人とはどう付き合うべき?

主に職場など、苦手な人とどうしても関わらなくてはいけない状況の方もいるでしょう。

少しでも苦手な人と関わる負担を減らせるように、いくつか具体的な手段を考えました。
大きく効果のある方法は少ないかもしれませんが、試してわずかでも効果があれば幸いです。

距離をとる

距離をとれる環境であれば物理的に距離をとってしまうとかなり効果的です。

近くにいると、なにかと関わらなくてはいけないタイミングが発生します。

距離をとれなくても付き合う頻度を減らせる場合には徐々に減らしていくとよいでしょう。
難しいかもしれませんが、相手に決まったルーティーンがあればタイミングをずらすなどしてみてください。

適度に受け流す

HSPの方はどんな話も熱心に聞いてしまったりしませんか?

すべての話をきちんと耳に入れると疲れてしまいますし、感情が揺さぶられる可能性も。

適度に聞いているフリで流してしまいましょう。
特に自分にメリットのない愚痴などは心の中でスルーでOKです。

肯定も否定もしない

人付き合いの中で特に気を付けなくてはいけないのは、愚痴に同意を求めてくる人です。
このパターンの人はあなたの何気ない反応を同意と捉え、他言する可能性があります。

知らぬ間に敵を作っていた、なんて状況は避けたいですよね。

愚痴に同意を求めてくる人には肯定も否定もしない対応が重要です。

かなり神経をつかうと思うので、可能であれば距離を置く対処が望ましいでしょう。

なるべく聴き手に徹する

学校や職場など小さなコミュニティでは噂が回りやすいです。

そのため、できれば個人の主張を避け、聞き手に徹する対応が望ましいでしょう。

人の噂は自分の望まぬ形で広まっていく危険性もあります。
野球と政治と宗教の話はするなという言葉がありますが、賛否が出る話は控えましょう。

無理のない人付き合いをしよう!

これまでHSPの人付き合いについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

HSPさんは五感が鋭い傾向があり、人付き合いで苦労するタイミングが多いと思います。

悩みの根本的な解決を図るためには環境を変えるなど大きな対応が必要な場合もあるかもしれません。
しかし、それらは最終手段で、今回紹介した方法で少しでも楽になれればいいなと思います。

みんながつらいと感じる瞬間が少しでも減って過ごしやすくなるように祈ってるよ。

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この記事を書いた人

物心ついてから環境の変化等に弱く、過緊張からくる胃腸の不調とは長い付き合い。気を張りやすく疲れやすいため、人とずっと一緒に居ることが苦手。大学時代はぼっちランチができる空き教室を渡り歩く日々。難航した就職活動の末、何とか入社するも、配属後の環境に馴染めず半年で抑うつ診断を受け休職からの退職。
現在は就労移行に通所しつつ、自分に合った生き方を模索中です。

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