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編集方針

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基本方針

①私たちは信頼できる正しい情報を発信します
弊社規定の、HSP関連の情報発信ガイドライン(※下記参照)に沿うよう、社内の編集者・ライターが時間をかけて記事作成・校正を実施し、ルールに則した信頼できる情報を発信しています。科学的根拠のない曖昧な情報がないかを精査し、正確な内容になるよう努めています。外部の調査データや情報を引用する際は、内容の正しさを調査し、出典元を正確に明記します。また、著作権法や知的財産に関係する法律に定められたルールを遵守します。

②私たちは常に読者目線を徹底しています  
私たちは常に読者目線に立って、考え、誰にでもわかりやすい情報発信を心がけています。編集者自身の目で「分かりやすさ」と「見やすさ」を徹底して編集作業を行い、お客様の意思決定に役立つ記事を作成しています。

③コンテンツ制作フロー
私たちは、ここでしか得られない最高品質の記事コンテンツを提供するため、下記のフローでコンテンツを制作しています。
【1】 コンテンツ企画
編集部で、HSP気質の方に響きやすいテーマの選定を行います。仕事、生き方、恋愛など、読者様の快適な生活を実現していただくために必要なあらゆるテーマを選定し、有益な記事になるよう尽力します。

【2】執筆
HSP当事者のライターが、自身の経験をもとに執筆します。上がってきた原稿を編集者が確認し、必要に応じて修正、加筆を行い、質の高い記事に仕上げます。

【3】校正・校閲
当社の編集ガイドラインに基づき、編集者が記事の校正・校閲を行ない、内容に間違いがないかを確認していきます。

【4】公開・更新
編集者による校正・校閲が完了した段階で、問題ないと判断された記事のみ公開しています。さらに記事内容に更新すべき情報があった場合や、加筆が発生した場合に限り、随時情報の更新を行い、常に正確な記事になるよう努めています。

④著作物の取り扱いについて
外部サイトから情報を引用する場合、出典元を注釈や本文に明記します。また、著作権法や知的財産に関係する法律を遵守し、コピー&ペーストなどにより、第三者の権利の侵害がないよう運用を行ないます。

⑤目的
弊社は、WEBサイトの企画運営を通してユーザーの役に立つ情報を提供することで、ユーザーの最適な生き方に寄与したいと考える会社です。ユーザーニーズを調査分析し、ユーザーのためになる情報を提供してまいります。

HSP関連の情報発信ガイドライン

HSPは心理学用語ですが、まだ研究段階で、正確なことが分かっていない部分があります。私たちは、HSPに関するブログ記事やInstagram、Twitterの情報発信において下記ガイドラインを作成し遵守することで、誤情報の発信を抑制しています。

HSPの基礎知識

HSPとは「環境感受性が高い人」のことであるという記述をします
環境感受性とは「ポジティブおよびネガティブな環境に対する処理や知覚の個人差」として定義される概念であり、低い人から高い人までのグラデーションがみられます。研究では、感受性の高いグループにあたる人たち(上位30%程度)をHSP/HSCとラベリングして、その心理的特徴を調べることがありますが、生きづらい人、緊張しやすい人=HSPではなく、「HSPは感受性が高いから、緊張しやすい傾向にある」といった程度の関連性です。実際には、HSPによるものではなく、発達障害や神経症の影響で「生きづらさや緊張のしやすさ、不安の感じやすさ」が高い人も多いです。HSPの環境感受性の高さは、「優れた資質」でも「マイナスな資質」でもなく、ニュートラルな個性のひとつとして扱うべきだと考えています。また、HSPは心理学用語であり、発達障害やうつ病は医学用語。別分野の用語として扱います。

正確な情報発信のための、私たちの遵守事項

「感受性」に直結すること以外を断定的に書くのを避けます
HSPは人づきあいが下手だから~、HSPは正義感が強いから~など、感受性以外の部分は、あくまでも個性であり、傾向や相関はあるかもしれませんが、断定してしまうと「HSP=〇〇」という誤解が生まれる為、断定的な記述はしません。

HSPを発達障害、うつ病と同義にはしません
両方を抱えている方も多く、近年の研究では関連性も認められつつありますが、病気ではない為、HSPを病気と言及する表現はしません。

HSC(HSPの子ども)は学校が苦手、HSPは会社が苦手などのラベリングを避けます
学校や会社の環境によっては苦手でない可能性もあり、断定的に表現しません。

ネットのHSP診断テスト等の、誤った情報を記載しません
ネット上の根拠の薄い診断テストの情報を扱わず、HSPは「環境感受性が高い」という性質であり、「優れた資質」でも「マイナスな資質」でもなく、ニュートラルな個性のひとつとして扱う記述にします。

「〇〇型HSP」という判定の妥当性はないことを考慮した表現にします
HSS型HSP、内向型HSP、外向型HSPという定義の妥当性を認める研究はありませんが、外向的なHSP、内向的なHSPという方は存在する為、上記を踏まえた上で、文脈の中で内向型HSPという表現を使用することはあります。

HSPの子ども=HSPというラベリングをしません
実際には遺伝と環境がほぼ半々の要因となり、遺伝するとは限らないため、そういった記述は避けます。

HSPは能力であるという記述はしません
能力というと、鍛えたり弱めたりできるものに見えてしまいますが、HSPは個性であり、気質なので、トレーニングでどうにかなる問題ではない為、能力であるという記述は避けます。

HSPは脳の病気という記述はしません
うつ病は脳の炎症という研究がありますが、HSPとの関連性は認められていないため、そういった記述は避けます。

科学的根拠のないスピリチュアル系の発信はしません
HSPは魂のレベルが高い、第六感も強い等の根拠のない記述はしません。

情報元


心理学者によるHSP情報サイト
Japan Sensitivity Research
書籍「HSPの心理学」
HSPの心理学-科学的根拠から理解する「繊細さ」と「生きづらさ」-飯村周平