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HSPに実家は向いていない?実家暮らしのストレス対策と一人暮らしのススメ

チルティ

実家暮らしだけどなにかとストレスを感じる……。

もふ

家族とはいえ、価値観が合わずすれ違うケースもありますよね。

チルティ

HSPで一人暮らしを考えているけど向いているか分からないなぁ……。

もふ

一人暮らしに適性があるか悩む方もいるでしょう。

この記事では、

  • HSPが実家でストレスを感じやすい6つの要因
  • 実家で快適に暮らすためのコツ6選
  • 一人暮らしに向いている人と注意点

について詳しくご紹介します!

実際に一人暮らし経験ある筆者の体験談も交えながら解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

チルティ

両方のメリット・デメリットを理解していこう!

目次

HSPの特徴

HSPは、DOESという特徴を持っていると言われています。DOESは4つの項目の頭文字をとったものです。

チルティ

人付き合いに関わる部分で簡単にまとめると、相手に寄り添えるけど、その分、外部からの刺激を受けやすいんだね。

もふ

これらがメリットに感じるか、デメリットに感じるかは捉え方が大きく影響します。

HSPの方は比較的、これらの特徴をマイナスに捉えがちです。

しかし、良し悪しは表裏一体なので、どちらかに思考を偏らせず、うまく付き合っていくのがよいでしょう。

HSPが実家を苦手に感じやすい6つの要因

もふ

HSPにはDOSEの特徴があるため、刺激に敏感になりやすいとお話ししました。

チルティ

でも、具体的には実家でのどんな出来事に苦手を感じやすいのかな?

次から実際に見ていきましょう。

騒音が気になる

人は生活をしていると、思っている以上に生活音を発生させます。

チルティ

掃除機・洗濯機の音とか、上の階に部屋があれば足音とかもあるよね。

もふ

たとえばきょうだいがいて、部屋に大きなコンポがあれば音楽も騒音になりえます。

どこから騒音になるか、というのは個人差が大きいです。

しかし、HSPの方は騒音に感じる音の種類が多い傾向にあるでしょう。

チルティ

それに、騒音が小さくても気になりやすいかも……。

もふ

自分が騒音だと感じやすい音の種類や度合いは把握しておくとよいでしょう。

気を遣う

HSPの方は、人と話していて空気を読んでしまいやすい傾向はありませんか?

チルティ

相手の感情を汲みやすいから、話しかけていいタイミングとか考えやすいかも。

HSPの方は人の変化に気づくことが比較的得意な人が多い印象です。

変化が分かるからこそ、対応を都度変化させるのは日常茶飯事かもしれません。

チルティ

家族でも話し終わると疲れるときは気を遣っていたんだなぁ。

もふ

無意識に自分よりも相手を優先してしまいがちになるんですよね。

また、家族のテンションに自分のテンションを無理に合わせてしまうケースもあります。

素直な感情を大切にして、なるべく自分らしくいられるようにしたいですね。

喧嘩や言い合いが苦手

家族と一緒に暮らしていると起こりやすいのが喧嘩や言い合いです。

チルティ

大きな決断の前とか、折にはどうしても発生しやすいよね。

もふ

人は大人になるにつれ、一人の人間として独自の価値観を持ち合わせるようになりますよね。

だからこそ、子供の頃は怒られて受け入れられていた事柄にも反発が増えると思います。

チルティ

成長すると、親だからすべてが正しい訳でもないって分かり出すんだよね。

もふ

とはいえ、和を大切にし、主張が苦手な傾向のあるHSPにとって喧嘩や言い合いは苦痛でしかありません。

自他共に絶対にこうだ、という感覚を緩めると、いさかいにも多少ゆとりをもって相対せるでしょう。

相談や愚痴に付き合ってあげがち

人は社会で生活しているとかならず不都合に出くわします。

もふ

不平や不満は生きていくうえでうまく付き合わなければならないものの一つですよね。

そんなモヤモヤの解決法には、話を聞いてもらうケースも多いのではないでしょうか。

HSPの方は相手に親身になれる方が多い傾向があり、よい相談役として重宝されがちです。

チルティ

可能ならギブアンドテイクで自分の話も聞いてもらえるといいよね。

もふ

自分の悩みを相談しにくい、または聞いてもらえないときは自分も無理に悩みを聞いてあげる必要はありませんよ。

家族の生活スタイルに流される

もふ

私は一人暮らしから実家に戻ってきたのですが、生活スタイルが流されやすいと感じています。

具体的にはテレビがずっと点いていたり、就寝時間が遅れるなどがあります。

私はとりわけテレビに刺激を感じやすいので、ほとんど視聴しません。

しかし親はテレビっ子なのもあり、リビングにいるとほぼ画面は点いています。

もふ

また、親が夜型の生活なので、それに引っ張られ就寝時間が遅くなる日もあります。

チルティ

一緒に暮らしていると自分で自分を律したり、刺激を回避しないといけないんだね。

HSPへの理解が得られない

HSPは「環境感受性の高い人」を示す言葉ですが、環境感受性は、環境要因や遺伝的要因など複雑な要因が絡み合って形成されると言われています。

参考:心理学者によるHSP情報サイト

そのため、自分がHSPだからといって、必ずしも親もHSPであるとは言えません。

チルティ

そっかぁ……どうりで理解してもらいにくいなと思ったよ。

もふ

そもそもHSPという単語自体、親世代で聞いた経験のある方はまだまだ少ないかもしれません。

場合によっては、あなたが勇気を出してつらいと感じる体験を打ち明けても理解して貰えないケースもあるでしょう。

人は、自分の経験の外にある出来事を理解しにくいものです。

分かってもらえないと感じるときは、伝え方を変えてみたり、理解して貰える場所を外に作るとよいでしょう。

チルティ

TealsホームはHSP向けのコミュニティだから、悩みを共有しやすいよ!

もふ

家族の理解を得にくい方はぜひ、Tealsホームへの参加を検討してみてくださいね。

HSPが実家で快適に過ごすためのコツ6選!

チルティ

実家でもう少し快適に過ごしたいな……。

もふ

快適な生活のためにできる対処法は意外とたくさんありますよ!

ぜひ、まずは試してみて自分に合った方法を見つけてくださいね。

意識的に自室で過ごす

もふ

自分の部屋がある人は意識的に自室で過ごすとよいでしょう。

たとえばリビングでは冷蔵庫やテレビがあるため、家族が来る確率も上がります。

家族との関わりが増えると、心労を費やす要因にもなりかねません。

また、HSPの方の場合、自分が関わっていない家族同士の喧嘩を見ても心を痛めるケースがあります。

チルティ

つらいと感じたときは物理的に距離を置くと冷静になれるよ。

必要以上に家族と関わらない対応も時には必要です。

イヤホンや耳栓を活用する

チルティ

僕は自分の部屋がないから自分の部屋に戻るって選択肢がなくて……。

自室がないケースでは、イヤホンや耳栓で外部の音をシャットダウンするのがおすすめです。

五感の中でも聴覚は自然に働いてしまうものであり、意識的な調整が困難です。

そのため、イヤホンで音楽を聴いてみたり、耳栓で外部の音をシャットダウンするとよいでしょう。

もふ

他の感覚は比較的コントロール可能かと思いますので、以下を参考に調整してみてくださいね。

外に出る

自室にこもったり、イヤホンや耳栓を活用したとしても、家族から積極的に関わられてしまうケースもありますよね。

外に出られる時間であれば外出してしまうとよいでしょう。

カフェや図書館であれば勉強や作業ができるかと思います。

もふ

長居できる場所が近くになくとも、少し散歩に出て歩いてみるだけでも意外と気分は変わりますのでおすすめです。

チルティ

身体を動かすのは悩んだときにも有効だから試してみてね!

家族でも人は人と理解する

みなさんは家族についてどう考えていますか?

自分の一番の理解者と考える人もいれば、自分をなかなか分かってくれない存在と思う人もいるでしょう。

捉え方は自由ですが、信用しすぎている場合には少し距離をとってもよいかもしれません。

もふ

もし、分かって貰えると思いすぎていると、分かってもらえなかったときにとてもつらい思いをします。

チルティ

家族でもある程度人は人、っていう線引きをもっておくと過度に苦しみにくいかもね。

自分を犠牲にしてまで無理をしない

HSPの方は家族に対して、なにかをしてあげたいと思う瞬間が多いのではないでしょうか。

なにかをしてあげる、して貰う、のバランスが崩れると自分の身を滅ぼすケースもあります。

チルティ

私がこんなにやってあげているのに、と思ったら要注意!自分を大切にしてあげようね。

また、感情を抑え込みすぎるケースもあります。

もふ

素直な気持ちを伝えるのは怖いかもしれませんが、意外とすんなり受け入れて貰えたりしますよ。

たまには抑え込まず、はっきりと感情を伝えてみてくださいね。

家族以外との関係を構築する

家族との関係がどうしてもうまくいかない場合には、外部に関係を作るとよいでしょう。

チルティ

友達、親戚、近所の人、先生、カウンセラー、行きつけのお店の店員さんとか、自分が関わってる人って意外と多いかも。

自分が一緒にいて苦ではない付き合いができる人なら、関係の名前に囚われる必要はありません。

もふ

でも、そうは言っても関係づくりは簡単ではないですよね。

そこでTealsホームをご紹介します。

チルティ

TealsホームはHSPのためのコミュニティだよ!

もふ

コミュニティ参加者はHSP当事者かHSPの理解者なので、HSPについて一から分かってもらおうとする必要はありません。

現実でのHSPの仲間作りはなかなか難しいですが、コミュニティならオンラインで交流でき手軽です。

チルティ

Tealsホームで待ってるよ!

一人暮らしのススメ

チルティ

まだ実家暮らしだけど、これから一人暮らしを始めてみたい!

もふ

実際に今、一人暮らしを検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで、実家暮らしと一人暮らしのどちらも経験した私が一人暮らしの良し悪しをお話ししたいと思います。

メリット

まず一人暮らしのメリットから見ていきましょう。

一人になれる

もふ

一人暮らしを始めたいHSPさんが一番ぱっと思いつくメリットは、なにより一人になれる点でしょう。

一人暮らしを始めれば、家がそのまま自分だけの場所になります。

チルティ

自室に戻らなくても自分だけの環境で快適だね!

意識的に移動したりしなくてよいのは、一人時間が大事なHSPさんにとってなにより大きい利点でしょう。

帰宅すれば自分の時間になる

自宅が自分一人になれば、自宅の時間がそのまま自分の時間になります。

もふ

つまり、誰にも気を遣う必要がないのです。

実家では無意識に家族に気遣っていた時間も自然となくなり、気疲れが減るかもしれません。

チルティ

好きに使える時間が増えると思うとわくわくするね!

自分ルールで暮らせる

実家は、ある意味集団生活ですから、なにかと決まったルールが存在していた方もいるのではないでしょうか。

たとえば門限がある、夕飯は家族と食べる、物を置く場所が決まっているなど家庭によりさまざまでしょう。

チルティ

一人暮らしなら自分ルールで暮らしても注意されないんだね。

自分中心で過ごしても問題がないのが一人での生活でしょう。

家族との距離感を良好に保てる

私が自分が一人暮らしで強く感じたメリットは、家族と適度な距離を保てる点です。

実家にいると物理的に距離が近いので、些細な問題で揉めたり、気疲れしたりします。

もふ

しかし、一人暮らしを始めると日々のいさかいがなくなり、時たま会うだけなのでお互いを尊重しやすいと感じました。

チルティ

心理的に距離をとるのってかなり難しいから、いっそのこと物理的に距離をとると効果的なんだね。

自立を感じられる

一人暮らしは生活のすべてを自分でおこないます。

もふ

家事をはじめ、仕事、各種費用の支払い、役所での手続きなど、一人暮らしに必要な作業は多岐に渡ります。

もちろん大変ですが、これらを全部自分で済ませるというのはかなりの自信に繋がるのではないでしょうか。

デメリット

これまでメリットをお話ししましたが、次はデメリットを見ていきましょう。

お金がかかる

一人暮らしはなんと言ってもお金がかかります。

家賃、食費、光熱費、通信料、保険料など、住む土地にもよりますが、1ヶ月を過ごすのに最低でも10万円前後はかかるでしょう。

チルティ

さらに自分の好きなものを買いたい!って思ったら仕事をたくさんするか、どこかを切り詰めるか、娯楽を我慢しないとだよね……。

ある程度のお金の不自由は覚悟しておいた方がよいでしょう。

残るお金も使い切ってしまうのではなく、もしものために貯蓄しておくと安心ですね。

生活リズムが乱れやすい

平日は仕事や学校などがあるため、比較的生活リズムは乱れにくいと思います。

しかし、休日は完全に自分次第となるためリズムを崩しやすいです。

もふ

実家であれば食事の時間が決まっていたり、お風呂の順番があったりと、大幅な変化は許されなかったと思います。

チルティ

一人暮らしは自分だけだから、自分を律せないとリズムが崩れやすいよね。

平日に問題なく活動できるよう、休日の過ごし方もある程度時間を決めるとよいでしょう。

家事の負担が増える

これは、実家で元々家事をおこなっていた人にはあまり問題ではないかもしれません。

むしろ人数が減った分、楽だとすら感じるでしょう。

もふ

しかし、一人暮らしで初めて家事に取り組む方はどうしても負担になってしまうと思います。

チルティ

適度に手を抜いたり、まとめられる家事は毎日やらなくてよくするとか工夫するとつらくないよ!

仕事や学業が長引いた日はスーパーのお弁当を頼るなど意識して手を抜けるとよいですね。

環境の変化によるストレスがある

一人暮らしは初めての土地に住むケースが多いかと思います。

すると、新生活は知らない街での生活が始まりますよね。

チルティ

知らない街って、土地勘がないから最初は困るタイミングも多いかも……。

もふ

できれば仕事や学校が始まる1か月前には、新居に住み始められると新天地での生活も慣れやすいかもしれませんね。

実際に仕事や学業が始まったときの生活リズムで過ごすと、よりリアリティをもって新生活をイメージできるのでトライしてみてください。

すぐに助けてもらえない

実家では困りごとをすぐに助けて貰えますが、一人暮らしはそうはいかないことも多々あります。

害虫駆除や体調不良など、考えうる困りごとのいくつかにはあらかじめ手段をもっておくとよいでしょう。

チルティ

虫なら駆除剤を買っておくとか防虫対策をするとかだね!

もふ

体調不良に関しては、私は常にスマホを傍に置いておくようにしていました。

突発的な出来事が苦手な傾向のあるHSPさんは、予測と対策をうまく活用しましょう。

孤立しやすい

もふ

私は一人暮らし中に抑うつ状態になり休職を開始したため、定期的に通う場がなくなりほとんど孤立していました。

私のように精神病にかかると、外に関係を求める気力もなくなってしまいます。

チルティ

一人暮らしは意識的に関係づくりをしないと、一人になりやすいんだね。

万が一の場合に一人きりにならないよう、すぐに頼れる場所を前もって探したり作っておくとよいでしょう。

Tealsホームはオンラインコミュニティなので、気軽に繋がれ、万一のときの完全な孤立を防げます。

もふ

私のように精神疾患を経験している人も多いので、理解も得られやすいです。

チルティ

メンタルケアのイベントもあるから、セルフケアをしたい人にもおすすめだよ!

騒音問題は発生する恐れがある

もふ

一人暮らしをしたい方の中には、実家の騒音が要因の方もいるかもしれません。

しかし、一人暮らしでも騒音の問題は発生する恐れがあります。

騒音問題は一人暮らしでも起こり得ますし、対処したくても相手が他人のためスムーズにはいかないと理解しておきましょう。

一人暮らしが向いている条件

チルティ

一人暮らしの良し悪しは分かったけど、自分が一人暮らしに向いているかは分からないかも。

もふ

過去の経験から、私なりに一人暮らしに向いている条件をまとめたので早速見ていきましょう。

学業や仕事が安定している

初めての出来事が立て続けにあると、HSPの方は疲弊しやすい傾向があります。

そのため、新卒や入学のタイミングと同時に新生活を始めるのはあまりおすすめしません。

もふ

私は入社の2ヶ月近く前から新生活を始めましたが、それでも入社後の生活にすぐに慣れるのは難しいと感じました。

チルティ

仕事や学業に慣れてから引っ越すか、先に新天地での生活に慣れておくかが重要だね!

少しでも初めてを減らしておくと、新生活の負担がぐっと下がるでしょう。

まとまった資金がある

一人暮らしにはたくさんの費用がかかります。

もふ

自分の場合、家賃だけで給料の半分近く支払っていましたので手元に残るお金はほとんどなかったです。

しかし、物件のランクを下げる対応は隣人トラブルや防犯面などでおすすめできません。

チルティ

どうしても家賃と入居者の質は比例するから妥協はやめた方がよさそうだね……。

また、私のように突然病気になるリスクもないとは言えません。

そのため、仮に3ヶ月程度収入がなくとも今の生活と大差なく過ごせる資金があると安心でしょう。

意識的に適度な手抜きができる

一人暮らしを意気込んだHSPさんが陥りがちなのが、すべてを完ぺきにこなそうとしてしまうケースです。

特に、家事は毎日発生するものなので、全部をしっかりやろうと思うとどこかで潰れてしまいます。

チルティ

余力がある日は頑張ってみて、ダメそうな日は手を抜く調節ができる人が向いてるかも!

もふ

自分は仕事が早く終わると逆に張り切ってしまい、平日でも家事をどんどんこなしてしまう日がありました。

平日は買ったお弁当で済ませるなど、8割くらいの力で体力を使い切らず生活するのがおすすめです。

頼れる人が近くにいる

風邪をひいた、精神的に参ってしまっているなど、一人で対処しづらい困難はどうしてもあります。

そんなとき、頼れる家族や友人、知人が近くにいると安心です。

チルティ

なかなか難しいケースも多いと思うけど、初めての一人暮らしは頼れる人が近い環境を選ぶといいかも。

頼れる人は多いに越したことはありませんから、できるだけ見つけておくとよいでしょう。

もふ

どうしてもいない、という場合には公共機関で提供されているサービスを確認しておいてください。

私は一人暮らしで抑うつ状態になった際、新卒ハローワークや若者サポートステーションにお世話になりました。

チルティ

探してみると万が一の時に助けてくれる場所はたくさんあるから、前もって知っておこうね。

環境の変化にある程度耐えられる

一人暮らしはこれまで実家暮らしだった人にとっては特に新しい負荷が多いです。

むしろ、変化の少ない事柄の方が少ないでしょう。

チルティ

新しい変化を楽しく捉えられると精神的に疲弊しにくいかも!

もふ

HSS型HSPの方は刺激に楽しさを覚える傾向がありますので、比較的新生活を楽しく過ごせるかもしれません。

もちろん、内向型のHSPの方が一人暮らしに向いていない訳ではありません。

ですが、新しい出来事に抵抗があったり慣れるまでに時間がかかる方もいらっしゃると思います。

もふ

家事などは実家で一通りできるようになってから一人暮らしを始めると、負担が減らせるかもしれません。

実家にいるデメリットの方が大きいと感じている

家族との暮らし自体が大きなストレスに感じているケースでは、一人暮らしがおすすめです。

多くの人は、学業や仕事で一日の大半を家の外で過ごしますが、少なくとも入浴や就寝のためには帰宅せざるを得ません。

その一時の時間ですらも苦痛に感じるほど実家暮らしが合わない場合には、一人暮らしを前向きに検討するとよいでしょう。

もふ

一人暮らしを経験すると実家で感じていた苦痛が意外とそうでもなかったと感じるケースもあるかもしれません。

逆に、一人暮らしが合っている場合もありますので、思い切って一度試してみるとよいでしょう。

一人暮らしを始める際に気を付けること

チルティ

一人暮らしを考え始めたけど、なにに気を付けるといいかな?

もふ

私が一人暮らしを始める前に注意するとよいと感じたポイントをお話しします。

より具体的に家を出るときのイメージをしてみてくださいね。

物件選びは慎重に

当たり前に感じるかもしれませんが、物件選びは慎重におこないましょう。

特にセキュリティ面や壁の厚さは内覧のときに注意深く判断しましょう。

チルティ

セキュリティはなんとなく分かるけど、壁の厚さって大事なの?

もふ

物件によっては隣人の生活音すら漏れて聞こえてくるケースもあるようです。

心配な場合には内覧時に騒音計を持参したり、騒音を量れるスマホアプリで確認してみてください。

壁をノックするように軽く叩き、反響するかをチェックしてもよいかもしれません。

もふ

常識の範囲内でできるだけ気になる部分は確認をおすすめします。

チルティ

一度決めた物件をすぐに退去するには想像以上の費用がかかるから慎重に見極めてね!

自分の好きな街を選ぶ

自分の好きな街を選ぶと、不安な一人暮らしも心の持ちようが変わります。

もふ

私は一人暮らしで好きな街に住めたので、早く仕事が終わったときにはよく寄り道をしていました。

雰囲気、施設、自然、人など街を選ぶ基準はいくつもありますが、自分が好きだと思える街だと一人暮らしがより充実するでしょう。

昼夜で環境が変わる街もあるので、できれば実際にいろんな時間帯の様子を見てみてくださいね。

チルティ

特に夜遅く帰宅するときは危険が伴うから、好きかだけじゃなくて明かりがあるかとかもチェックするといいよ。

学校や職場に近いかを考慮する

一人暮らしをするからには、通勤通学のしやすい場所を選びましょう。

実家暮らしなら家族のサポートが得られても、一人だと家事も全部やらないといけないため、時間のゆとりがなくなる可能性は高いです。

個人差はあると思いますが、理想は片道30分程度以内でしょう。

もふ

ラッシュ時間に通勤通学が重なるほど、移動時間は減らした方がストレスが溜まりにくいですよ。

交通機関にストレスを抱えにくい人でも、新生活の疲弊の中では身体に堪えるかもしれません。

チルティ

自分は大丈夫と過信せず、できるだけゆとりがもてる環境づくりに取り組もうね。

主要施設が遠すぎない場所かを見極める

一人暮らしの場合、病院、銀行、スーパー、ドラッグストア、役所などは徒歩圏内または電車で1,2駅程度にあるとよいでしょう。

もふ

住み始めの時期はなにかと手続きもありますし、足りないものを買いに行くケースも多いです。

日頃のいざという時のために、はもちろんですが、新生活のタイミングでも各所が近いと便利です。

生活圏に施設が豊富か、街を散歩しつつ調査してみるのもおススメです。

もふ

ぜひ住み始める前に実際に住んだら、を想定しながら近辺の施設をチェックしてみてくださいね。

使い慣れたもので暮らし始める

実家から出たから自分の好きなもので新生活を始めたいと思う方は多いでしょう。

しかし、自分に適した家具や食器探しはゆとりができてからがおすすめです。

もふ

私は調理器具や家電、洗濯洗剤の種類などほぼ実家と同じもので揃えました。

おかげで、家事の悩みはなかったです。

チルティ

たしかに、新生活は絶対に新しい出来事があるから、まずは慣れてから新しいものを試す方が安心かも。

小さいけれども意外と大きく影響しますので、ぜひ一人暮らしの際は意識してみてください。

まとめ

もふ

HSPの方の実家暮らしの悩みについてお話してきましたがいかがだったでしょうか。

チルティ

一人暮らしに向いているかとか、実際始めるときに注意する項目も分かったからいろいろ考えてみようかな。

実家暮らしと一人暮らしのどちらも経験した私は、やはりどちらも良し悪しだなと感じます。

実家暮らしは援助がある分、煩わしいときも多いです。

一方、一人暮らしは自立を実感でき、家族に感謝しやすくなる分孤独を感じやすかったです。

もふ

実家で生活を続ける方はまずは対処法を試して貰い、一人暮らしを検討される方は慎重に今後を検討できればと思います。

チルティ

実家暮らしでも一人暮らしでも、みんなが日々を快適に送れる環境作りができるよう願ってるよ!

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この記事を書いた人

物心ついてから環境の変化等に弱く、過緊張からくる胃腸の不調とは長い付き合い。気を張りやすく疲れやすいため、人とずっと一緒に居ることが苦手。大学時代はぼっちランチができる空き教室を渡り歩く日々。難航した就職活動の末、何とか入社するも、配属後の環境に馴染めず半年で抑うつ診断を受け休職からの退職。
現在は就労移行に通所しつつ、自分に合った生き方を模索中です。

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