友達付き合いが苦手で、なかなか友達ができない。一人も好きだけど、このままでいいのかな…?
あなたは今、こうした悩みを抱えていませんか?
私もかつて友達付き合いで悩み、不登校になった過去があります。
しかし、自分に合った「友達の定義」や「付き合い方」を決めてから、友達に関する悩みが減りました。
この記事を読めば、
- HSPさんが「友達がいない」と悩みやすい原因
- 友達が少ないメリット
- 「友達がいない」不安を解消する3つのステップ
- 友達への依存を防ぐ方法
がわかります。
体験談も合わせてご紹介していくので、ぜひ読んでみてくださいね!
HSPさんが「友達がいない」と悩みやすい理由
まず、HSPさんが友達がいない悩みを抱えやすい理由についてみていきましょう。
友達付き合いに疲れやすい
HSPさんは人の心の変化に敏感な性質から、友達に対しても気を遣い、自分の気持ちを押し込んでしまう傾向にあります。
たとえば
相手がいつもより元気がないと感じるとき
→「もっと楽しませないと」と気を張ってしまう
→「自分が何かしただろうか…」と不安になる
→相手の気持ちが気になるけれど、理由を聞くのはできなくてモヤモヤ
気が乗らない誘いがあったとき
→「気が乗らないなんて言えないし、嘘もつきたくない…」と長時間悩んでしまう
→「(複数人いる場合)自分だけ断ったら場をしらけさせてしまう…」と断れない
あとは「本当はそこまで興味のないものでも、相手に共感を求められると、テンションを合わせてしまう…」とかね。
無意識に「目の前の相手にとって気が合う存在」になろうとしてしまうんですよね。
こうしたストレスを抱えやすいHSPさんは、友達付き合いに疲れやすいでしょう。
本当の友達がいないと感じる
HSPさんの中には、身近に友達はいるけれど、ふとした時に「本当の友達はいないのでは」と感じる方もいるでしょう。
一般的に「友達」は、「弱いところも見せ合えて、なんでも話せる存在」のように定義される場面が多い印象です。
ドラマやアニメなどフィクションの世界でも、主人公が友達に泣いて悩みを打ち明けるシーンをよく見るなぁ。
こうなると「何でも相談できるのが友達だ」と考えやすくなるのは自然ですよね。
しかし、相手の反応を敏感に受けとりやすいHSPさんは、自分の本音を伝えたり、相談したりするのが苦手な傾向があります。
そのため、「自分にはなんでも話せる友達なんていない。本当の友達、いないかも…」とモヤモヤしてしまうのです。
たしかに、深い関係性を築ける人たちに劣等感を感じたりするよ…。
大丈夫!次の章でこのモヤモヤを解決する方法に触れるので、ぜひ読んでくださいね。
他の人の交友関係と比べてしまう
基本的には、1人でいるのが好きな傾向にあるHSPさん。
しかし、広い交友関係を築いている人をみると、つい比べて気にしてしまう瞬間もあるでしょう。
特にインスタグラムなどの投稿は、交友関係の様子が視覚的にわかってしまいます。
そのため「自分はそんなに友達いないな…」とネガティブな気持ちになりやすいと言えます。
自分から誘うのが苦手
HSPさんは、「自分から食事や遊びに誘うのは苦手」と感じる方が多い印象です。
相手の反応に敏感なあまり、あらゆる可能性を考えてしまい、誘う行為自体が億劫になりやすいのです。
僕も「このババロアのお店、〇〇と行ってみたい!」と思っても、瞬時に
- 〇〇はそこまで興味ないかも…
- 一緒に行って楽しめなかったら申し訳ないな…
- 予定もいきなりすぎるか…
とか考えちゃって、結果「一人で行こう」と思うんだよね。
「自分から誘う」=「自分から相手の時間をいただく!」と思って、責任を感じてしまうのも要因かもしれません。
同年代と合わないと感じる
HSPさんで「友達がいない」と悩みやすい理由の1つに、同年代の人と話が合わない傾向が考えられます。
私自身も、小中学生の頃から違和感を感じていました。
たとえば
- 冗談まじりの荒いことばが飛び交う会話
- メイク、ファッション、SNS
- 渋谷や原宿など若者が多く集まる街
周りの友達が自然に楽しんでいる物事が、どうも合わないなと感じていました。
若者のはずなのに、若者の集まる街が苦手っていう違和感があったな…
HSPさんは、感受性や洞察力が強い性質から、深く本質的な会話が好きだと感じる方も多いのではないでしょうか。
また、落ち着いた雰囲気の場所でのんびりとする方が疲れない、という方もいるのではないでしょうか。
こうした趣向は、同年代よりも年上世代との方が楽しみやすいでしょう。
大学時代は、社会人の方が多く集まるコミュニティに属してみたり、陶芸教室のお手伝いをしたりと、年上の方が多い環境に居心地の良さを感じていました。
そう思うと、小中学生の頃は、出会える年齢層の幅が狭いから孤独を感じやすかったんだね。
そのままでもいい!友達が少ないメリット3選
友達がいない…と悩んでいるとき、どうしても友達が少ないデメリットに思考が傾きがちです。
たしかに、友達が多いと「気軽に話を聞いてもらえる」「思い出を共有できる」「異なる価値観に触れられる」など良い点も多くあります。
しかし、友達が少ないからこそ、自分の心が守られる場面が多いのも事実です。
ここからは、代表的なメリットを3つご紹介するよ!
他人と比べず自分に集中できる
人のことをよく観察しているHSPさんは、無意識に自分と誰かを比べて落ち込みやすい傾向が考えられます。
隣の芝は青く見える…といわれるように、他人の持っているものは羨ましく感じるものです。
しかし、友達が少なければ、誰かに影響されることなく自分に集中しやすくなります。
影響を受ける対象が少なくなるので、おのずと「自分はダメだ」と比較して落ち込む機会は減るでしょう。
人目を気にせず、自分軸で考える癖もつきやすいね。
自分の時間を大切にできる
友達が少なければ、自分の時間を楽しむゆとりが生まれます。
多くの友達がいれば、ときとして「本当はそんなに行きたくない」「欲しくない」と感じる物事でも、相手に合わせなきゃ…と無理してしまう瞬間もあるでしょう。
しかし、時間やお金には限りがあるのが現実。
大切に使いたいですよね。
友達が少ないと、そのぶん約束や交際費が減り、自分のために使えるお金や時間が増えます。
自分の時間を確保しやすい点でも、HSPさんには狭く深くの友達付き合いがあっているんだね。
対人トラブルに巻き込まれにくい
友達が少ないと、対人トラブルに巻き込まれる可能性は、必然的に減ります。
人付き合いには、多かれ少なかれ揉め事や摩擦はつきものだからです。
- 知らないうちに、派閥みたいなのができてる…
- いつも自慢話をされて疲れる..
ケンカや仲間はずれ、マウントなどは、自分だけで解決しにくいため、時間もメンタルも消耗しやすいですよね。
筆者も過去に、仲の良かった友達同士で揉め事があり、「どっちの味方なの?」と板挟みになった経験があります。
その日は一晩中辛くて、不安から体調を崩し、次の日はお休みしてしまいました。
ですがその翌日、信じられないくらいケロッと元通りになっていて…
安心すると同時に「すごく振り回されたな…」と心がモヤモヤして、疲れました。
友達が少ないと、こうした間接的な対人トラブルに巻き込まれる可能性もぐんと下がるでしょう。
「友達がいない」不安を解消する3ステップ
友達は無理に作らなくてもいいってわかってはいるんだけど、それでも「このままでいいのかな」って不安になるな…。
メリットがわかっていても、不安を完全に無くすのは難しいですよね。
ですが、ここで「友達を作ろう!」と闇雲に動き出してしまうと、新しい友達をつくっても「友達がいないと感じる」悩みを繰り返してしまうかもしれません。
ここからは、同じ悩みを繰り返さないためにも実践したい、3つのステップをご紹介します。
- ステップ1:自分軸で「友達」を定義する
- ステップ2:友達付き合いの「マイルール」を決める
- ステップ3:自分に合った友達の作り方を試す
焦らず、ステップ1から順番にやってみよう!
【ステップ1】自分軸で「友達」を定義しよう
まず、自分にとっての「友達」は何かを定義してみましょう。
友達をつくるなら「世間的に『良い』とされる関係性でなければいけない」と感じていませんか。
私自身も、完璧主義になりやすく「友達とはこうあるべき」といった固定観念に縛られていました。
以下の3つのポイントを確認しながら、自分軸で友達を定義してみましょう。
「友達が欲しい」ではなく「〇〇できる存在が欲しい」と考えてみる
まずは「友達が欲しい」気持ちの内側に「どんな欲求が隠れているのか」を考えてみましょう。
そのためには「友達」とまとめず、「〇〇できる存在が欲しい」と置き換えてみるのがオススメです。
「求める存在」の例
- 「共通の趣味を楽しめる」存在がほしい
- 「会うと元気になれる」存在がほしい
- 「弱音を吐き出せる」存在がほしい
こうして書き出してみると、「友達」と一言でいっても、「色々な存在」があると気づくはずです。
辛いときにいつでも駆けつける、なんでも相談できるような存在だけが「本当の友達」と考えなくてもいいのです。
たしかに、親友レベルの関係性を作らなきゃと感じていたかも…。
「友達」の関係性で苦手と感じることを書き出してみる
自分が「どんな存在を求めているのか」を考えた後は、あなた自身が友達関係で苦手な場面を書き出しましょう。
私の場合はこんな感じです…。
「苦手」の例
- 「思ったことをなんでも言い合う」のが苦手
→嫌われないか、喧嘩にならないか不安になるから - 「どんな悩みでも相談する」のが苦手
→相手の反応が気になるし、暗い気持ちにさせるのは良くないと感じるから - 「お互いをからかいあうノリ」が苦手
→些細な言葉でも冗談と受け止めきれないときがあるから
これって、多くの人が「友達とのコミュニケーション」として自然にやっていると感じるね。
そこに気づくと、HSPの自分は一般的な「友達の関係性」自体が苦手。
だからこそ「自分にとって心地よい関係性」を「友達」と捉え直していいんだ!と思いました。
「求める存在」と「苦手」をかけ合わせる
ここまでの「どんな存在がほしい」「何が苦手」をかけ合わせて、自分軸の「友達」を定義しましょう。
意識したいのは、定義に「苦手を含めない」です。
先ほどの例をもとにすると、
- 「同じ趣味を楽しめる」のが友達
- 「会うと元気になれる」のが友達
- 「思ったことをなんでも言い合えなくても」友達
- 「どんな悩みでも相談できなくても」友達
- 「お互いをからかうノリができなくても」友達
あれ?「弱音を吐き出せる存在」は?
「苦手」に「どんな悩みでも相談する」が含まれるため、「弱音を吐き出せる存在」は他の人間関係から求めるのをオススメします!
そっか、もし含めてしまうと「なんでも相談できない」と感じるたびに、「自分には本当の友達がいない…」って不安になってしまうからだね。
実際に私も、
・趣味や楽しい時間を共有するのは、友達
・弱音を吐いたりするのは、家族やカウンセラーの方
と切り分けて考えるようにしたら、とても楽になりました。
【ステップ2】友達付き合いで疲れないための「マイルール」を決めておこう
自分軸で「友達」を定義したら、友達付き合いで疲れないための「マイルール」を決めてみましょう。
ストレスが重なると、「誰とも関わりたくない」と感じたり、衝動的に関係をリセットしたくなる可能性があります。
ずっと同じ人と仲良くしなくてもいいけれど、いつも関係が長続きしないと、孤独を感じやすくなるかも。
筆者自身のマイルールを共有していくので、ぜひ一緒に考えてみましょう!
HSPさんが友達に疲れないためのポイント
まず、マイルールを決める際に参考にしてほしい、HSPさんが友達に疲れないためのポイントを3つご紹介します。
自分を第一に考えてみる
HSPさんは、言動一つひとつを「相手がどう感じるのか」気にしながら選ぶ方が多いと思います。
こうした判断基準を、意識的に「自分はどうしたいのか」「自分はどう思うのか」に置くようにしましょう。
なかなかすぐには難しいかもしれませんが、意識して練習したら、きっと習慣にできます。
私も昔は「行きたくないな」と思っても、断るのが申し訳なくて平気なふりをしていました…。
しかし今は、「人混みが苦手」と伝えたり、体調を優先したりして、「自分が本当に行きたいと感じるか」を基準に考えられるようになりました。
距離感を意識する
「自分が好む距離感」と「相手の好む距離感」が合っているか、慎重に捉えるのも大切です。
距離感は、「会う頻度」「連絡頻度」「物理的な距離感」などです。
自分は近すぎない距離感を好むのに、相手が「週に3回は遊びたい」「連絡は毎日したい」「スキンシップが好き」など、距離感が近いタイプだと疲れてしまいます。
自分の心地よい距離感を伝えてみるか、無理に合わせずに距離を置いてみるのが互いにとって良いと思います。
どちらが良い悪いではなく、
合う合わないの問題だからね !
相手に期待しすぎない
相手の気持ちを配慮するのが当たり前になりやすいHSPさん。
相手を想ってたくさん考えたり準備したりしている時ほど、無意識に「相手も同じように、自分の気持ちを考えてくれるはずだ」と期待してしまう場合があります。
ですが、人それぞれ考え方が違うので、自分の期待どおりの言動を相手がする事は少ないでしょう。
相手に期待しすぎてしまうと、期待が外れた時に必要以上にがっかりしたり、ストレスを感じてしまいやすいので、注意が必要です。
「見返りを求めない」とも言い換えられるね。気をつけよう…!
良い友達関係の築き方についてもっと知りたい方は、こちらの記事もオススメです!
【参考】筆者が友達付き合いで決めていること
ここからは、筆者自身が決めている友達付き合いのマイルールをご紹介します。
私は中学生の頃、人間関係に疲れて不登校になったのをきっかけに、「自分に合った友達との関わり方」を見つけられました。
決まりを作ってから、友達付き合いで圧倒的にストレスを感じにくくなったため、参考になれば嬉しいです!
【予定】気が乗らない誘いには乗らない
誘いに対して迷いを感じるときは、断るようにしています。
たとえば、「空いているけれど、前後に予定が詰まっていたり、疲れが溜まりやすいタイミング」であれば、無理をしないようにしています。
一度誘いを受けてから、直前で体調が優れずにドタキャン…が相手に1番よくないと考え、申し訳なくても勇気を持って断ります。
【予定】自分が行きたい、やりたいと感じることを大切にする
相手に合わせすぎず、自分の希望も積極的に伝えるように意識しています。
今まで相手に合わせていた分、はじめは「ちょっと自己中かな…」と思ってしまいましたが、実際は全然問題ないものでした。
もちろん、自分だけでつくる時間ではないため、自分にも寄りすぎず、できる限り相手と自分の真ん中を探していくイメージです。
ただ、本当に心置きなく楽しみたいときは、1人で予定組んで行く場合が多いです!
基本的にはまず自分がやりたいこと中心で予定を組み、余白があれば、友達と共有する時間をつくる感覚で過ごしています。
【会話】無理に相手の趣味に合わせようとしない
相手の趣味を否定せずに受け止めるのは、大切なコミュニケーションだと思います。
しかし、無理に興味があるふりをしたり、好きになろうと努力するのは、私はやめた方がいいと思っています。
実際に、私は無理して「友達が好きなアイドルに興味があるフリ」をしていました。
番組をみたり、曲を覚えたり…。
今となれば、自分に合わせて「好き」と言っていたり、知らないのに知っているフリをしてたら、好感よりも少し不快に感じるよな…と思うのです。
あのころは、新学期で「早く仲良くならなきゃ」って必死だったからね…。
友達は友達、自分は自分として、本当に好きなものに没頭していた方が楽しいし、案外その方が会話も広がるんですよね…!
【会話】LINEは必要最低限にする
以前は、「LINEの返信はすぐに返さないといけない」と思っていましたが、一つ一つの返信に時間がかかりやすいため「このペースだと家でも心が休まらない…」と気づき、やめました。
今では相手に「LINEの返信はすぐにはできない」と伝えたり、急用以外は頻繁にやりとりをしないようにしています。
ただ、返信が遅くなりすぎてしまう時も多くて、そこは気をつけたいなと思います…。
【相性】一緒にいてモヤモヤする友達とは距離を置く
どれだけ今まで仲良くしていても、モヤモヤする瞬間が増えてきたら、少しずつ距離を置いています。
環境が変化したり、互いのペースで成長していたら、どこかで相手に「あれ?」と違和感を感じやすくなるのは自然なのです。
寂しくもありますが、「変化できている良い証拠だ!」とポジティブに捉えるようにしています。
ただ、学生の場合、毎日顔を合わせるから、なかなか距離を置きにくいよね…。
たしかに難しいと思います…。
私も不登校になるまでは、「合わないな…」と感じながらも、「どうしたらうまく付き合えるのか」考え続けていました。
今すぐに距離を置くのが難しい場合は、
- 「放課後に予定を入れる」
- 「他の友達と交流して分散する」
など少しずつ心理的な距離をとるのはどうでしょうか。
「どんなところにモヤモヤするのか」を書き出しておくのもオススメです。
今のうちから把握しておくと、今後もっと自由に友達を選べるようになる時に、きっと役に立つよ!
【相性】「一緒にいて頭痛が起きないか」は、心地よく過ごせているかの判断基準になる
私は、相手とリラックスして過ごせているのかを判断する際に「帰りに頭痛がするか」を基準にしています。
遊んでいるときはいい雰囲気で過ごせていたとしても、無意識に緊張していたり、気を張って盛り上げていたりすると、必ずといっていいほど頭痛が起きます…。
反対に、盛り上がりは普通でも、帰るときに頭痛が起きないのであれば、一緒にいて気を張りすぎずに楽しめる相手だと感じられるのです。
もちろん、初対面だったり苦手な環境下の場合もあるため、頭痛だけで判断できないところもありますが…
無理なく過ごせる相手とは、人混みにいても頭痛が起きにくいなと感じます!
【ステップ3】自分に合った友達のつくり方を試してみよう
自分にとって心地よい友達付き合いのルールを考えられたら、いよいよ「自分に合った友達のつくり方」を試すときです。
どの方法も「友達を作ろう!」と気負って行動するのではなく、「この人たちと一緒に頑張ろう。楽しもう」といった心構えで行動してみるのがオススメです。
ワクワクするものを取り入れてみよう!
趣味・習い事を増やす
自分に合う友達に出会いたいときは、新しい趣味や習い事を始めてみるのがオススメです。
興味のあるものが同じだと、似た価値観や感性を持っている方と出会える可能性が高く、HSPさんに合う本質的で深い会話もしやすいでしょう。
また、共通の話題ができるため、会話が苦手な場合でも話が弾みやすいです。
習い事などでどこかに所属すると「同じ教室に所属している」事実ができるため、自然と仲間意識が芽生えやすい状態ができます。
必ず決まったタイミングで会う機会が生まれるから、自分から誘うのが苦手な人でも無理せず交流できるね!
まずは自分が興味のあるものに「所属してみる」ところから始めてみましょう!
オンラインでHSPの仲間を見つけてみる
同じHSPの性質をもつ人とオンラインで繋がりを持つのもいいでしょう。
身近な場所だと、どうしても知り合える範囲が限定的ですが、オンラインでなら、全国から気の合う人と知り合えます。
HSPの性質でわかりあえる部分も多く、距離を保ったコミュニケーションができるため、身近な人には話しにくい悩みや弱音も共有しやすいでしょう。
私は、HSPさんと繋がるコミュニティの中でも「Tealsホーム」に参加しています!
同じHSPの仲間と「日常で感じたこと」や「趣味」を共有したり、穏やかなコミュニケーションが生まれる場所だから、心地良く参加できるよ。
気になった方はぜひ、一度参加してみてくださいね。
いつもは参加しない集まりに行ってみる
自分が足を踏み入れたことのない集まりに顔を出してみるのもよいでしょう。
刺激の多い環境が苦手なHSPさんは、大勢の人が集まる場に行くのは勇気がいるかもしれません。
しかし、少しフットワークを軽くして「えいやっ」と参加してみると、まだ出会ったことのないような自分と気が合う人たちと知り合えるかもしれません。
私も今度、愛用している手帳のユーザー交流会があるので、勇気を出して参加してみようと思っています…!
もちろん無理はよくないから、自分自身の心と身体を第一に、検討してみてね。
【依存しないために】オススメしたい4つのこと
最後に、友達付き合いで気をつけたいポイントとして挙げられる「依存」について取り上げます。
「友達は少なくてもいい」のですが、少ない分、友達1人に対して依存的になりやすいリスクも考えられます。
たしかに、相手が離れていかないか不安になったり、
相談事の頻度が増えていくと友達の負担が大きいかも…。
依存を防ぐためには、「自分だけで夢中になれる時間」を増やす意識が大切です。
オススメの行動を4つご紹介します!
読書
友達に依存せず、自分の時間を充実させるには、いろいろな本を読んで過ごすのも良いでしょう。
友達が多いメリットの一つとして、「多様な価値観に触れられること」が挙げられます。
そうなると「友達が少ないままだと考えが狭くなるのでは…」など不安になる方もいるでしょう。
しかし、読書をする習慣をつければ、友達がいなくても、自分以外の新しい考え方や知識が得られます。
できるだけ偏らず、異なるジャンルの本を横断して読んでみると、より自分の知識が広がっていくのを感じられるよ。
私もよく「入場料を払えば好きなだけ本を読んでいいブックカフェ」や「近所の図書館」に1日こもって、とことん読書する日をつくっています。
本と友達になる感覚で、気になる1冊を探してみましょう。
好きな芸能人やキャラクターなどを見つける
友達に依存しないためには、好きな芸能人やキャラクターなどを見つけるのもオススメです。
自分にとって、「励みになったり楽しい時間を過ごせる相手は友達だけ」となると、気分転換のタイミングが友達の都合に左右されてしまいます。
対して、芸能人やキャラクターなどは、自分の好きなときに楽しめます。
実際の人間関係と違い、関係を維持するために気を遣う必要もありません。
また、テレビ番組やアニメ、コンサートなど、定期的に楽しみな予定ができやすく、心にゆとりも生まれるでしょう。
私も10年以上、好きなアイドルグループの推し活をしていますが、何気ない日常の中に、手放しで楽める時間をくれる存在だなと感じています。
動物・植物とふれあう
動物や植物とふれあう時間をつくるのもオススメです。
とくに、ペットを飼える環境である場合は、一緒に過ごす時間がかけがえのないものになっていきます。
私はインコと一緒に暮らしていますが、本当に毎日癒されて、元気をもらっています。
自分を無条件で好きでいてくれる存在がいると嬉しくなりますし、何より、自分らしくいられるなと感じます。
人間関係では疲れてしまいやすいHSPさんも、動植物となら、些細な変化に気づく力や思いやりを存分に発揮し、深く通じ合えるでしょう。
とはいえ、命を育てることには強い責任と覚悟が必要。
どんな人に対しても、同じようにおすすめすることはできません。
もしも飼ったり育てたりするのが難しい場合は、動物園や植物園、小動物カフェなどで「好きだな」と感じる推しを探してみるのもいいでしょう。
今週末は、〇〇水族館にいるペンギンのぺんちゃんに会いに行こう!など、予定を入れられるのも楽しいよ。
目標を見つけ、集中する
自分だけの目標を見つけて、友達から離れて集中する期間をつくってみるのもオススメです。
たとえば
- 資格取得に向けて勉強する
- 身体を引き締めるために運動の習慣をつける
- 働き方を変えるためにスキルを身につける
私も今は「ライティング」と「デザイン」の勉強に集中していて、友達と会う頻度は少ないのですが、充実感があり、程良い距離感を保てていると感じます!
Tealsのスキルコーチングでは、「ライター」「SNS運用」「プログラミング」これらの職種で必要なスキルを習得できる環境があります。
実際に手を動かして実践できるから、成長を感じる瞬間がたくさんあるよ!
どれも在宅勤務を叶えやすい職種なので、「自分に合った働き方を目指したい」「スキル習得に専念してみたい」HSPさんは、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、友達付き合いに悩むHSPさんに向けて、
- HSPさんが「友達がいない」と悩みやすい原因
- 友達が少ないメリット
- 「友達がいない」不安を解消する3ステップ
- 友達に依存しないためにオススメしたいこと
についてまとめました。
「もっと友達がいた方がいいのかな…」と不安になる瞬間もあると思いますが、無理に増やす必要はありません。
人間関係は友達だけでなく、家族や恋人、先輩や後輩、先生など、多様に広がっているものです。
「友達」の定義は自分で決めていいし、自分にとって必要な存在を、自分に合った関係性の中から見つけていけば大丈夫だと私は思います。
筆者自身の経験や考え方も多く挙げさせていただきましたが、この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです…!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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