こんな悩みはありませんか?
- 帰宅後、すぐに寝落ちしてしまう…
- なんでこんなに疲れるんだろう?
- 疲れが取れなくて、
休日は昼まで寝てしまっている - 日常生活を送っているだけなのに、
毎日クタクタ……

筆者も毎日の疲れがなかなか取れなくて、悩んでいた時期があります……。
日々の通勤、人間関係、仕事……小さな積み重ねで疲れてしまいますよね。
この記事では、疲れやすくて悩んでいたり、疲れの原因の分からなくて困っていたりするHSPさんに向けて、
- HSPが抱える「見えない疲労」4タイプ
- 【タイプ別】おすすめの疲れの取り方20選
- 「休んでも疲れが取れない」ときにやるべき3つのこと
などについて詳しくご紹介します!



本記事では、HSPさんの疲労の原因・疲労タイプごとのおすすめの回復方法をじっくり解説するよ



筆者が実際に試して、疲労回復に効果的だった方法を体験談を交えてご紹介します。
あなたの疲れはどこから来てる? HSPが抱える4つの「見えない疲労」
テンプレ-11-1024x341.jpg)
テンプレ-11-1024x341.jpg)



なんでこんなに疲れてるんだろう……。



休んだはずなのに疲れが取れない、ドッと疲れて動けなくなる。
そんな経験はありませんか?
HSPさんは日々さまざまな刺激を受け、知らないうちにエネルギーを消耗してしまいやすいです。
「自分の疲れ方のクセ」に気づくのが、セルフケアにつながります。
(感覚疲労)音、光、匂いなど五感による刺激
HSPさんは視覚や聴覚、嗅覚などの五感が敏感な傾向があります。
- 強い香り
- エアコンの風
- 照明のまぶしさ
- 人混みのざわつき
そんな日常的な刺激でも無意識に緊張したり、不快感を抱いてしまったりします。



外出先から帰ってきた瞬間、疲れて動けなくなる……そんな日もありますよね。
(情報疲労)多すぎる情報、考えすぎる思考回路
HSPさんは周囲の情報をキャッチしやすく、そのひとつひとつを深く考えてしまいがち。
- 人の言動、表情、ふるまい
- 場の空気感
- 出来事の裏側
あらゆる情報を無意識に収集して、つい深読みしてしまって、ずっと考え続けてしまいませんか?



考えても仕方ないのに、ずっと頭の中でぐるぐるしてるよ……。
(感情疲労)共感しすぎて自分まで消耗
HSPさんは感受性の高い人が多く、周りの人の感情に敏感になりやすいです。
- 誰かが怒っていると不安になる
- 悲しそうだと自分も落ち込む
そんなふうに「他人の気持ち」に影響を受けやすい人も多い印象です。
相手に寄り添う優しい人が多いので、自分の気持ちを後回しにしてしまう傾向もあります。
そして、自分の感情をうまく処理しきれず、飲み込んだまま内側にためてしまう人も。



普通に過ごしているだけで人の感情を拾ってしまって、
色々考えてしまうので、疲れやすいんですよね……。



一緒にいてしんどくない友人関係を大切にしてね。
(社会的疲労)会社や学校での気遣いや察知
HSPさんは周囲の雰囲気を読む力や気配りの感度が高く、職場や学校で気を遣いすぎてしまう人が多いです。
- 無理に明るくふるまってしまう
- 自分の振る舞いを内省してしまう
- 誰かの言動に過敏に反応してしまう
- 周囲に気を遣って自分を抑えてしまう
そのような傾向から、職場や学校でエネルギーを使い切ってしまって、疲れやすいです。



職場や学校の雰囲気に合わせすぎてしまうんですよね。
【タイプ別】おすすめの疲れの取り方20選


前章でご紹介したとおり、
HSPさんとひとことで言っても、
- (感覚疲労)
音や光など感覚的な刺激に敏感な人 - (情報疲労)
頭の中が常に情報でいっぱいな人 - (感情疲労)
人の感情に影響されやすい共感型の人 - (社会的疲労)
人間関係で消耗しがちな社会的ストレスを抱えがちな人
など、疲れ方にも個性があります。



「自分がどのタイプの疲労を感じやすいか」を知れば、
自分に合った回復法を探しやすくなります。



この章では、疲れ方別のおすすめの具体的な回復法を紹介していくよ
気になるところ、心に引っかかったところから読んでOK。
「これなら試せそう」と思えるケア方法を、ひとつでも日常に取り入れてみてください。
小さな選択が、明日の疲れを軽減してくれるはずです。
感覚疲労におすすめの回復法



音や光など感覚的な刺激で疲れやすい方向けの回復方法5選を紹介します。



ぜひ試してみてね
自然の中を歩く(森、河川敷、公園)
人の気配、まぶしい照明、人工的な匂いーーそんな刺激から離れて、リセットするためには、
自然の中を散歩するのがおすすめ。
- 森を歩く
街中とは違うひんやりした空気、ゆっくりと流れる時間、野鳥や虫の鳴き声。
人工的ではない穏やかな刺激に、癒されます。
- 河川敷を歩く
川のせせらぎの音、冷たい空気、木陰。
穏やかな空気の中、上流に向かって歩くのも、下流に向かって歩くのも、どちらも気持ちいいです。
- 公園を歩く
綺麗に設計されて整備された大きめの公園。
整えられた樹木に、お花に、ベンチ。
近年では大人向けに運動用の健康器具が置かれている公園も多いです。
ゆっくり座って過ごすのも、少し運動してみるのも、どちらも気分転換にちょうどいいです。



葉っぱや野鳥などの生き物を観察するのも面白いよ!
SNSや音楽は手放して、自然の中で「今ここにいる」感覚を大切にしてください。



スマホのカメラで写真を撮るのも楽しくておすすめです。



熱中症には気をつけて、水分をしっかりとってね。
耳栓、サングラス、アイマスクなど刺激カットアイテムの活用
五感に入ってくる刺激で疲れてしまうのなら、「刺激カットアイテム」を上手に活用するのがおすすめ。
- 耳栓(ノイズキャンセリング)
通勤電車やオフィスなどでの雑音をやわらげる。
- サングラス、ブルーライトカット眼鏡
強すぎる光を遮り、目の疲れや緊張を軽減する。
- アイマスク
目の疲労回復に。



私は、目が疲れたときはホットアイマスクで目を温めてスッキリしています。



自分の身体に合った疲労回復方法を見つけてね。
部屋の照明(明るさ調節、間接照明)
HSPさんにとって、光の刺激は意外と見過ごされがちな疲労要因の一つです。
そのため、家では落ち着けるような照明環境を整えるのがおすすめ。
- 細かく明るさ調節のできる照明を設置する
- 疲れたときは間接照明を活用して、リラックスできる空間に



私は、自室に明るさを4段階に変えられる照明を設置しています。
疲れたら照明を消して、間接照明でゆっくりしています。



間接照明、落ち着くなぁ。
暖色系の優しい色っていいよね。
好きな香り、肌触りなど五感を心地よくする工夫
HSPさんは刺激に敏感な傾向があるので、心地よい刺激にも深く反応できます。
苦手な刺激を軽減するだけではなく、心地よい刺激を取り入れてみてください。
- 香り:アロマ、ルームスプレー、柔軟剤、入浴剤
- 肌触り:タオル、ブランケット、毛布



私はホワイトムスクのルームフレグランスがお気に入りです。



ふわふわのタオル最高ー!
リラックスするための好きな曲リストを作る
HSPさんは、音楽に深く共感できる人が多いです。
感覚が敏感な方は特に、音楽を聴くことで癒されやすいです。
- 曲調に感情を重ねる。
嬉しい、悲しい、寂しいーー内側にためこんだ感情を安全に感じて、発散させられます。
音楽を聴きながら泣くのも、ストレス発散になります。
- 歌詞に自分の気持ちを重ねる。
ふと耳にした歌詞に自分の気持ちを代弁されてスッキリした経験はありませんか?
- 疲れているときに、穏やかな曲で癒される。
穏やかな曲を聞けば、気分を安定させられます。



自分の気分に合わせた好きな曲リストを複数作るのがおすすめ!



私は「MIMI」や「ヨルシカ」の曲が好きです。
優しい曲が多いので、HSPさんにおすすめ。
情報疲労におすすめの回復法



情報に敏感で考え込んでしまって疲れやすい方向けの回復方法5選を紹介します。



ぜひ試してみてね
SNSやスマホをオフにして情報から距離をとる
HSPさんは外から入ってくる情報を細かく深く処理してしまう傾向があり、
SNS、ニュース、メールなど、他の人なら気にせず流せるような内容にも反応して、
脳内で何度もリプレイ・分析してしまいやすいです。
- 人のやりとりの「背景」を深く考えてしまう
- SNSで目にした情報に感情を揺さぶられる
- ささいな言葉が頭から離れない



そんな状況を避けるため、情報から距離をとる習慣を身につけてください。



夜の22時以降はスマホをオフにする……そんなマイルールを作るのがおすすめ!
マインドフルネス瞑想で「今ここ」に集中する
HSPさんは、未来への不安や過去の後悔を繰り返し考え続けてしまう傾向があります。
その結果、頭が休まらず、気づかぬうちに「情報疲労」に陥ってしまいやすいです。
そんなときに有効なのが、マインドフルネス瞑想です。
「過去」でも「未来」でもなく、“今この瞬間”の感覚に意識を向けて集中して、ぐるぐる思考を静める方法です。
やり方はとてもシンプル
- 椅子や床に座り、軽く目を閉じる
- 呼吸に意識を向ける(吸う・吐くの感覚を観察)
- 雑念が浮かんだら、否定せず「今、気が散ったな」と認識して、また呼吸へ戻す
- ①~③を繰り返す。1日5分でもOK!
継続すればするほど、思考に飲まれにくくなり、気持ちが落ち着く土台が整っていきます。
「思考がうるさい」と感じるときほど、
静かに“いまここ”に立ち返る時間をじっくり噛みしめてみてください。
ジャーナリングで思考を吐き出す


HSPさんは、日々たくさんの物事を深く考え、深く感じながら過ごしている人が多いです。
その分、たくさんの情報が頭の中をぐるぐるしてしまって、疲れてしまいやすいです。



そんなときにおすすめなのが、「思っていること・感じていること」をそのまま書き出す“ジャーナリング”です。
やり方は自由です。
- ノートで手書き/スマホで入力、どちらでもOK
- 「今の気持ち」や「今日心が動いたできごと」をそのまま書き出す。
- 単語を並べるだけでもOK(疲れた、眠い、嬉しい)
- 気持ちのままに、書き殴ってください。
なぜジャーナリングが効果的なのか?
- 頭の中のこんがらがった思考を紙に書き出すことで整理できる。
- 曖昧だった感情を言語化すれば、自分の気持ちや思考を落ち着いて理解できる。
- 書き出すことで、「もう抱えなくていい」と脳が判断して、不要な情報を抱えずに済む。
- 自分の気持ちを否定せずにそのまま受け止める感覚が育つ。
- (余裕があれば)後から見返して、自分の思考のクセに気付ける。
正解も不正解もありません。
ただただ吐き出してください。



私は思いついた言葉や文章を片っ端からメモ帳アプリに書き出しています。
気分次第でその内容を整えてSNSに上げることもあります。



基本的には、人に見せない前提で書き出していくのがおすすめだけど、気が向いたら、匿名SNSで呟くのもいいかも!
単純作業に没頭する(ぬり絵、パズル、家事など)
単純作業に没頭すれば、ぐるぐる思考から離れられて、頭がスッキリします。
おすすめの単純作業例
・(趣味)ぬり絵、パズル、編み物、刺繍、ハンドメイドアクセサリー
・(家事)食器洗い、洗濯物たたみ
⇒ 手や身体を使うことで、ぐるぐる思考から離れて、“今ここ”に意識が戻る
⇒ 結果がすぐに見える作業で、小さな達成感や安心感を得られる
ぜひそんな趣味を見つけてください。



ぼんやりしながら、ハンドメイドアクセサリーを作るのが好きです。
単純作業の繰り返しで、完成すると達成感を得られます。
他にも、リングフィットネスアドベンチャーでひたすら走り続けるのも好きです。



自分が好きになれる単純作業を探してね!
部屋を片付ける
部屋がごちゃごちゃしていると、たくさんの情報が入ってきて、思考にも影響してしまいます。
視界に入るものが少ない部屋の方が、疲れにくいです。
HSPさんは視覚的な刺激にも敏感な傾向があるため、
- ものが出しっぱなし
- 机の上にメモや本が積まれている
- 服やカバンが床に置いてある
そんなふうに空間に情報が多いと、思考に影響してしまいやすいです。
- まずは見える範囲だけ、整える
- 10分だけ/1カ所だけ、片付ける
部屋を片付ける作業そのものも、ぐるぐる思考を止めてくれます。
「義務」ではなく、無理のない範囲でやってみてくださいね。



最近、物を減らすのも大事だなと思い始めました。



HSPさんには、持ち物が多すぎない方が安心しやすい人もいるんじゃないかなぁ。
感情疲労におすすめの回復法



人の感情に敏感で、共感疲れしてしまいやすい方向けの回復方法5選を紹介します。



ぜひ試してみてね。
一人になれる時間と空間を意識的に確保する
人の感情に敏感なHSPさんには、誰かがいる空間では完全には心を休められない方も多いです。
そのため、一人になれる時間と空間の確保がとても大切です。
例えば……
- 仕事中
・昼休みはできるだけ一人で過ごす。
・イヤホンで音楽を聞いて、一人の空間を作り出す。
・散歩に出て、リフレッシュする。
- 自宅
・自室など、一人になれるスペースを確保する。
・平日夜の1時間は一人で過ごす。
- 休日
・週1日は誰とも会わない。
・自室で読書/一人で出かける。



自分が楽に過ごせるような、誰かと過ごす時間と一人の時間のバランスを探してみてね。
疲れる人間関係からは距離を置く
HSPさんは相手の話を丁寧に聞くのが得意な人が多いです。
でもそのせいで、愚痴を言ってもいいと思われやすくて、疲れてしまう場合もあるのではないでしょうか。



一緒にいると疲れてしまう相手とは、距離を置くようにしています。



逆に、一緒にいても疲れない人もいるよね?
自分の感情やできたことリストをノートやスマホに書き出す
人の感情に敏感なHSPさんは、自分の感情をつい後回しにしてしまいやすいです。
自分の感情を認識するのが苦手な人も多いので、もやもやを書き出して、
自分の気持ちと向き合えれば、楽になる場合があります。
- 今日のできごと→自分の気持ち
・仕事がはかどった
→ 嬉しい
・友達の愚痴を聞いた
→ 信頼されるのは嬉しいけど、しんどい
・難しい仕事を任された
→ 不安



書いているうちに、自分がどういうときにどんな気持ちになるのか見えてきます。



前もって苦手な状況を回避したり、客観的に自分の気持ちを扱ったり、対策を取りやすくなるよ。
また、HSPさんは完璧主義になってしまう傾向もあるので、「今日できたことリスト」も効果的です。
自分のできたことを並べて、後から見直すと「思ってたより頑張ってるのでは?」と少し客観的に自分を認められます。



SNSで「今日できたこと」を日記みたいに書いてる人もいますよね。



公開する必要はないけど、自分が続けやすい方法を考えてみてね。
「よく頑張ってるね」と自分に声をかける習慣
前述の「今日できたことリスト」も効果的な一方で、
何かをしたその瞬間に「自分、頑張っているなあ」と自分を褒める習慣も大切です。
- 早起きしてえらい
- 一日仕事してえらい
- 夕飯作ってえらい
世の中、当たり前なことなんてありません。
簡単な内容でいいので、少しずつ自分を褒めてみてください。



私は「このくらい誰にでもできる」と思ってしまいやすいので、
そんなときは「こんなに上手にできた! すごい!」
と思うように心がけています。



誰かに認められるより、自分で自分を認められる方が大切なんだよ。
一人カラオケで感情を発散
HSPさんは感情を抱え込んでしまいやすいです。
悲しみ・寂しさ・不安・怒りを表現できずに、溜め込んでしまう場合があります。



そんなときに一人カラオケがおすすめです。
ストレスを感じたら行くようにしています。



一人カラオケに行くときは、治安の悪くない地域の店舗を選んでね。
普段大声を出さない人は、声を出すだけでもストレス解消になります。
- 悲しくて仕方ないときは、泣ける曲
- 行き場のない感情があふれそうなときは、叫ぶ曲
- スッキリした後に落ち着きたいときは、優しい曲
そのときの自分の気持ちに合う歌詞や曲調の歌を選んでください。



私の場合、
泣きたいときは、
贖罪(傘村トータ)、ごめんね。(KOKIA)
叫びたいときは、
シャルル(須田景凪)、命に嫌われている(カンザキイオリ)
落ち着きたいときは、
灰色に青(米津玄師)、ただ声一つ(ロクデナシ)
などを歌っています。



好きな曲を探してみてね。
社会的疲労におすすめ



会社や学校で気を遣いがちで疲れてしまいやすい方向けの回復方法5選を紹介します。



ぜひ試してみてね
「ノー」と言う練習
HSPさんは、社会的な関係の中で、頼まれごとを断れずに引き受けてしまう場合が多いです。
組織への気遣いや相手への優しさも大事だけど、本当は自分の気持ちを大切にするのも、同じくらい大事です。
- 「今はちょっと余裕がなくて…」
- 「今回は遠慮させてもらいます」
- 「少し考えさせてください」
こんなふうに、やわらかい言い方で大丈夫。



「断っても相手はあっさり引いてくれるし、自分の心の健康は守られる」というのを、少しずつ体験していってくださいね。
最初は勇気がいるけれど、慣れてくると気持ちが軽くなる感覚を味わえるようになります。
自分を守るためのNO、ぜひ練習してみてください。
予定に余白を作る
HSPさんは、会社や学校の人間関係をこなしているうちに、気付いたら疲労がたまってしまいがちです。
疲れていても、無理して目の前の仕事や予定をこなし続けて、体調不良でダウン……そんな経験はありませんか?
疲れをためすぎないように、意識してスケジュールに余白を入れてください。
休息時間・休息日も立派な予定です。



休息日は週に1回でも二週間に1回でも月に1回でもOK!
自分に合ったペースを探してね!
信頼できる人との雑談
会社や学校では、「ちゃんと場の空気を読まなきゃ」と疲れてしまいやすくても、
なぜか一緒にいて疲れない人はいませんか?
特別何かを話すわけじゃないけど、ただ隣にいてくれて安心できる。
もしそんな人がいるなら、その人との時間を大切にしてください。
信頼できる人と話すメリット
- 隣にいるだけで安心できて、緊張がゆるむ
- 自分の話を否定されずに受け止めてもらえると、気分が楽になる
- 会話の中で「思ってたより元気だった」と自分の状態に気づける
趣味のサークルなどをのぞいてみて、合えば続けて、合わなければフェードアウトしても大丈夫。



「安心できる場所をひとつ増やす」くらいの気持ちで十分です。



信頼できる人が一人いるだけでも心強いけど、複数人いるとさらに安心できるよ。



気の合う人やコミュニティを探してみてくださいね
カウンセリングを受けてみる
HSPさんは、人に気を遣いすぎて、感情をひとりで抱え込みがちです。
「誰にも話せないまま、疲れが限界に……」という状況も、決して珍しくありません。
そんなときは、専門のカウンセラーに話を聞いてもらうのも選択肢のひとつです。
問題が深刻でなくても、「ちょっとしんどい」「理由はわからないけど泣きたくなる」など、漠然とした気持ちでもOKです。
- 学生の方は、まず学校にカウンセリングルームがないか確認してみてください。
- 社会人の方は、職場のカウンセリングルームを利用するか、
それが難しければ、まずは評判のいいメンタルクリニックを探してみるのがおすすめです。



利用料金が心配なときは、都道府県や市区町村に各種相談窓口が設置されている場合もあるので、自治体のホームページを調べてみてね。



私は、カウンセリングを受ける際は公認心理士や臨床心理士の資格を持っているカウンセラーさんを選んでいます。
Tealsコミュニティ参加
職場や学校で疲れてしまっても、他に相談できるコミュニティがあれば安心です。
このブログを運営しているTealsには、HSPや内向型の方向けのコミュニティ『Tealsホーム』があります。
人間関係やキャリアで悩んでいる方のために、気軽に相談できる場所となっています。



みんな穏やかで優しい雰囲気だから、悩みごとがあれば気軽に安心して相談してみてね!
「休んでも疲れが取れない」ときにやるべき3つのこと
テンプレ-656c3b7d76d5f-1024x341.jpg)
テンプレ-656c3b7d76d5f-1024x341.jpg)
- しっかり寝たはずなのに、まだしんどい。
- ゆっくり休んでも、なぜか気力が戻ってこない。
それは、今までの小さな疲労の積み重ねかもしれません。
ただ横になるだけでは癒せない「日常のズレ」に気づくのが、回復の鍵になります。



ここでは、「休んでも回復しない」ときに見直してほしい3つの要素をご紹介します。



試してみてね!
朝の過ごし方で1日が少し楽になる(スマホ、自然光、白湯)
1日を快適に過ごすためには、1日の始め方が大切です。
朝からスマホでSNSやニュースを見てしまうと、気が立ってしまいます。
だからこそ、朝の時間には以下の3つのシンプルな工夫を取り入れてみてください。
- 目が覚めてから、30分間はスマホを見ない
- カーテンを開けて自然光を浴びる(天気が悪くても明るさは有効)
- 白湯や温かい飲み物を1杯飲む
これだけでも、交感神経と副交感神経のバランスが整って、スッキリした気分で1日を始められます。



スッキリした気分で1日を始められると、1日が少し楽になります。



「朝を整える=その日の自分を守る準備」と捉えてみてね。
無意識のストレス源を見直す(職場、人間関係、生活習慣)
HSPさんは真面目で「もっと頑張らなきゃ」と考えてしまう人が多く、ストレスを自覚しづらい傾向があります。
そのため、気づいたときには限界という場合も……。
だからこそ、自分の日常の中に小さなストレス源がないかチェックしてみてください。
- 職場や学校で「当たり前」と思って我慢している要素はありませんか?
- 人間関係で「疲れるけど断れない相手」はいませんか?
- カフェイン・睡眠・食事など、小さな無理が習慣化していませんか?
小さな我慢や無理の積み重ねは、長期的に見ると大きな疲労に変わってしまいます。
「なにかを変える」ためには、まず「気づく」のが重要です。



たまに自分の日常を見直して、小さなストレス源をなくす工夫をしてみてね
小さな生活の「ズレ」に気づく(合わない音、光、温度、食事)
HSPさんは、自分でも気づかないうちに自分に合わない環境に疲れてしまうときがあります。
- 通勤中の雑音が実は苦手
- 部屋の照明が強すぎて、目が疲れる
- クーラーの風が直接当たって、身体に負担がかかる
- 本当は合っていない食事を無理に続けている など
こうした「ちょっとした不快」が積み重なって、疲労に繋がる場合もあります。
特別な対策をしなくても、「これは本当に自分に合ってるかな?」と、
ひとつひとつ見直して、小さな対策を取るだけで、心身が軽くなる場合があります。



休んでも回復しないと感じたら、今の生活のどこかが合ってないサインかも。



休んでも疲れが取れないのは、あなたのせいじゃありません。
むしろ、敏感なあなたの心と体が「このままだとつらいよ」と教えてくれているサインです。



無理にがんばるんじゃなくて、生活の微調整から始めてね。
結果的に、いちばん効果的でやさしいケアになるかもしれないよ!
HSPが疲れにくくなる「生活リズム・働き方」のヒント





ここまで、HSPさんが感じやすい疲労とその回復方法についてお伝えしてきました。



でもそれ以上に、日々の疲れを根本から減らすために、疲れにくい生活や働き方を選ぶのが大切だよ!
ここでは、HSPさんが疲れにくくなるための「生活リズム・働き方」の3つのヒントをご紹介します。
自分の「疲れスイッチ」を把握して避ける
HSPさんは、特定の何かに疲れてしまいやすい人が多いです。
だからこそ、「自分がどんな状況で疲れやすいか」=「疲れスイッチ」を知っておくと疲労を回避できます。
たとえば、
- 予定変更が苦手
- 大人数での会話に疲れてしまう
- 強い光・騒音・空腹に弱い
- 「人の機嫌を読む」癖で疲れやすい など、
自分の「疲れスイッチ」をいったん言語化しておくと、回避や予防のための選択肢が広がります。



自分の「疲れスイッチ」を探してみてくださいね。



自分を責める材料ではなく、自分を守るための知識にしてね。
在宅ワーク、静かな職場へのシフト
HSPさんの中には、音・視線・会話などの刺激で大きく疲れてしまう人もいます。
そんな場合は、環境自体を見直すのも視野に入れてみてください。
どんな環境があなたにとって楽ですか?
- 在宅ワークやフリーランス
- 静かなオフィス・図書館のような環境
- 1人で完結する作業が多い職種 など
Tealsホームでは、行政や福祉団体と提携して、メンタル疾患から在宅ワークへの移行サポートも行っています。
もし「しんどいことが多いな」「悩みを相談してみたい」という方がいたら、コミュニティ内で福祉窓口があるので、お気軽に相談してみてくださいね。
「生活リズム、働き方」を一人で見直すのが難しいときは、伴走してくれるコーチングの利用がおすすめ
HSPをはじめとする多くの方は、会社に責任感を利用され、自分のために使う時間と体力がなく、その中で一人で頑張るのはハードすぎるかもしれません。
世の中には、様々なコーチングサービスがありますよね。
興味はあるけど、「どれが自分に向いているのか分からない」「コーチと合うか不安」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
Tealsホームでは、HSPや内向型の方をはじめ、メンタル疾患のある方も活用できる伴走型のコーチング「UNIKO」を提供しています。
コーチと1対1で、
キャリア支援からメンタルケアまで、
日々のタスク管理&ジャーナリング機能のついたAIアプリが利用できるコーチングサポートになっています!



「自分一人ではなかなか前に進めない」
「やろうと思っても継続できない」
「誰かと一緒に頑張りたい」
……と悩んでいる方におすすめです。



気になる方は、Tealsホームで確認してみてね!
まとめ|『疲れる自分』を責めないで。敏感さは、ちゃんと武器になる


HSPさんは、ただ“刺激に弱い”だけではありません。
- 人の気持ちに気づく
- 空気を読んで場を和ませる
- 細かい変化に敏感に反応できる
- 美しいものに深く感動する
それは、“持って生まれた才能”であり、あなたの優しさの源であり、原動力です。
でもその感受性は、自分がすり減っていると、逆に自分を傷つけてしまいます。



だからこそ、
疲れているときには「なんで私はこんなに弱いんだろう」と責めるのではなく、
「少し疲れてるんだ、今は休もう」と自分に寄り添ってあげてください。



扱い方さえ知っていれば、弱点じゃなくて、確かな武器になるよ!
コメント