
次の仕事は自分には合うかなぁ……
- 新しい職場になかなか馴染めない
- 緊張状態が続いてつらくなる
- 転職を何回も繰り返してしまう
このように、「自分が長続きする職場はあるのだろうか?」と不安に思うHSS型HSPの方は多いのではないでしょうか?
この記事では、仕事に悩むHSS型HSPに向けて
- HSS型HSPに向いている仕事
- HSS型HSPに向いていない仕事
- 自分の特性に合った仕事の探し方
- 仕事を続けるためのポイント
など、HSS型HSPである私自身の体験談もご紹介しながら解説します!



自分にあった仕事が分かると、仕事や自分の満足度が上がり、生きやすく感じますよ。
お仕事に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
HSS型HSPの特徴
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HSS型HSPは刺激を求めて好奇心旺盛に行動する方が多い傾向にありますが、周りの環境から刺激を受けやすい方も多い印象です。
「外部からの刺激に対して非常に敏感だけど、刺激を求めずにはいられない」といった矛盾を抱えている人も。
周りから見れば、とても元気で社交的にみえる場合もありますが、本人は周りのイメージとギャップがあると感じているため、1人になった途端ぐったりと疲れてしまいます。
HSS型HSPあるある!
- マルチタスクが苦手
- 新しいことを始めても中途半端になる
- ルーティン作業は物足りなさを感じて飽きる
- 色んなものに興味があり、次々と新しいことに手を出す
- つい頑張りすぎて、本来の自分に戻ったときどっと疲れる
- 大胆な行動をとるのに、小さなミスをずっと気にしてしまう
- 落ち着いているように見えるが、心の中では一人会議で動揺している
- 初対面で打ち解けるのは得意なのに、会う機会が増えるとぎこちなくなる
繊細だけど刺激を求める
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HSS型HSPは好奇心旺盛な方が多い傾向にあるので、新しい挑戦や環境などの刺激にワクワクします。
一方で、繊細な気質も持っているため、刺激に敏感に反応してしまい疲れやすい場合も。
新しいことに挑戦するのは好きなのに、挑戦そのものがストレスとなってしまう人もいます。
日々この繰り返しで、よく「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態」と表現されます。
矛盾を抱えているため、「自分で自分のことがよく分からない」と悩んでいる方も多いようです。
話すのは好きだけど疲れやすい
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HSS型HSPは、人に対しても好奇心旺盛な方が多い印象です。
「この人はどんな人だろう?」と興味がわくので、初めて会う人でも安心できる環境であれば積極的に話しかけます。
初めて聞く話や知らない知識を知ることができると、とても楽しいと感じます。
しかし、HSP気質もあるため、相手の表情やしぐさから気持ちを感じ取り、家に帰るとドッと疲れてしまう場合も。
また、ひとりの時間も大切にしている人が多いので、ずっと誰かと一緒にいることにストレスを抱えてしまいます。
HSS型HSPに向いてる仕事
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HSS型HSPに向いている仕事ってあるのかな?
好奇心旺盛なHSS型HSPは、変化を感じられる仕事に向いている人が多い印象です。
刺激を求める性格の方は、毎日決まった仕事をこなすルーティンワークはすぐに飽きてしまい、やる気をなくす人も。
大勢の人の中で仕事をするのが苦手な方は、人との関わりが多い仕事は向いていないかもしれません。
一方で、人と話すのが好きな人は、誰かに共感することを活かす仕事が向いている可能性も。



感性が豊かだったり、独特なアイデアを思いたり……自分の得意な点を見つけ出すことが、向いている仕事を探すときのポイントだよ。
HSS型HSPの特徴を踏まえて、働きやすい仕事の傾向を簡単にまとめると以下のようになります。
- 変化やメリハリがある仕事
- 他者への共感力を活かせる仕事
- 心身をケアする仕事
- クリエイティブな仕事
この章では、HSS型HSPに向いていると言われている仕事をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
変化やメリハリがある仕事
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HSS型HSPは刺激を求める傾向にあるため、変化を感じられる仕事に向いている方も多いです。
たとえば、営業職は日々訪問先や行動スケジュールが違うため、毎日の仕事に変化があります。
企画開発職も、アイデアを出しながら次々と新しいものを生み出していくので、変化を感じられる仕事です。
- ツアーコンダクター
- スポーツインストラクター
- webディレクター
- webマーケター
上記のような仕事も、変化やメリハリがあるので飽きずに楽しめるでしょう。
他者への共感力を活かせる仕事
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HSS型HSPの方は、他者への共感力が高い傾向にあります。
人の悩みに寄り添ったり、困っている人を助けたりする仕事だと、共感力の高さを活かすことができます。
「気遣い」や「優しさ」を出すのが自然とできるので、相手の立場になって行動できるのです。
- 心理カウンセラー
- セラピスト
- キャリアアドバイザー
- コーチング
上記のような仕事では、共感力の高さを活かして、目の前の人の悩みに寄り添ったアドバイスができるでしょう。
心身をケアする仕事
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心と体のケアをする仕事は、相手を気遣って気持ちを汲み取るのが大切なので、HSS型HSPの特徴を活かせる仕事だと言えます。
感覚が鋭く、他の人では気づけない異変にも気づくのが得意な方に向いています。
- 介護士
- 看護師
- 整体師
- エステティシャン
コミュニケーションが苦でなければ、上記のような、相手の体の変化を敏感に感じ取る仕事にも向いていると言えるでしょう。
クリエイティブな仕事
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感受性や創造力が豊かで、幅広い知識と経験を持つHSS型HSPの方は、自分の感じたことやアイデアを形にするクリエイティブな仕事も向いています。
- Webデザイナー
- イラストレーター
- 動画クリエイター
- コピーライター
- ハンドメイド作家
上記のように、自分の考えを表現できたり作品を生み出したりする仕事は、HSS型HSPの独創的な発想力を活かせる仕事です。
HSS型HSPに向いていない仕事や職場
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HSS型HSPに向いていない仕事は何だろう?
HSS型HSPの人に向いていない仕事や職場には、次のようなものが考えられます。
- 変化が少ない仕事
- 上下関係や言葉遣いが厳しい職場
- 人との距離感が近い職場
上記のような職場や環境では、すぐに飽きてしまったり、人間関係に悩みストレスを抱えたりする場合が多いです。
変化が少ない仕事
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HSS型HSPは新しい経験や情報を求める方が多いため、変化が少ない仕事だと飽きてしまう傾向があります。
ルーティンワークの事務やデータ入力といった仕事は、HSS型HSPには向かない仕事かもしれません。
私の経験でいうと、以前、配送関係の事務をしていました。
そこでは毎日同じ時間に決まった作業をする環境で、仕事を覚え始めの時期は楽しめていましたが、仕事に慣れた頃には居心地が悪くなっていきました。
「この仕事も合わないんだ……」と自分にショックを受けましたが、同じことの繰り返しやルーティンの仕事では刺激が足りなかったのです。
私のように、毎日同じことを繰り返す仕事にストレスを大きく感じる方は、変化の少ない仕事を避けるのがよいでしょう。
上下関係や言葉遣いが厳しい職場
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上下関係が厳しい職場や古い慣習のある職場、言い方や言葉遣いがきつい環境などは、刺激に敏感に反応しがちなHSS型HSPにとって精神的なストレスがたまりやすいため、避けた方が無難です。
自分じゃない誰かが注意されている場面でも、共感力が高い方は、まるで自分が言われているような感覚になって苦しくなります。
- 建設業
- 土木作業
- 自衛隊
上記のような仕事は上下関係が厳しい傾向にあるため、避けた方がよいかもしれません。
人との距離感が近い職場
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物理的に職場のスペースが狭いと、隣の人のキーボード音が気になったり、同僚たちの話し声が気になったりした経験はありませんか?
HSS型HSPは、同じ空間で怒られている人がいると、自分まで気持ちが落ち込んでしまうといった人も多いです。



私の場合、人と話すのは好きだけど、ずっと同じメンバーで一緒の空間に長時間いるとストレスを感じます。
常に顔を合わせて相手に気を遣って過ごしていると、自分が休まらないですよね。
頭では「みんなで過ごした方がいいのかな」と思うかもしれませんが、心は一人になりたいと望んでいるのです。
お昼休憩はみんなと離れてひとりになれたり、空間をある程度確保できたりすることなども、大切なポイントです。
自分の特性にあった仕事を探す方法
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ここでは、HSS型HSPの特性に合った仕事を探す方法についてお伝えしていきます!
まず一番大切なことは「自分を理解すること」です。



HSS型HSPの特性を理解すると、活かせる仕事が分かり、自分に合った仕事が見つかりやすくなりますよ。
言葉では簡単に聞こえますが、自分の特性を理解するのは時間がかかります。
私は自分の特性を理解するのに約2年かかりました。
なので、「時間をかけたくない!」という方は、Teals Homeでサポートしてもらうのもおススメです。
Teals Homeでは、HSS型HSPにも理解が深いコーチがいるので、自己理解のサポートを丁寧にしてもらえますよ。
次に、HSS型HSPに合う仕事を見つけるのに、重要だと思うポイントを紹介します。
- 刺激が強すぎず弱すぎないバランスのいい働き方を選ぶ
- ストレスや退屈に感じる点は何かを知る
- どんな刺激があれば充実度が高いか考えてみる
刺激が強すぎず弱すぎないバランスのいい働き方を選ぶ
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刺激を求める傾向にあるHSS型HSPですが、刺激が強すぎると負担が大きくて、長続きしない原因ともなってしまいます。
刺激のバランスを考えるのも仕事を探す上で重要なポイントです。
「環境の変化が多い」という刺激を求めて1カ月に何度も出張がある仕事に就いたけど、移動に疲れて結局続かなかった……という結果では困りますよね。
「出張はあるけど、月に一度」というように、刺激が強すぎない働き方を選びましょう。
逆に刺激が弱すぎても飽きてしまって仕事が続かない原因になるので、刺激が強すぎず弱すぎない自分に合ったバランスを考えて仕事を選びましょう。
ストレスや退屈に感じる点は何かを知る
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「仕事のどのような点がストレスになるのか」は人によって違います。
そのため、自分は仕事のどの部分にストレスを感じるのか具体的に知るのが大切です。
「目標が高いとやる気が出るので、少々ノルマが厳しい方が楽しめる人」がいれば、「ノルマがあるだけで気持ちが落ち込む人」もいます。
「職場で人と話すのが好きな人」もいれば、「まったく関わらずひとりで黙々と作業をするのが好きな人」もいます。



無理して仕事するのはしんどいよね。
ストレスを感じた場面や、飽き・物足りなさを感じたとき、体のどこかに痛みや不快感が出たときなど、自分がどんな場面でどんな気持ちを感じたのかメモしておくのもおススメです。
私は、自分がストレスや退屈に感じる点を理解できたことで、自分が楽にできる仕事と「こういった場面は苦手だな」と思う点が明確なりました。
「HSS型HSPだからこうなんだ」と決めつけず、自分はどう感じるかをまずは知りましょう。
自分がストレスに感じるポイントをなんとなくでも分かったら、その要因がない職場や仕事を探すようにしてみてくださいね。
どんな刺激があれば充実度が高いか考えてみる
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HSS型HSPは、刺激を求める傾向があり、変化がない状態を苦手とする方も多いです。
仕事にどのような刺激があれば、やりがいを感じて楽しく仕事ができるかを考えてみましょう。
- 毎日違うお客様と対応する
- 目標を達成することで成長を感じられる
- ワクワクするようなイベントを企画できる
- 出張や外回りが多く、仕事をする場所に変化がある
上記のように、人との関わりや環境・仕事の内容など、どのような刺激があると満足度が高いかを考えて仕事を探してみるのも大切なポイントです。
今までの仕事を振り返ってみて「外に出る機会の多い仕事は楽しかったな」「一日中デスクワークをしていたときは辛かったな」と感じたことを思い出してみましょう。
私の場合は「体を動かす事をする → 休む → 1点に集中して没頭できる作業をする」というサイクルを意識すると、刺激にメリハリがついて充実します。
また、刺激は好きだけど疲れてしまうので、刺激の変化を楽しむために、休む(ぼーっとする)時間を必ず作るようにしています。
このように自分の特性を活かした働き方ができていると、心が満たされて、社会に貢献できている満足感も生まれますよ。
仕事を長く続けるために忘れないでほしいポイント3つ
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HSS型HSPは、何事も頑張りすぎて後でドッと疲れやすいという特性を持つ方も多い印象です。
HSS型HSPが仕事を長続きさせるには、次の3つのポイントがあります。
- 頑張り過ぎてしまう前に休む
- 自分を認めて気持ちを吐き出す手段をもつ
- 仕事以外の趣味や好きなことを予定に入れる
頑張り過ぎてしまう前に休む
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HSS型HSPは、刺激に圧倒されて後で疲れやすい傾向があるので、疲れを溜める前に休むのを意識してみるのがおススメです。
「今日はここまでにしておこう!」と決めても、なんだか調子いいからと、つい頑張ってしまう経験がある方も多いのではないでしょうか?
こうなると、後で電池切れの状態になってしまい何もできなくなった……といった経験もある方がいるのでは?
私は自分のこの特性に気づく前、この様なことは普通だと思っていましたが、自己理解を進めていて「もしかしたら他の人はクタクタになるまで頑張ってないのかも?(自分の疲れをちゃんと自覚しているから)」と気づきました。
自分の特性に気づいてから、私は1時間に一度は休みをとるように意識して過ごしています。
ぼーっとすると一気に頭が休まるので、あえて何もしないというのがオススメです。
他にも、以下のようなリラックス方法もあるので、ぜひ試してみてくださいね。
- 温かい飲み物を飲む
- 1人になる時間を作る
- 海や木々がある自然の中に行く
- 静かな薄暗い部屋でひたすら寝る
- 神経を落ち着けるためのエクササイズをする
自分を認めて気持ちを吐き出す手段をもつ
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私たちは、日々たくさんのことを感じ、いろんなことを頭の中で考えています。
自分が何を考えているのか客観的に理解するために、日記や紙に自分の思っていることを書き出してみましょう。
スマホのメモ帳でも構いません。とにかく自分が思っていることを吐き出して、それを客観的な視点から眺めてみてください。
そうして冷静に自分のことを見れたら、今度は自分を褒めてあげましょう。
刺激に敏感な自分が、周囲に溶け込もうと頑張りすぎているから苦しいのだ……と自分自身で認めることができれば、日ごろ感じている不安も少しずつ解消して気持ちが楽になりますよ。
私は「毎日頑張っているね」と自分を認めて褒めています!みなさんもぜひ実践してみてくださいね。
仕事以外の趣味や好きなことを予定に入れる
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HSS型HSPにとって、趣味や情熱を追求するのは大きな喜びとなる場合も多いです。
自分の感性や好奇心を思い切り磨いてあげましょう。
「新しいスキルを学ぶ」「アート活動に参加する」「読書」「映画鑑賞」など、自分が満たされてワクワクすることを予定に入れると、日々の生活に充実感と満足感がでてきますよ。
まとめ


今回は、HSS型HSPの方に向けて、向いている仕事や向いていない仕事、特性に合った仕事の探し方や仕事を続けるポイントをお伝えしてきました。
今、「自分は仕事ができない」「長続きしない」と悩んでいるHSS型HSPの方に伝えたいです。
私自身、自己理解を深めて自分の特性が明確になったことで、自分に合った環境や職場が分かるようになってきました。
私も所属しているTeals Homeでは、自己理解を深められるサポートが整っているので、興味がある方はぜひのぞいてみてくださいね。
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