アルバイトをやってみたいけど、向いているアルバイトってあるのかな…?
HSPのみなさん、アルバイトを始めてみようかなと思った際にこんなことを思いませんか?
- HSPに向いているアルバイトはあるのか
- HSPはどんなところでアルバイトをしているのか
- HSPに合わないアルバイトに入ってしまうのは不安
やってみたい気持ちはあるけれど不安な気持ちもあるよね。
この記事を読むとこんなことがわかります!
- 他のHSPがどんなアルバイトをしているのかがわかる
- HSPのアルバイト選びのコツやアルバイト中に気を付けることがわかる
- アルバイトに対してのハードルを低くすることができる
この記事では、100人以上のHSPが集まるオンラインコミュティ「Tealsホーム」で、実際にHSPさんがどんな所でアルバイトをしてきたのかアンケートを実施しました!
アンケート結果と筆者の体験を交えながらお伝えしていきます。ぜひ最後までご覧くださいね✨
HSPさんがアルバイトを選ぶ時のポイント
刺激に敏感で環境に影響を受けやすいHSPさんは、時給や時間帯以外にも以下のポイントも参考にしてみてね✨
自分の得意と苦手を把握しておく
コツコツと取り組むことが得意なタイプのHSPさんは、「飲食店の接客」や「コンビニのスタッフ」など臨機応変に対応することが多いアルバイトを選ぶと大変かもしれません。
また逆に、様々な業務に取り組める好奇心旺盛なタイプのHSPさんは、「データ入力」や「工場の製造」など1つの事に集中して取り組むバイトを苦痛に感じるかもしれません。
私は刺激を求めるHSPだから、お客さんと話せたりドリンクを作ったり色々な事が経験できた居酒屋のアルバイトは楽しかったなあ。
自分の得意や楽しいと思うこと、苦手だと感じる事を把握しておくことはアルバイトを選ぶ際に大切だね。
期間を決めるもしくは短期のアルバイトを選ぶ
働き始めて「なんか合わないかも…」と思っても「せっかく始めたんだから続けなきゃ」とプレッシャーを抱えながら働くのは辛いよね。
そうだね。HSPさんは相手の気持ちを優先しがちな面があるから、辞めたいと思っても「お店やスタッフに迷惑をかけてしまう」とか色々考えちゃうよね。
そんな時、始めから期間が決まっているアルバイトだと、ゴールが見えているため、心に余裕を持って働くことができます。初めてアルバイトをしようと思っているHSPさんには、特におススメなポイントです。
趣味や好きなことに近いアルバイトを選ぶ
周りの環境に影響をうけやすいHSPさんは、視界に入るものが好きなものだと、趣味や好きなものに関わりながら社会貢献にできているという実感を得やすいのではないでしょうか。
社会貢献できていると感じられると嬉しくなるね✨
以下のようなアルバイトは趣味や好きなものに囲まれて働くことができるかと思います。
趣味や好きなことに近いアルバイト例
- 本が好き…書店員
- 音楽が好き…CDショップ
- 動物が好き…ペットショップ
- コーヒーが好き…カフェ店員
私が入っているコミュニティにいるHSPさんからは、映画や音楽やゲームが好きなので好きなモノに囲まれているだけで天国だった!という声もあったよ。
好きなものが常に視界に入ってくる環境はストレスも和らぎそうだね!
お店でアルバイトをする際は下見をして雰囲気を知っておく
個人的に特におススメしたいポイントです✨
下見をする際のポイント
- 働いている人の雰囲気
- 店内、周辺の雰囲気
- なんとなく自分が働くイメージが出来そうか
- 自分と近い年齢の人がいて、話しやすい環境か
- 家や学校から通いやすい位置にあるかどうか(通いが長距離だとストレスになりやすい)
- 近くに息抜きができる場所があるかどうか(休憩時間にしっかり息抜き・ガス抜きできる)
お店の雰囲気は人が作っているから、なんとなく苦手だなと思ったらそこでのアルバイトは避けておくのも手だね。
そうそう!
まずはお客さんとして雰囲気を知るために働きたいと思ったお店を訪れてみてほしいな✨
【HSPさんアルバイト100人アンケート】
100人以上のHSPが集まるオンラインコミュティ「Tealsホーム」で実際にHSPさんがどんな所でアルバイトをしてきたのかアンケートをとってみました!
- 書店員
- お土産屋の接客(ソフトクリーム作りなど)
- コンビニスタッフ
- ホームセンターのレジスタッフ
- 就活イベントの搬入作業
- 予防注射の受付業務
- モニターアンケート
- 手帳工場
- ライブイベントの設置・監視スタッフ
- 焼肉店のスタッフ
- レンタルショップの店員
- 定食屋のスタッフ
- スーパー銭湯の清掃・接客
- ファミレスのキッチン
- 営業(得意先を訪問する『ルート営業』)
- 文字起こし
- データ入力
- インターネットカフェの店員
- イベントコンパニオン
- 大型イベントの案内係
- 倉庫内作業
- オフィス内での事務雑用
- 大学の研究の被験者
- デリバリー
- ライティング
- ライブハウスのスタッフ
- サーカスなどイベントのチケットもぎり
- 年賀状の仕分け
- パソコンを使ったテスト採点
- カフェの店員
回答いただいたHSPさんから寄せられた声が、アルバイト探しのヒントになると思ったのでご紹介します!
HSPさんからHSPさんへアドバイス
- 内容が明瞭でやる事が決まっている
- マニュアルが都度更新され、みんなが流れを把握出来るようにしてある
- 目標の数字を達成する際に、がちがちに管理されずに自分の裁量権が持てる
- 一度覚えたら忘れにくい内容かつ、たまにイレギュラーなことがあるなど飽きがこない内容である
- 掛け持ちの場合、平日はコツコツ自分でこなす系で休日は人と触れ合えるアルバイトである
- 営業のアルバイトの場合、『新規開拓』ではなく、得意先を訪問する『ルート営業』である
アンケートを取る前は偏りがあるのかなあと想像していましたが、みなさん本当に様々なアルバイトをされていることに驚きました!
「マニュアルが明確である」という点にすごく共感したよ!
マニュアルが曖昧だと、不明点がある度に度質問することになっちゃうし、質問するタイミングやたくさん質問すると相手に迷惑かも…と思い悩むことがあるよね。
そうそう、曖昧だとすごく考えちゃうからさ。。とても助かるよね。
「自分の裁量権が持てる」という、ゴールや目標までの過程は自分のやりやすい方法で行ってよいという点も共感したよ!
マニュアルが明確で仕事を進めやすい、ということとは真逆のようだけど…?
例えば、自分の得意なことや好きなことをアルバイトにしていて、気づく力がより発揮しやすい環境だと、こうしたらうまくいきそう!こうしたら早く進められそうかもって、効率的に行えそうなアイディアが次々浮かんでくることがあるんだよね。
回答いただいたみなさんのアルバイトの感想やよかった理由に、深く共感しました。
他のHSPさんにバイトや仕事について相談したり、経験談を聞きながら生活できるのって、安心するよね。
Tealsホームでは、こんな風にたくさんの意見交換や交流がされているので、回りに相談できる人がいない方は、ぜひ覗いていってくださいね。
特におすすめしたいアルバイト5選
書店員
書店員さんは、比較的落ち着いた環境の中で働くことができます。
そのため、音や光など大きく刺激を受けることは少ないでしょう、また、本が好きであれば静かな環境かつ好きなものに囲まれながら働くことができるため、働きやすい環境と言えるかもしれません。
デリバリー
1人でもくもくと取り組むことができます。そのため、人間関係のストレスも受けにくいでしょう。
また、注文の商品を受け取る際に、自分の知らなかったお店のことを知れたり、お客さんのもとへ商品を運ぶ際もいろんな道を通ったりすることもあはるので、好奇心を満たすことの出来る場面も多々あります。
1人で取り組めたり、いろいろな場所に行くことが出来るのは、刺激を求めるHSS型HSPさんには向いているかもしれないね✨
データ入力
やることが決まっていてゴールが見えやすいため、黙々とこなすことが出来ます。細かい所に気づく性質を生かし、少ないミスで仕事をこなしやすいのではないかと思います。また、1人で取り組む作業だと人間関係のストレスも受けにくいでしょう。
ライティング
HSPさんの、深く思考することや他者への共感や寄り添いが出来る性質を生かして、読者に寄り添った記事を書くことが出来るでしょう。また、読者と繋がり生まれ、交流する場面などがあれば自分の経験が役に立っていると実感を得られて、自己肯定感が高まることもあるでしょう。
飲食店のホールスタッフ
開店前の清掃から、テーブルのセット、接客、料理を運ぶ、ドリンクを作る等、様々な業務があります。様々な業務に当たりたい人には向いているでしょう。
自分だったらこんなサービスを受けたいなとお客さんの気持ちを想像して動いたときに、お客さんに喜んでもらえると本当に嬉しい気持ちになったなあ✨
細かいところに気が付きやすいHSPの特徴を生かして、より良いサービスを提供できるかもしれないね!
学生向けの居酒屋など、刺激が多すぎる場所は疲れすぎてしまうかもしれないので、カフェやレストランが向いてるかもしれませんね。
できれば避けておきたいこんなアルバイト
私自身も様々なアルバイトを経験してきましたが、以下の要素があれば一旦立ち止まってみることをおすすめします…!
- ノルマがあり時間に追われやすい
- マニュアルがなく手順や目的が把握しにくい
- 音や光や大きな声が飛び交っているなど刺激の多い場所である
- スタッフの数に余裕がなく体調不良でのお休み時にシフトの調整が難しい
- 休憩場所に常に人がいたり、休憩時間は外出禁止など、ひとりの時間を確保するのが難しい
アルバイトをする際のコツ・きついときに乗り切るポイント
信頼できる人をひとり作る
どんな場所でも苦手な人はいると思います。同じように苦手な業務もあるかもしれません。
そんなとき、少しでも吐き出せるひとを作っておくのは、アルバイトをする上で本当に大切なことです。
そのためにも、働く場所の雰囲気を事前に知っておくことは大切だね。
そうだね!Tealsホームのみんなも、どんなアルバイトも、人間関係に恵まれた環境であることが特に大切だと教えてくれたよ。
どうしてもきついときの逃げ道をつくっておく
少しきついなと感じた時に逃げ道だと思えることを持っておくのもポイントです。
コールセンターのアルバイトで、どうしてもきついなと感じた時は、昼休みにカラオケに行ってたな。
昼休みに…?!
近場のカラオケで30分だけ歌って、午後を乗り切ってたよ。大好きな歌を大声で歌うのがとっても気分転換になったんだよね。
そっか〜!逃げ道をつくることはストレスをためにくくすることでもあるんだね✨
絶対続けないといけない、と頑張りすぎないようにする
HSPさんの中には、責任感が強い人も多いのではないでしょうか。
周りの空気を意識せずとも感じ取る傾向があるため、場を乱すようなことや自分がそれをしてしまうことを避けたいと思ってなかなか本音を周りに伝えられないこともあるかと思います。
もしもアルバイトを続ける中でやめたいなと感じ、その思いが強くなることがあれば、やめてしまってもOKです。アルバイトは人生経験のひとつとしてとらえ、辞めることに必要以上に罪悪感をもたないようにしてくださいね。
最後に
アルバイト選びのコツや実際にHSPさんがしているアルバイトなどお伝えしてきました。
アルバイト、という知らない人ややった事のない世界に飛び込んでいくことが、まずすごいことだと思います!
これまで紹介してきたアルバイトを始める上での様々なポイントが、お役にたててもらえたらとても嬉しいな。
お読み頂きありがとうございました!
読んでいただいているあなたが、素敵なアルバイトに巡り合えるよう応援しています🚩✨
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