子育てについて、次のような悩みはありませんか?
- 他の子とちょっと違う気がする…自分の子がHSPなのか知りたい
- 自分の子とどう向き合っていけばいいのか改めて考えたい
- 自分のせいで子どもがつらい思いをしていないか心配…
この記事では、
- ひといちばい敏感な子ども『HSC』の特徴
- 自分の子がHSCなのかセルフチェックできる23の質問
- 子どもとの向き合い方
- HSCの親が不安を軽減する方法
について紹介します。
この記事を読めば、お子さんがHSCに当てはまるのかセルフチェックできるだけではなく、親としての悩みや不安を軽くできますよ。
一緒に悩みや不安を少しでも軽くしていきましょう。
「自分の育て方が悪い」と自分を責めないでください
お子さんがひといちばい敏感であったり、人の気持ちに共感し過ぎたりするのは「私の育て方のせいだ」「自分は親として失格だ」と自分を責めていませんか。
子育てカウンセラーで精神科医でもある明橋大二先生の書籍「教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A」では、下記のように述べられています。
HSCは育て方でなるのではありません。持って生まれた性格です。
引用:教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A
生まれたばかりの赤ちゃんにも、性格があります。
よく泣く子もいれば、あまり動じない子もいます。
意思の強い子、気立てが優しい子など、いくつかタイプ分けすることができます。
そういった性格(タイプ)の一つが「ひといちばい敏感」です。
HSCは、育て方が原因ではなく生まれつきなので、自分を責めなくても大丈夫なんです。
親自身もHSPである場合、周囲からの心無い言葉に落ち込んだり、自分のせいだと思い込んでしまったりと、つらい思いをしている方は多いかもしれません。
HSPやHSCについて理解を深めた上で、お子さんの気持ちに共感して認めてあげるのが大切です。
「ひといちばい敏感な子ども」HSCとは?HSPとの違いについて
HSCとは、“Highly Sensitive Child”で、日本語では「ひといちばい敏感な子ども」と訳され、環境感受性がとくに高い子どもを指します。
次にHSCの4つの特徴”DOES”について紹介していきます。
HSPの特徴にもDOESがあったね!
HSCの4つの特徴「DOES」
「DOES」は、アメリカの心理学者「エレイン・N・アーロン博士」が提唱したHSPの4つの特徴です。
- Depth of processing(処理の深さ)
- ひとつの物ごとを深く考えて処理することを意味します。
- Overstimulated(刺激を受けやすい)
- 視覚や聴覚など五感から受ける様々な刺激を感じやすいことです。
- Emotional reactivity and high Empathy(共感性が高い)
- 相手の感情に影響を受けやすい(深く共感しやすい)ことを指します。
- Sensitivity to Subtleties(小さいことでも気づく)
- 周りの人が気づかないような変化に気づくことを意味します。
HSPとHSCの違い
HSC(Highly Sensitive Child)は環境感受性が高い子供を指し、HSP(Highly Sensitive Person)は環境感受性が高い大人を指します。
両者の違いは、子どもであるか大人であるかの違いです。
精神科医の明橋大二先生によると、およそ5人に1人がHSCで、人種や性別では変わらないようです。
医学的診断ではないけどHSCかどうかセルフチェックできる23の質問
HSCかどうか、チェックはできるのかな?
そもそもHSCって診断できるの?
HSCは心理学上の用語であるため、医学的な診断ではありません。
「診断」は、医者が病気を判断するときに使う言葉です。
精神科医である長沼 睦雄の著書「子どもの敏感さに困ったら読む本」では、下記のように説明されています。
(中略)
ただ、問題なのは、HSPやHSCは病名でも診断名でもないということです。
医学的な概念として認められていないのです。
あくまでも心理的な、社会的なひとつのものの見方にすぎないという位置づけなのです。
引用:子どもの敏感さに困ったら読む本
HSCのセルフチェック23項目を紹介
医学的な診断ができない代わりに、HSCかどうかセルフチェックできる23の質問を紹介します。
ぜひ参考にしてみてね!
- すぐびっくりする。
- チクチクするような服、くつ下の縫い目、肌に触れる襟元のタグなどをいやがる。
- サプライズしてあげてもほとんど喜ばない。
- 厳しい罰を与えるよりも、優しく間違いを正す方が言うことをわかってくれる。
- わたしの気持ちをよく察するように感じる。
- 年齢の割には難しい言葉をつかう。
- ほんのかすかな匂いにも気がつく。
- 優れたユーモアのセンスをもっている。
- 直感力が優れているように思える。
- 興奮したことがあった日はなかなか眠れない。
- 大きな変化にはうまく対応できない。
- 服が濡れたり砂で汚れた時は着替えたがる。
- 質問を山のようにぶつけてくる。
- 完璧主義なところがある。
- 他人の苦しみによく気がつく。
- 静かな遊びが好き。
- 深い示唆に富む質問をしてくる。
- 痛みにとても敏感。
- うるさい場所を苦にする。
- 微妙なことによく気がつく(何かものを移動させた時や、人の外見の変化などについて)。
- 高い場所に上る前に、安全かどうかじっくり考える。
- 知らない人がいると、一番良い時の実力を発揮できない。
- ものごとを深く感じ取る。
【評価】
もし、13もしくはそれ以上の質問にあてはまった場合、おそらくあなたのお子さんはHSCです。ただし、完璧な心理テストというものはありません。ですから、あなたがお子さんをどのように受けとめているかを基に判断したほうがよいでしょう。
もしあてはまった項目が1つか2つであっても、ものすごくあてはまると感じるようであれば、お子さんをHSCと呼んでいいかもしれません。
引用:The Highly Sensitive Person
セルフチェックの詳細はこちらのサイトを参照くださいね。
HSCの特徴
ここでは、HSCの特徴を紹介します。
「他の子と違う」と悩んでいる人も、まずはHSCの特徴にどんなものがあるのか理解を深めていきましょう。
五感から感じ取る刺激に敏感
HSCは、五感で感じ取る刺激に敏感なお子さんが多い印象です。
たとえば
- 【視覚】
- TVやゲームなどのフラッシュ画面が苦手
- 【聴覚】
- サプライズなど急な音にビックリする
- 【触覚】
- 服のタグやチクチクする肌触りを嫌う
- 【味覚】
- 初めて口にする食べ物・飲み物を嫌がる
- 【嗅覚】
- 人の体臭や香水の匂いが気になって気分が悪くなる
私もビックリさせられるのは苦手だったので、家族や友人にサプライズなどで驚かさないでほしいと伝えていました。
子どもは自分で伝えるのが難しいから、親がくみ取ってあげた方が良いかもね。
その場の空気を読めるも周囲の影響を受けやすい
HSCは感受性が高いゆえに周りの状況を察知できる一方で、周囲の影響を受けやすい子が多い印象です。
その場の空気を読める
人が何を考えているのか想像できるHSCは、周りの空気を読める子が多いと思います。
たとえば
- 親が言おうとしていることが予想できる
- 残り1つのお菓子を友だちに譲る
- お手伝いなどやってほしいことを先読みして行動する
HSCは心優しい子が多いのかもね!
気を遣い過ぎてクタクタになるのには注意ですね。
周囲の影響を受けやすい
高い共感力があるHSCは、周囲の影響を受けやすい印象です。
たとえば
- クラスの誰かが怒られているのを見ると自分が怒られたかのように落ち込む
- 両親が喧嘩しているのを見て「自分のせいだ」と思い込んでしまう
- 残酷なアニメや漫画を嫌う
慎重に行動する
あらゆる可能性を考えられるHSCは、「他の子よりも慎重に行動しているな」と感じるママパパも多いのではないでしょうか。
クラス替えや転校などがあると馴染むのに時間がかかってしまうことも。
自分の置かれている環境や未来に起こりうる出来事を考えてリスクを避けているのかもしれません。
共感性が高い
HSCは感受性が高いゆえに、人の微妙な表情や声の変化に気づいたり、感情移入したりする傾向があります。
たとえば
- 親が元気がないときにいち早く気づける
- 友だちの悩み事を真剣に聞いてあげる
- ぬいぐるみを本物の人間や動物のように扱う
自信を失いやすい
HSCについて理解されなかったり、否定的に捉えられていたりすると、自信の無さにつながります。
- 「自分がおかしいのかも」
- 「なんでみんなと同じようにできないんだろう」
- 「私(僕)って何もできない」
と、自分でもどうしたらいいのかわからなくなってしまうことも。
普段から「そのままでも大丈夫」「○○が嫌なんだね」とお子さんを認めてあげるのが大切なのかもしれませんね。
定期的な休息が必要
周りの空気を読んだり、人の気持ちが自分事のようにわかるHSCは、他の子よりも疲れやすい子が多い印象です。
リラックスできる家庭環境を意識して、時間を取って休ませてあげましょう。
遊園地や動物園などは楽しい場所ですが、人混みで疲れてしまう可能性もあります。
HSCの特徴についてはご理解いただけたと思います。
では、HSCとどのように向き合っていけばよいのでしょうか?
HSCの子どもとの向き合い方のコツは?
ここでは、HSCとの向き合い方について紹介します。
HSCの特徴を理解する
特に小さなお子さんは、なぜ自分がつらいのかわからなかったり、友だちとの違いに苦しんだりしている可能性もあります。
親がHSCの特徴を理解していれば、お子さんに寄り添った言葉をかけられるでしょう。
精神科医の明橋大二先生も書籍の中で下記のように述べています。
私もいろいろな子どもたちを診てきていますけれども、やはり何に苦しんでいるかというと、親が理解してくれない、ということです。
もちろん、友達とか学校の先生に理解されない、ということもありますけれども、いちばん深いのは親が全然理解してくれない、なかなかわかってくれなかった。という悩みです。
引用:「教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A」
「自分のことをわかってくれてる」と感じられるとホッとするなぁ。
HSCを理解するには、後半で紹介する本を読んでみるとわかりやすいと思います!
子どもの気持ちに共感する
HSCを理解するのと並行して、子どもの気持ちに共感したり、受け止めてあげたりするのも大切です。
たとえば
- 「学校に行くのが嫌なんだね」
- 「つらいときは無理せず休んでいいんだよ」
- 「お手伝いしてくれてありがとう」
- 「いつも弟(妹)の面倒を見てくれて助かるよ」
と、子どもの気持ちや行動に共感するあたたかい言葉をかけてあげましょう。
自分を認めてくれる存在がいるだけで、自己肯定感は自然と育っていくと思います。
嫌がることを無理にさせない
子どもが嫌がっているのにもかかわらず、親の価値観やインターネットから得た情報などで束縛してしまうと、ストレスが溜まる可能性も。
嫌なことを無理にさせようとすると、『こんなことも自分にはできないんだ』と感じて、自己肯定感が下がってしまうかもしれません。
「できない」よりも「できた!」を増やしてあげたいですね。
むやみに否定しない
自信を無くしているうえに、親からも否定され続けると「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまい、もっと辛くなってしまうことも考えられます。
幼い頃から自己肯定感を育ててあげるのが大切です。
西南学院 人間科学部・社会福祉学科の山本佳代子教授は『敏感性の高い子どもの育ちへの支援』の中で、下記のように述べられています。
(中略)
すなわち敏感な子どもの気質を理解し、一人ひとりに応じた環境を生み出すことが敏感性の高い子どもの育ちを支援するカギとなる。
HSC は乳児期からすでにいくつかの特徴がみられ、幼児期、学童期と成長過程において親や周囲の適切な対応が求められる。
特に、さまざまな経験を通して彼らが自己肯定感を伸ばすことができるよう、過敏さを否定的に受け止めず、ストレングスを伸ばすためのはたらきかけが重要となるだろう。
引用:西南学院大学 人間科学論集 第17巻 第2号
敏感性の高い子どもの育ちへの支援 山本 佳代子
HSCの特性を否定せずに、強みを引き出してあげるのが大切なんですね。
落ち着ける環境をつくる
あらゆる刺激に敏感なHSCにとって、落ち着ける環境があるのは大切です。
たとえば
- 一人になりたい子
- 家の中で一人になれる空間を作る、一人時間を意識的につくってあげる
- 匂いに敏感な子
- 部屋の中を好きな香りにする
- 学校での人間関係に疲れている子
- 自宅ではあまり叱らずにありのままを認めてあげる
- 眩しいのが苦手な子
- 家の照明をリラックスできるものに交換する
「私(僕)には安心できる場所があるんだ」と感じてもらうのが重要なのかもね!
時間に余裕をもつ
現代は共働き世代が増えて、子育てに家事育児と慌ただしい日々を送っている人が多いと思います。
時間に余裕がないだけでイライラしやすくなってしまうことも。
時短グッズを使って少しでも時間をつくるのがおすすめです。
時短家電グッズの例
- 食洗器
- 乾燥機付き洗濯機
- 電子レンジで調理できるシリコンスチーマー
- 圧力鍋
- ハンドブレンダー
電子レンジ魚調理器は、別の家事をしながら電子レンジで魚を焼けるので重宝しています。
こちら記事では、HSCの個性を伸ばすための接し方についても紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
親としての悩みや不安に感じること・その解決法
ここでは、親として不安に感じていることを紹介します。
気楽に読んでみて、少しでも悩みを軽くしてもらえたら嬉しいです。
自分自身もHSPでつらい
自分自身もお子さんと同じでHSPの場合、つらい思いをされているかもしれません。
HSPで疲れを感じている人にはこちらの記事もおすすめです。
繊細なママ・パパさんには、下記のような解決策を取り入れてみると気持ちが軽くなると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
解決策
- 「~すべき」思考になっていないか普段から自分を振り返る
- 「自分は大丈夫」「どうにかなる(できる)」と実際に口に出してつぶやく
- 自分が育児で何を大切にしたいのか定期的に振り返ってみる
- 人との境界線が目の前にあるかのようにイメージしてみる
人との境界線が無いと、他の人の意見を鵜呑みにしてしまったり、自信が無くなったり、つらい気持ちにつながるよね。
上手に子育てができない自分を責めてしまう
上手く子育てが出来ない自分を責めていませんか?
先述のとおり、HSCは育て方が原因ではなくて生まれつきなので、自分を責める必要はないんです。
他のお子さんやママ友と比較してしまうと、自分を責めてしまうので「自分は自分」と強く思うのが大切です。
悩みを共有したい
悩みを人に打ち明けるだけでも気持ちが軽くなると思います。
でも、同じ悩みを持ってる人ってなかなか見つけられないですよね。
このブログを運営している株式会社Tealsには、Tealsホームというコミュニティがあります。
コミュニティ内のサークル活動に”こども部“があり、子育ての悩みや情報を共有できる場所です。
悩みがあったときに相談できる場所があるだけで安心できるね。
子どもの将来が心配
他の子と違うから将来が心配だと感じている人もいるかもしれません。
ですが、HSCにも下記のような立派な強みがあります。
たとえば
- 人の気持ちをくみ取るのがうまい
- 物ごとの本質を考えられる
- 感性が豊か
強みを伸ばせる環境をつくってあげるのがおススメです。
HSPの素敵なところについては、こちらの記事も参考になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供の自己肯定感を上げたい
HSCの中でも友だちとよく比較したり、周りに影響されやすい子は、自己肯定感が低い場合があります。
精神科医フレデリック・ファンジェ著「自信をもてない人のための心理学」において、自信は「自己評価、行動、自己主張」の3つの要素から成り立っていると説明した上で、メカニズムについて下記のように述べています。
<自己評価>を<自信>のいちばん基礎になるものと考え、<自己評価>を高めれば、<行動>することも容易になり、<自己主張>もできるようになるということです。
引用:フレデリック・ファンジェ著「自信をもてない人のための心理学」
お子さんの自己評価を上げて、自己肯定感につなげるために下記のようなことを試してみてはいかがでしょうか。
たとえば
- 感情や行動を否定しない、話をよく聞いてあげる
- 否定されている、話を聞いてもらえないと感じると、「私(僕)って必要とされてないのかな」と思うようになり自己肯定感が下がる原因に。
- 嫌がることも一旦は受け止めてあげる
- 無理にやらせようとすると、徐々に「こんなこともできない私(僕)ってダメだな」と自己肯定感の低下につながる可能性もあります。
- 「頑張った!」、「できた!」をよく褒めてあげる
- できたことを積み重ねていくと自信につながります。
悩みや不安を軽減するために
実際に悩みや不安を軽減する方法を2つ紹介します。
つらいときは、一人で抱えずに頼れる場所やモノを利用してくださいね。
専門家に相談する
悩みを相談するには、専門の先生に相談するのがおすすめです。
行きつけの小児科の先生に、子供の様子について相談したり、お住まいの地域の心療内科や精神科の先生に話を聞いてもらうのもよいでしょう。
もしかしたら、HSCではなく、他の症状や原因があるケースもあります。
また、役所の児童福祉課や子ども課に在籍している保健師さんや精神保健福祉士、各都道府県にある精神保健福祉センターなどの行政機関を頼るのもおすすめです。
電話で相談できる場合もあるので、気になる方はお近くの医療機関や行政機関について調べてみてくださいね。
専門家に相談すると、より一層安心できるよね。
HSC関連の本で元気をもらう
手軽に悩みを軽減させたい方は、本を読んでみるのもおすすめです。
私が実際に読んでみて良かったポイントをふまえて3冊ご紹介します。
おすすめの本3冊
明橋大二著「教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A」
子育てカウンセラーで精神科医の明橋先生のトークイベントで実際に出た質問と回答が収録されているので、親の悩みにリアリティがあります。
明橋先生の優しい口調もそのまま記載されていて、活字のサイズも大きいので、読み進めやすいです。
エレイン・N・アーロン 著「ひといちばい敏感な子」
精神科医の明橋先生が翻訳しているHSCの本です。
第一部でHSCの理解を深め、第二部では年代別の子育ての悩みに答えています。
文章量は多めですが、HSCについてじっくり知りたい人におすすめの本です。
長沼 睦雄著「子どもの敏感さに困ったら読む本」
精神科の先生が、HSCやHSPを脳科学の視点で考えたり、自閉スペクトラム症との違いを解説したりしてくれている本です。
他にも子育てのアドバイスや敏感さを強みにする方法なども紹介されています。
私もつらいときは本に何度も助けられてます。
まとめ
HSCのセルフチェックをやってみていただいていかがだったでしょうか。
この記事では、以下のことを紹介しました。
この記事で、いちばん伝えたいのは「育て方が悪いと自分を責めないでほしい」ということです。
HSCについて悩んで、考えて、この記事にたどり着いたあなたは、心の底からお子さんを大切にされているんだと思います。
それだけ愛情たっぷりに育てられたお子さんは、とても幸せな子です。
どうか自信をもって子育てをしていってくださいね。
この記事を読んで少しでも前向きな気持ちになっていただけたら幸いです。
参考文献
・明橋大二著「教えて、明橋先生!何かほかの子と違う?HSCの育て方Q&A」
2019年2月20日 第1版発行 1万年堂出版
・長沼 睦雄著「子どもの敏感さに困ったら読む本」
2019年10月5日 第4版出版 誠文堂新光舎
・お茶の水女子大学 ※発表者
飯村 周平(東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻 東京大学特別研究員・日本学術振興会 特別研究員PD)
岐部智恵子(お茶の水女子大学基幹研究院 研究員)
https://www.ocha.ac.jp/news/d008695.html
・フレデリック・ファンジェ著「自信をもてない人のための心理学」
2020年9月10日第6刷発行 紀伊國屋書店
・西南学院大学 人間科学論集 第17巻 第2号
敏感性の高い子どもの育ちへの支援 山本 佳代子
http://repository.seinan-gu.ac.jp/bitstream/handle/123456789/2240/hs-v17n2-p215-226-yam.pdf?sequence=1&isAllowed=y
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