この記事を見ている人には、「自分がHSS型HSPなのか知りたい」「HSS型HSPだと知って安心したい」「どの診断を使えばいいか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私もHSS型HSPか知りたくて、色々と試してきましたが…結局、どれがいいか分からず、悩んだ経験があります。
本記事では、そんな私の経験から以下について解説していきます。
- 【医学的判断はできないけど…】HSS型HSPのセルフテスト
- 【HSS型HSP診断?】診断の代わりになるものを紹介!
- 【HSS型HSP診断?】ビッグファイブに基づく本記事限定のテスト方法も紹介!
特に、「ビッグファイブ」を使ったテストは本記事限定です!
ぜひ、本記事を通して、自分がHSS型HSPっぽいのかどうか調べてみましょう。
【医学的判断はできないけど…】HSS型HSPのセルフテスト
まずは、自分がHSS型HSPかどうかテストしてみよう!
まず、HSP提唱者であるアーロン博士が自身のサイトで公表している「HSS型HSPのセルフテスト」を紹介します。
<HSS型HSPのセルフテスト>
□もし安全なら、未知の新しい体験ができる薬をやってみたい。 |
□会話によってはひどく退屈になる時がある。 |
□行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。 |
□スキーやロッククライミング・サーフィンのようなスリルのあるスポーツをやってみたい。 |
□長い間家にいるとイライラする。 |
□何もせずにじっと待っているのは嫌い。 |
□同じ映画を二度見ることはめったにない。 |
□あまりやったことのないことをするのが楽しい。 |
□もしなにかめずらしいことを目にしたら、わざわざ寄り道をしてでも確かめに行く。 |
□毎日同じ人たちと一緒にいると飽きてしまう。 |
□君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。 |
□知らない場所を探検するのが好き。 |
□日課はもたないようにしている。 |
□強い体験を与えてくれるアートに惹きつけられる。 |
□気分を高揚させてくれる物質が好き。 |
□思いもつかないようなことをする友だちのほうが好きだ。 |
□新しい知らない場所へ行ってみたい。 |
□もし旅行に行くお金があったら外国へ行きたい。 |
□探検家になってみたい。 |
□誰かが性的なジョークを飛ばしたり、性的なことを口にして、みんなが気まずそうに笑うような時でも、自分はそれを楽しいと感じる。 |
<刺激追求型セルフテストの採点評価>
<女性>
もし11以上の項目にチェックを入れたら、おそらく、あなたは刺激追求型(HSS)です。7以下であればおそらくHSSではありません。8~10の間だったら、たぶんあなたは両者の中間です。
<男性>
もし、13以上の項目にチェックを入れたら、おそらく、あなたは刺激追求型(HSS)です。9以下であればおそらくHSSではありません。10〜12の間だったら、たぶんあなたは両者の中間です。
【HSS型HSP診断?】診断の代わりになるものを紹介!
診断があり過ぎで、どの診断を信じればいいか分からない…。
以下では、私の経験から「テスト」の正しい使い方を解説します。
結論:科学的な根拠に基づいた診断方法はない
大前提、「科学的な根拠に基づいたテスト方法」はありません。
なぜなら、HSS型HSPは研究段階で、ほとんど証明されていないからです
そもそも、多くのテストはHSS型HSPの傾向から作られたもので、テストによって内容も異なります。
テスト結果が全てと考えてしまうかもしれませんが、根拠がない以上、そのテスト結果を信じすぎるのは危険です。
自分を理解するための「判断材料」として使うのがオススメ
では、どこまでテスト結果を信じればよいのでしょうか?
私は「信じる」のではなく「判断材料」として使うのをオススメします。
あくまで、テストはHSS型HSPの”傾向”を調べるもので、HSS型HSPかどうかを確定するものではありません。
また、そのテスト結果があなたの性格を決定する訳ではないので注意が必要です。
テストは自分を理解するための方法の1つ。私もテスト結果で性格を決めつけたことがありましたが、危険なのでやめてください。
HSS型HSPへの理解を深めるのが大切
テスト後は「HSS型HSPへの理解を深める」のが大切です。
テスト後は「私はHSS型HSPだから」と考えてしまうかもしれませんが、HSS型HSPは性格の”傾向”で性格は決定しません。
私にもHSS型HSPっぽい友人がいますが、その性格は1人1人違うと感じています。
あくまで「HSS型HSP」への理解を深め、どこが当てはまるのかを見極めるのが大切です。
以下の記事では「HSS型HSP」の特徴を実体験からまとめているので、ぜひ参考にしてください。
【HSS型HSP診断?】本記事限定のテスト方法を紹介!
色々なテストを試してみたいな!
色々なテストを試してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、「ビッグファイブ」に基づくテストも紹介します!
他サイトにはないテストなので、ぜひ試してみてください!
テスト方法:ビッグファイブで「開放性」と「外向性」の度合いを調べる
本テストでは、以下の関係に基づいて「HSS型HSP」の傾向を調べていきます。
<ビッグファイブを使ったテスト方法>
- 「ビッグファイブで開放性が高い」=「HSS型の傾向が強い」
- 「ビッグファイブで外向性が高い」=「HSEの傾向が強い」
「開放性」や「外向性」は次節で説明しますが、例えば、私は「開放性」が高く出たので、「HSS型HSP」の傾向もあると考え、自己理解を深めています。
ビッグファイブは、以下のリンクからテストできるので、ぜひテストしてみてください。
ビッグファイブとは?
では、ビッグファイブについて解説していきます。
ビッグファイブとは、以下で示すような「性格」に関する学説です。
<ビッグファイブとは?>
ビッグファイブとは、性格は5つの因子によって構成されているという学説のことです。ビッグファイブは、世界で最も信憑性のある性格分析と言われており、ビッグファイブを使った心理テストは世界中で活用されています。
アチーブメントHRソリューション「ビッグファイブとは?5つの性格特性と心理テストを紹介」(https://achievement-hrs.co.jp/ritori/big-5/)
「開放性」と「外向性」の度合いをテストでき、先述したようにそれぞれの度合いに応じて、「HSS型HSP」や「HSE」の傾向の強さを調べます。
<開放性と外向性とは?>
- 開放性:知的、美的、文化的に新しい経験に開放的な傾向
- 外向性:興味関心が外界に向けられる傾向
HSPの4つの分類
次に、ビッグファイブとHSS型HSPの関係を明らかにするため、HSPの4つの分類を紹介します。
HSPは、以下の図で示すように4つに分類されると考えられています。
全てに共通しているのは、「刺激に敏感である」こと。
また、HSS型(刺激追求型)であるかどうか、HSE(外向型)であるかどうかで分けられています。
「HSE」の詳しい解説や、「ビッグファイブ」とのより深い関係性は下記の記事でも紹介してるので、ぜひのぞいてみて下さい。
【HSS型HSP診断?】テスト結果を見た人に伝えたいこと
本記事の最後に「テスト結果」を見た人に伝えたいことを紹介します。
テスト結果が全てではない
「テスト結果が全て」と考えてしまうのは危険です。
病院の診断とは違い、HSP関連のテストはHSPっぽい人の傾向から作られています。
つまり、科学的な根拠がない以上、「テストでHSS型HSPの傾向が強いと出たから、私はHSS型HSPだ」と考えるのは間違いです。
断定するのではなく、あくまでテスト結果は「自分を知る手がかり」として使うのがオススメです。
私もテストでHSS型HSPの傾向が強いと出ていますが、HSS型HSPではないと感じる部分も多くあります!
自己理解を深めることが何よりも重要
テストしてみたけど、結局よく分からないな…。
テストだけでは見えない「HSS型HSP」の当てはまる部分とそうでない部分を明らかにするためにも「自己理解」を深めるのがオススメです!
ただ、「自己理解ってどうやればいいんだろう?」「私のやっている自己理解は合っているのかな?」と悩んでいる人も多いかもしれません。
そんな人にはHSPが開発したHSPのための自己理解手法である「自己理解プロファイル」がオススメです!
「自己理解プロファイル」はこのブログを運営する「Teals株式会社」と「キャリアの専門家」が協働開発したHSPによるHSPのための「自己分析手法」です。
詳細は省きますが、テストをやってみた人にこそオススメしたい方法なので、ぜひ下記から試してみてください!
HSS型HSPは多くの可能性を持った存在
僕はHSS型HSPだから、ダメなんだ…。
もしかしたら、テスト結果を見て、HSS型HSPである自分を悲観的に捉えている人もいるかもしれません。
しかし、「HSS型HSPは多くの可能性を持った存在」です。
実際、HSPを公表しながらも活躍している有名人の方も多くいます。
- ロンドンブーツ1号2号|田村淳さん
- 最上もがさん
- ベッキーさん
- EXILE ATSUSHIさん
- ダウンタウン|松本人志さん
下記で有名人がどのように才能を活かしているかまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:「HSS型HSPだから」と決めつけないのが大切!
本記事では「HSS型HSPかどうか知りたい」人に向けて、「具体的なテスト方法」や「テストの正しい使い方」を紹介してきました。
科学的な根拠に基づいたテストは、私の知る限りありません。そのため、テスト結果は「判断材料」の1つとして使うのがオススメです。
また、「HSS型HSPっぽい自分」に悩んでいて、「理想の生き方」を実現したいと思っている人は「Tealsホーム」への参加も検討してみてください。
「Tealsホーム」は代表の理念のもと運営されているHSPによるHSPのためのコミュニティで、現在は200人以上が、理想に向けて互いに切磋琢磨しています。
実際、Tealsホームに参加したことで将来が明確になり、充実した人生を送れるようになったという人もいます。
医学的に対処した方がいいときは病院の紹介もあるので、初めは驚きましたが、警戒心が強い自分でも「しっかりしてるんだな」と安心しました。今は挑戦したい道が見つかったので、Tealsで出会った方と一緒に前に進んでいます!
1人で転職や副業、フリーランスを目指すことは不安で大変なことですが、Tealsホームでは仲間や講師と自分のペースでできるので、無理なくスキルアップできます。
大切なのは、「一歩を踏み出すこと」です。ぜひ、皆さんの参加をお待ちしています!
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