HSPで恋愛ができない!と思っている方、こんな悩みはありませんか?
- 恋をすると疲れる
- なかなか恋愛まで発展しない
- 付き合いが始まると悩みだらけになる
- 恋愛をしなければならないものだと感じている
恋の悩みだけじゃなくて恋愛自体にたくさん悩んじゃうんだよね。
この記事では、HSPの恋愛について
- HSPが恋愛で悩みやすい理由
- 心地よい恋愛をするためのポイント7つ
- ムリせず恋愛を楽しむための向き合い方
をご紹介します!
HSPならではの恋愛の悩みについて一緒に考えていきましょう。
HSPが恋愛で悩みやすい理由
HSPが恋愛に悩みやすいのにはいくつか理由があります。
さっそく一つずつみていきましょう。
共感しやすい
HSPの方は共感力が強い傾向があり、良くも悪くも相手に感情を引っ張られやすいです。
いい感情なら引っ張られてもいいって思うけどだめなのかな?
感情の良し悪しを問わず、振れ幅が大きいと負担になる可能性があります。
共感は相手に寄り添うために重要な力ですが、自分の身を滅ぼしてしまわないよう注意です。
共感しやすい方は相手との境界線を意識してみてください。
自分と相手はあくまで別の人間であると考えると切り離しやすくなるでしょう。
気を遣う
あなたは相手の変化に気づきやすくありませんか?
そして、相手に合わせがち、という方も少なくないと思います。
HSPの方は他者の変化に敏感な傾向があり、気づくからこそ気を遣いやすいです。
一方で、自分の変化には疎いと感じている方もいると思います。
時折、普段人に向けている意識を自分の変化に向けてみましょう。
いつもと違うと感じたら自分を労わってあげてくださいね。
無理をしてしまう
恋をすると相手によく思われたいと感じるのは当然ですよね。
しかし、素の自分を差し置いて自分を取り繕うと疲れてしまいます。
無理をしているなと感じたら、ありのままの自分を出せていないサインかも。
長く付き合う未来を考えると無理をするのは最善ではありません。
気張らずにいられる関係を築ける方がHSPの方にとってはよいでしょう。
そのように考えると、自分が気楽にいられる存在の相手は相性がいいかもしれませんね。
相手に尽しがち
HSPの方は先回りで何かをやってあげる機会が多くありませんか?
私は同級生にお母さんみたい、と言われた経験があります。
相手のために動ける性格は素晴らしいものですが、その分自分がないがしろになっているかもしれません。
また、尽くすと知らず知らずのうちに見返りを求めてしまう可能性もあるのでほどほどにしましょう。
恋愛ではないですが、私はSNSの友人相手に求められていないのに尽くしすぎ、失敗した経験があります。
特にSNSは相手の顔が見えず、良くも悪くも感情を増幅させやすいので要注意です。
思い悩みやすい
誰しも恋愛では思い悩んでしまいがちなものです。
しかし、HSPの方は恋愛以外でも悩む機会が多いのではないでしょうか。
そのため、恋愛をすると悩み事が増える傾向にあるかもしれません。
デートでどこへ行くか、どんなプレゼントを渡すか、など楽しい悩みは問題ありません。
もしもネガティブな悩みに囚われているなら、相手と少し距離を置いてみてはいかがでしょうか。
自分を俯瞰的に眺めてみるとハッとさせられる瞬間があるかもしれません。
距離感に悩む
HSPの方にとって他者に干渉されない時間は非常に大切です。
SNSが普及して誰とでも気軽に繋がれる昨今、とりわけ一人時間の重要さを感じている方も多いかと思います。
恋愛に限らず、相手からの連絡にすぐ返さなければと感じたり、返信内容に悩んだりしがちではないですか?
対面の関係でもすぐに距離を詰められるとつらく感じる方もいるでしょう。
SNSでも対面でも、自分の保ちたい距離感と違うなと感じたら意識的に距離を調整してみましょう。
自己肯定感が低い
みんなは自己肯定感って高いかな?
HSPの方は周りの人の変化に敏感な傾向があるため、他者と比較してしまうタイミングが多いかもしれません。
周りとの比較は、すべてが同じ土俵にあるわけではないので無意味です。
しかし、頭では分かっていても比べてしまい、自己肯定感が低い方もいると思います。
自己肯定感の低さは相手への依存度を高めますので、まずはありのままの自分を少しずつ受け入れてみてはいかがでしょうか。
外の環境が苦手
外の環境は室内の環境よりもたくさんの刺激に溢れています。
騒音や視覚情報の過多、湿気や気温がストレスになるケースもあるでしょう。
恋愛ではデートがつきものですが、相手が行きたい場所が自分の苦手な場所というケースもあるかと思います。
デートでは定番のゲームセンターやテーマパークなどがあまり得意ではない方もいるのではないでしょうか。
相手に合わせる対応も大切ですが、自分のキャパを超えない程度にしましょう。
時には自分が心地よく過ごせそうな代案を提案してみてもいいかもしれません。
心地よい恋愛をするためのポイント7つ
HSPの方が心地よく恋愛をするためにはどうしたらよいのでしょうか。
私なりに7つの方法を考えてみましたのでご紹介します。
ぜひ、自分に合いそうな方法を実践してみてください。
無理に付き合い続けない
恋愛に限らず、自分が苦手と感じた人と一緒にいると精神的に苦痛を伴います。
特にHSPの方は苦手という感情の感じ方も強くなる傾向があるでしょう。
人間関係は深くなるほど苦手な部分に出くわしがちです。
初めはいいなぁという感情しかなくても、付き合いが長くなると相手の粗が見えやすくなりますよね。
もしも相手と付き合う中で違和感を感じたときは、無理をせず距離を置くようにしましょう。
素をさらけ出す
恋をすると自分をよく見せようって頑張りがちかも……。
相手によく思われたいと思う気持ちもある程度は必要でしょう。
自分を磨くために、いい姿を見せたいという感情は欠かせないものです。
しかし、自分を取り繕うほど素をさらけ出しにくくなります。
お付き合いの先の関係を想像したときに、ありのままの自分を受け入れてもらうことは重要です。
肩ひじを張らず、時折素の自分を相手に見せてみてはいかがでしょうか。
素の自分を見せたときの反応で相手を見定める材料にもできるので、自然体でいてみる時間は重要かもしれません。
押してダメなら引いてみる
相手にアプローチをかけるあまり、自分ばかり積極的になってはいませんか?
HSPの方は周囲の変化に気づきやすい方が多く、何事もやってあげがちになりやすいです。
少しでも自分ばかりだなと感じたときはあえて身を引いてみるのも手です。
押してダメなら引いてみろ、は王道のテクニックですが、うまくいけば相手の気持ちを知るきっかけを作れる可能性も。
あなたが関わっていない時間であなたの大切さに気づき、相手からアプローチをかけてくれるかもしれませんよ。
素直な気持ちを伝える
相手の気持ちを察しやすいHSPさんは、無意識のうちに相手の望む言葉ばかりを発するケースも。
寄り添えるスキルは恋愛において重要ですが、仲が深まるほど素直であっても相手は受け入れてくれるはずです。
とはいえ、いきなり自分の気持ちを伝えるのは難しいと思います。
まずは相手の言葉を肯定して、その後に自分はこう思うと続けるだけでも少し伝えるハードルが下がるかもしれません。
ぜひ、少しずつ自分の素直な気持ちを伝えてみてくださいね。
一人時間を確保する
恋をすると相手について考える時間が増え、ずっと一緒に居たいと思うかもしれません。
しかし、HSPさんにとって自分だけの時間は大切です。
一人で過ごす時間は意識的に確保しましょう。
一人の時間があるからこそ、相手と一緒の時間がより良く思えるはずだよ。
思い悩みすぎるケースは相手に依存的になってしまっている可能性も。
依存度合いが高まる前に、連絡を返す時間に間をあけてみたり、物理的に距離を置いてみたりして意識的に距離の調整をしてください。
HSPであると伝えてみる
HSPの方は相手に心配をかけたくないからと、自分の困り事を隠してしまうケースもありますよね。
ですが、相手はむしろあなたに頼って欲しいと思っているはずです。
思い切ってHSPであると伝え、悩みを打ち明けてみてはどうでしょうか。
しかし、相手がHSPでない場合は特に伝え方に気をつけましょう。
HSPは性質であり、病気や障害ではないため誤解を与えないように話せるといいですね。
苦手に感じやすい状況や、つらいときにどうして欲しいかなどなるべく具体的に伝えると相手も配慮をしてくれやすくなると思います。
そして、気を配ってもらったときには感謝を忘れずによい関係を築きましょう。
HSPの相手と巡り合う
HSPで恋愛に悩む場合、相手もHSPであれば理解が得やすいでしょう。
そのため、HSPの方はHSPの相手を探すと恋愛がうまくいくかもしれません。
しかし、自分も相手も一人の人間ですのでHSP同士だから気が合うと信じ切ってしまわぬように注意です。
HSPかどうかであるよりも相性が重要ですので、マッチングを意識しましょう。
恋愛以前に、HSPの方と出会う機会はなかなか少ないですよね。
そこでHSPのコミュニティであるTealsホームをご紹介します。
Tealsホームはオンラインのコミュニティなので、場所を問わずHSPの方同士で繋がれます!
定期的にイベントを開催していますので、交流のきっかけもつかみやすいです。
ぜひTealsホームを覗きに来てくださいね。
恋愛の捉え方を見直そう
恋愛自体がつらく感じてきた……。
日頃から疲れやすいHSPさんにとって、恋愛は負担になりがちです。
つらいと感じた時には恋愛の捉え方を見直してみましょう。
自然と恋愛になる可能性を考える
あなたは恋愛はみずから進んでするものだと思っていますか?
最近はマッチングアプリの普及もあり、恋はするものと思ってする方が多いかもしれません。
しかし、日頃付き合いのある人から恋人に発展するケースもあります。
学校や職場、行きつけのお店や知り合いの紹介など日常に出会いのきっかけは溢れています。
昨今は求めないと出会いがないケースも多いようですが、それでも自然と恋愛に繋がる可能性はゼロではありません。
恋愛はするものではなく自然になるもの、と捉えるだけでも少し気が楽になるかもしれませんよ。
さらに、HSPの方は過度にドキドキする関係よりも、一緒にいて安心できる関係の方が心地よく過ごせる可能性が高いかもしれません。
そのように考えると、日常で関わっている何気ない人が将来の恋人になる、なんてケースもあり得るのではないでしょうか。
自分を磨く
恋愛はしようと思うほどうまくいかなかったりしがちです。
そんなときはぜひ、自分磨きに力を入れてみてください。
運動、スキルアップなど外見や内面など自己成長への努力をしてみましょう。
自分の身の回りに集中すると悩みの矛先が他者から自分自身に変わるので、どうにかできる悩みに変化するのです。
相手に自分を好きになってほしい!ってどれだけ願っても、ただ思ってるだけじゃ好きになってくれるかは分からないもんね。
そして、不思議なことに自己研鑽を積む人は魅力的に見え、自然に人が寄って来るパターンも。
自分磨きは一見遠回りに見えるかもしれませんが、実は近道の可能性もありますので取り組んでみてくださいね。
もし自分磨きが恋愛に発展しなくても得られるものはたくさんありますので、メリットしかありませんよ。
恋愛はしなくてもよい
恋愛をしなければと思っている方はいませんか?
周りの人に恋人がいるから、年齢的にそろそろだから、など恋愛をしなければと感じてしまう理由はいくつかあると思います。
しかし、恋愛は必須でしょうか?
もちろん、恋愛をすれば心理的に満たされ、幸福感が上がるケースもあるでしょう。
ですが、恋愛に悩みは付き物で、人によってはむしろ疲れてしまうケースもあります。
恋愛は学業や仕事ではありませんのでしなくてはいけないものではありません。
恋愛=幸せという方程式がかならずしも成り立つ訳ではないと理解し、恋愛はしてもしなくても大丈夫と思えるといいですね。
恋愛に代わるものを見つける
現在は世の中にたくさんのコンテンツが溢れています。
趣味も多岐にわたり、娯楽に恵まれた時代です。
つまり、恋愛に拘らなくとも代わりのものに満ち溢れています。
幸福は恋でしか得られないものではありません。
あなたは恋愛以外でどんなときに幸せを感じますか?
おいしいものを食べたとき、動植物と触れ合ったときなど思いつくものがたくさんありますよね。
HSPの方は感覚が鋭い傾向があり、些細な出来事にも幸せを見出せる人が多いです。
特性を活かして、恋愛以外の場所に幸せを見つけに行ってみてはいかがでしょうか。
HSPの恋愛は無理をしない!
これまで恋愛に悩むHSPさんに向けて、恋愛のコツや捉え方をお伝えしてきました。
感覚が敏感な傾向にあるHSPの方にとって、恋愛はとにかく無理をしない意識が重要です!
今はよくても、この先長く付き合うとしたときに無理をしていると関係を続けるのは困難になります。
お互いにありのままをさらけ出して、受け入れ合える素敵な関係を築けたら理想だね。
そして、恋愛にこだわる必要もありません。
みなさんが自分にとっての幸せとはなにかを考え、追及できるよう願っています。
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