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HSS型HSPさんに向いている仕事・向いてない仕事 | 適職はなに?

この記事を見ているHSS型HSPの方は

  • 「職場のささいな一言が気になる」
  • 「怒られている人がいると自分も怒られているようで辛い」
  • 「また仕事を辞めてしまった。自分に合った仕事はあるのかな…」

と悩んでいるのではないでしょうか?

この記事では、「自分に向いている仕事を知りたい」「仕事が辛くて転職したい」と思っている方に向けて

  • HSS型HSPに向いている仕事と向いていない仕事
  • HSS型HSPの人が仕事を続けるポイント
  • HSS型HSPの人の仕事の探し方

を筆者の体験談も交えて記載していきます。

くろねこ

私自身もHSS型HSPの気質があり、「仕事が辛い」と感じる事が多いですが、この記事の内容を意識するようになって、辛さが減りました。

この記事を読むと

・仕事の辛さを軽減する方法
・自分に合った仕事の探し方

が分かると思います。最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

目次

HSS型HSPとは?

繊細さ(HSP)」と「刺激を求める(HSS)」の相反する気質を持っている人のことです。

HSPは「Highly Sensitive Person」の略で、HSSは「High Sensation Seeking」の略です。

HSPは、その人が置かれた環境からの影響を受けやすいと言われており、

  • 疲れやすい
  • 周りの人のささいな一言が気になる
  • 人の気持ちに共感しやすい

といった傾向があるようです。

HSPの特徴である繊細さを持ちつつ、刺激を求めるHSS型HSPの方は「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」と表現されることもあります。

HSEやHSS型という言葉は、科学的に証明されているわけではありません。「このような個性があると言われている」といった内容ですので、参考程度にとどめておいてください。実際には、HSP以外の様々な性格要素も絡み合い、一人一人の特徴や強みは変わってきます。

HSS型HSPあるある

HSS型HSPの「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」という表現が腑に落ちるようなHSS型HSPあるあるをいくつか紹介します。

  • 刺激を求め外出するが、人混みや騒音で消耗する
  • 行動は大胆だけど、些細なミスを気にする
  • 好奇心旺盛だが、考えすぎて行動に移せない
  • 初対面ではよく話すが、気を遣いすぎる
  • 予定をたくさん入れすぎて疲れる

このような矛盾している気質を持っているため、悩みを抱えるのかもしれません。

HSS型HSPを詳しく知りたい方に向けた記事もあります。以下の記事も見てみてください。

HSS型HSPに向いている仕事

HSS型HSPの特徴を踏まえて、HSS型HSPに向いていると言われている仕事を紹介します。

HSS型HSPに向いている仕事と向いていない仕事の具体的な職種は以下の記事で紹介していますので、見てみてください。

他者への共感力を活かせる仕事

HSPの方は他者への共感力が高い、という特徴があります。

HSS型HSPの方も例外ではありません。

チルティ

人の悩みに寄り添ったり、困っている人を助ける仕事に、共感力の高さが活かせそうですね。

自分のペースで出来る仕事

HSPの方は疲れやすい傾向が多いと言われていますので、疲れを溜めないためにも、自分のペース出来る仕事が良いと思います。

自分で仕事のペースや量を決められる職種や、休みが取りやすい職場は無理なく続けられそうですね。

変化や刺激がある仕事

繊細だけど刺激を求めると言われているHSS型HSPは、仕事でも変化や刺激があった方が良いそうです。

チルティ

担当する業務に変化がある、出張やクライアントが変化する仕事だと、刺激がありそうですね。

くろねこ

HSS型HSPの気質を持っている私は、担当する仕事が変わって新しいスキルや知識を身に付ける時は楽しみながら仕事をしていました。

また、webサイトリニューアルのディレクションを担当していた時は、日々の仕事内容に変化があり、大変ではありましたが充実感もありました。

HSS型HSPに向いていない仕事

ルーティンワークが多い仕事

刺激を求めるHSS型HSPの方に、ルーティンワークが多い仕事は向かない傾向にあります。

仕事を一通り覚えてしまうと、毎日が同じ事の繰り返しで刺激が少なく、辛く感じてしまうのだとか。

HSS型HSPの方にとっては、飽きやすい仕事なんだと思います。

ノルマに追われる仕事

HSPの気質の1つに「疲れやすさ」があります。

ノルマに追われると精神的な負担も増えてより疲れやすくなりそうですね。

またノルマを達成するために、休めない状況が出てきそうです。

くろねこ

部署のノルマを達成する為に次から次への仕事をふられた時、何とか仕事はこなしましたが、疲労感はいつもの倍でした。

アクシデントが多い仕事

HSS型HSPの方は突発的なアクシデントには弱い傾向があるようです。

くろねこ

以前、職場のサーバーやネットワーク監視をしていた頃、「メールが受信できない」「インターネットに接続できない」といったトラブルがあった時は、パニックになりながら対応していました。

対応が終わった後はしばらくぼーっとするくらい疲れていました。

上下関係が厳しい職場や古い慣習のある仕事

HSPの方は、共感力が強いという特徴があるため、周りで怒られている人がいると、自分が怒られているような気分になりストレスになってしまうようです。

体育会系の体質や古い社風が残っている職場は辛さを感じることが多いかもしれません。

不機嫌な事が多く高圧的な態度を取る人が上司だった頃、周りの人が怒られると、いたたまれない気持ちになっていました。

HSS型HSPの人が仕事が続かない理由

変化が少なく飽きてしまう

繊細さを持ちつつも、刺激を求めると言われているHSS型HSPさん。

変化が少ない仕事は刺激が少なくストレスになってしまうようです。

クライアントや訪問先が定期的に変わるなど、ある程度の刺激がある仕事が良さそうです。

人間関係

HSS型HSPの人に限らず、職場の人間関係が上手くいかず退職する人はいると思います。

昇進や昇格で役職がつくと人との関わりが増えますし、上司と部下の板挟みとなるケースも出てきます。

HSS型HSPの人は周囲の人のささいな一言をいつまでも気にしてしまう、他者への共感力が高いといえます。

これにより、多くのストレスを感じてしまうのだと思います。

職場の環境

HSPの方は、光や音、匂いなどの周囲からの刺激に対して敏感という特性があります

人と人との距離が近い職場や、賑やかな職場だと、受ける刺激が多く疲れてしまうのかもしれませんね。

HSS型HSPが仕事を続けるポイント

ここまでHSS型HSPの方の特徴や、HSS型HSPの方の特徴を踏まえた、向いている/向いていないと言われている仕事を紹介してきました。

HSPやHSS型HSPの特性から、仕事が辛く感じることが多いかもしれません。

でも、自分の特性を知っていると対策が取れます。

HSS型HSPの方が仕事を続けるポイントを紹介していきます。

疲れを自覚する前に休む

これまでに記載してきたように、HSPは周囲からの刺激に対する感受性が高いため、「疲れやすい」気質があると言われています。

疲れを自覚する前に、休むようにすると良いでしょう。

私は、

  • あえて何も予定を入れない休日を作る
  • 特に用事はないけど有給を取る

実践しています。

くろねこ

以前は周囲に気を遣って、有給を取らなかったり、疲れていても誘いを断らなかったりして、疲れが溜まって丸一日寝込むことが度々ありました。

意識して休む日を作るようにしてから、疲れで寝込むことは大分減りました。

仕事以外に熱中できる趣味をもつ

仕事以外に熱中できる何か」があると気分転換になります。

スポーツでも漫画でもアニメでも、好きで熱中できる事なら何でも良いです。

ちなみに、私の趣味は格闘技です。

格闘技の練習をしている間は、仕事の事を忘れる事ができますし、運動して汗を流す事でストレス発散にもなります。

くろねこ

仕事で嫌な事があったり、上司や同僚から言われた一言が気になっている時でも、ジムに行って練習したら「まあ、良いか」と思えるようになり、嫌な気持ちを引き摺る事が減りました。

仕事は徐々に役割が変わるものだと認識する

ルーティン業務など、変化が少ないと仕事が辛く感じる事が多いHSS型HSPさん。

チルティ

「マニュアルがある仕事しか任せてもらえず仕事がつまらない…」

と思う方もいるかもしれません。

でも「仕事で刺激が少なく辛い」状況が変わる可能性もあると思います。

新人の頃はマニュアルがある業務や、単調な仕事を振られる事が多いと思いますが、昇進や昇格をして役割が変われば、自分の裁量で出来る仕事があるはずです。

この辛い状況もずっとは続かない、と思えば、仕事で感じる辛さを軽減できるのではないでしょうか。

HSS型HSPの仕事の探し方

これまでの仕事を振り返る

これまでの仕事の経験や辛かった事、楽しかった事などを振り返りましょう。

  • 仕事で辛いと感じた時の状況(仕事量が多かったのか、人間関係が悪かったのかなど)
  • どんな仕事だと飽きてしまったか
  • 楽しいと感じた仕事、充実感を感じたのはどんな仕事か

そうする事で、辛いと感じそうな仕事は避けることが出来ると思います。

また、

  • 辛いと感じていたのは仕事内容ではなく職場の環境だった
  • 今まで苦手と思っていた仕事だけど実は成果を出せていた

など、改めて気付ける事もありそうです。

自己理解を深める

これまで、HSS型HSPの方の特徴や向いている仕事/向いていない仕事等を紹介してきましたが、一口にHSS型HSPといっても一人一人強みや弱みは異なります

内向的な方も、外交的な方も、真面目な方も、柔軟な方もいらっしゃいます。

そのため、性格検査やキャリア分析によって、自分の全体像を知ることが大切です。

たとえば、著名な性格検査に「Bigfive test」というものがあります。

Bigfive testは、人の個性は以下の5つの因子の組み合わせで成り立っているという理論です。

一人一人の性格を5つの因子の強弱によって知る事ができます。

  • Openness(開放性)
  • Conscientiousness(誠実性)
  • Extraversion(外向性)
  • Agreeableness(協調性)
  • Neuroticism(神経症的傾向)

しかし、理論が難しかったり、結果をどう転職に活かせばいいのか分からない人が多いのも事実です。

このブログを運営している株式会社Tealsには、性格検査の専門家が所属しており、「自己理解プロファイル」というプログラムも用意しています。

私も、「Tealsホーム」というコミュニティで自己分析を進めているのですが、最終的には、下記のようなシートが完成します。

こういった自己理解やキャリアのサービスは、数万円以上する高額なものが多いですが、「Tealsホーム」は990円で入会できますので、興味がある方は一度詳細を見てみてくださいね。

転職エージェント/転職サイトを利用する

転職エージェントは、担当者と相談していくことで、今まで気づけていなかった事に気付ける事があると思います。

また、希望する職場環境も紹介してくれるでしょう。

転職サイトでは、情報収集や自分の市場価値を知る事ができます。

チルティ

実は、Tealsにも内向型限定の転職支援サービスがあるんだよ!

  • 周りに合わせるのは得意だから、だましだまし頑張っていたけど…今の仕事を一生続けるのは辛いかも
  • ネームバリューに惹かれて今の会社に入ったけど、社交性ばかり要求されてしんどい
  • 自分の強みを活かして、転職して年収も上げたいけど、HSPで内向的な自分に合う職種ってあるのかな
  • 将来のことも考えて収入を増やしたい。どんな職種だったら内向型でも活躍できるんだろう?

仕事や収入に対して、このように悩んでいるHSPや内向的な方は多いのではないでしょうか?

くろねこ

社交性や売上、スピード感ばかりが重視されていると、HSPや内向型はしんどくなりますよね。

チルティ

これから結婚や子育てをしていくんだと将来のことを考えると、年収を上げたいけど…今の会社でくすぶってていいのか悩む…。

くろねこ

評価を上げるために社交的にふるまうなど、周りに合わせて性格を変えるのも一つの手ですが、正直難しいですよね。

HSPや内向的な人にとって、今の社会は厳しいのが現実です。

周りに合わせたり、真面目にコツコツ頑張ったりしても、それが報われるかどうかは分かりません。

くろねこ

「内向型の強みを活かせる職種」「内向型の価値を見出せる職種」で活躍して、収入も上げていきたいのが本音です。

チルティ

内向型の強みを活かす転職なら、Tealsの転職支援がおススメだよ!

Tealsでは、プロ監修のもと、性格診断やキャリア分析で自己理解を深めたり、キャリア市場を学んだり…

内向型だからこそ『戦略的に生き抜く術』を身につけて転職できるサポートを行っています。

チルティ

内向型に特化した転職支援だから、一人ひとりに向き合った丁寧なサポートを受けられるよ。

くろねこ

最後まで無料でサポートを受けれるのは嬉しいですね!

チルティ

サポートできる人数は限られているから、興味のある方は下記ボタンから面談を申し込んでみてね!

決めれない人はアルバイトで様々な職種を経験してみるのもあり!

HSS型HSPの方に向けた仕事の探し方を記載してきましたが、

チルティ

「やっぱり仕事を決められない」

と思う方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、アルバイトで色々な職種を経験して、自分に合った仕事を見つけるのも仕事探しの一つの手段だと思います。

まとめ

この記事では、HSS型HSPの方にむけて

  • HSS型HSPに向いている仕事と向いていない仕事
  • HSS型HSPの人が仕事を続けるポイント
  • HSS型HSPの人の仕事の探し方

を紹介してきました。

記事の冒頭にも記載しましたが、HSPは科学的に証明された言葉ではなく、まだまだ研究段階です。

HSS型HSPの特徴も、全員に当てはまる訳ではありませんので、自分の事を理解して、自分にあった働き方や職種を見つけることが大切だと思います。

少しずつ自分の事を理解する、ことから始めては如何でしょうか。

自己理解が進むと、向いている仕事や向いていない仕事も見えてくると思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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この記事を書いた人

小さい頃から人見知りで、人が集まる場所が苦手ではあるが学生時代は無難に過ごす。
社会人になり仕事量の急増と人間関係が悪化した事によりうつ病を発症し2度の休職を経験。復職し、心療内科への通院を終えるも「疲れやすい」「ささいな事で落ち込む」「緊張しすぎる」等の生きづらさを感じ、克服しようと格闘技を始めた。HSPを知ったのは格闘技を始めて2年ほど経った頃。感じていた生きづらさは自身の気質だと知る。人と比べ自身の成長の遅さに落ち込む事はあるが、練習は楽しくストレス発散にもなるので格闘技は継続中。

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