優しすぎる人はなぜつらいの?優しい人との違い・自己犠牲をやめる方法

  • 人に優しくするのは当然だと思う
  • 気づけばいつも周りの人に雑に扱われる
  • つい仕事を引き受けてしまって、苦しい……
  • 「あなたは優しすぎる」と言われるけど、よく分からない

心当たりはありませんか?

人に優しくするって当たり前なはずなのに、
いつの間にか自分だけ都合のいい人扱いをされている気がする……もどかしいですよね。

こゆき

私も人間関係で悩んだ時期がありました

チルティ

分かる……今はどう?

こゆき

今では優しすぎる人を卒業して、人間関係もいい感じです

この記事では、下記について解説します。

  • 優しすぎる人の特徴|優しい人との決定的な違い
  • 【チェックリスト】あなたは優しすぎる人?
  • 筆者の体験談|優しすぎる状態から抜け出した方法

今では優しさを持ったまま良好な人間関係を築けている筆者の体験談を踏まえて、
優しすぎる人の悩みと対処法をご紹介します。

目次

優しすぎる人って? 優しい人との決定的な違い

優しい人と優しすぎる人の違いは、無意識に“自己犠牲”をしているかどうかです。

優しい人は、自分も相手も大切にできる人。
優しすぎる人は、自分を後回しにして相手を優先し続ける人です。

優しすぎる人の中には、
「人に優しくしなさい」
「わがまま言わないで」
「常に他人の気持ちを考えて」
そう言われて育った人もいるかもしれません。

自分に優しくして、それでも余りある優しさを他者に渡せるのが優しい人です。

自分に優しくできていないのに、無理に人に優しくしていませんか?

  • 頼まれると断れない
  • 本当は嫌でも引き受けてしまう
  • 気づけば負担ばかり増えている

そんな状態になると、
「この人は頼めばやってくれる。キャパの大きい人」
「多少雑に扱っても離れていかない人」
そう認識されて、人間関係が上手くいきにくいです。

優しい人と優しすぎる人の違い一覧

項目優しい人優しすぎる人
判断基準自分と相手のバランスを見る相手優先
頼みごと状況によって断るほぼ断れない
ストレスたまりにくいたまりやすい
人間関係対等一方的になりやすい
優しさの使い方選んで使う無差別に使う

今、優しすぎて困っていても、状況は改善できます。
余裕のない優しすぎる人から、余裕のある優しい人に変われます。

【チェックリスト】あなたは優しすぎる人?

まずは、あなたが優しすぎる人かどうかを確認しましょう。

チルティ

チェックリストを作ったので、確認してみてね

優しすぎる人のチェックリスト

  • 人の機嫌に振り回される
  • 正直、人に嫌われたくない
  • いい人と思われると安心する
  • みんなに“公平に”優しくしたい
  • 頼られると誰にでも手を貸してしまう
  • 人に優しくするのは当たり前だと思う
  • 誰かを特別扱いするのはおかしいと感じる
  • 自分の予定よりも相手の予定を優先しがち
  • 嫌な気持ちになっても、めったに口に出さない
  • タイミングの悪い誘いや頼みごとでも、なんとか都合をつける

3個以上当てはまったら「優しすぎる人」かも!

筆者や周りの経験談をもとに作成しています。
科学的根拠のあるものではありません。
参考として利用してくださいね。

優しすぎる人の心理・原因

「どうしてこんなに周りに気を遣ってしまうんだろう」
「断るだけなのに、なんで罪悪感を抱くの……?」

チルティ

そんなふうに、自問自答した覚えはない?

環境や経験によって、優しすぎる状態になる人も多いです。
ここでは、優しすぎる人に多い心理・原因を解説します。

幼少期の役割

優しすぎる人の中には、幼少期の家庭環境で「優しくいなさい」と刷り込まれた人がいます。

  • 親の機嫌を損ねないように、親に優しい言葉をかけ続けてきた
  • 親に「お姉ちゃんだから我慢しなさい」と言われてきた
  • 両親が不仲で、自分が仲裁しなければならなかった

このような家庭環境で育つと、

  • 危険を回避するために、常に周りを優先しなければならない
  • 迷惑かけないように我慢しなければならない
  • 自分の要求を口にするのは悪

無意識下にそのような価値観がすり込まれます。

大人になっても、他人を優先し続けて、気がつくと自分がボロボロになっているかもしれません。

チルティ

優しさが生存戦略だったんだよね

こゆき

まずは自分に優しくしても大丈夫な環境に移りましょう

その後、少しずつ他人じゃなくて自分に優しくする練習をしましょうね

チルティ

愛着スタイルが不安型の方もいるかも……

よければ参考に読んでみてね

条件付きの愛情

・いい子にしている時だけ褒められた
・親の期待に応えた時だけ喜んでもらえた

そんな条件付きの愛情を受けて育つと、

  • 頑張れば、愛される
  • 他者の期待に応える人に価値がある
  • 自己主張をすると周りに煙たがられる

知らず知らずのうちにそのような思い込みを抱きます。

その結果、大人になっても、

  • 自分軸で動けない
  • 相手や組織に尽くしすぎる
  • 必要以上に周りに優しい優等生を演じてしまう
チルティ

そして段々と苦しくなって、ある日ポッキリ折れてしまう人も……

人の価値は他人に何をしてあげたかでは決まりません。

少しずつでいいので、思い込みを減らして、自分らしくいてもいいと思える状態を目指しましょうね。

嫌われたくない心理

生育環境や親の愛情に問題がない人の中にも、優しすぎる人はいます。

優しすぎる理由が
「嫌われたくない」
「人に好かれたい」
それだけの人もいます。

人は社会で生きる生き物です。

一人では生きていけないので、「嫌われたくない」と思うのは、
人間としてとても自然な気持ちです。

  • 断って嫌われたくない
  • 自分の意見を言って空気が悪くなったら嫌
  • みんなと仲良くしたいから、できるだけ自我を出したくない

つい自己犠牲をして、みんなにとっての「いい人」になってしまう。

しんどくない範囲ならいいんだけど……

こゆき

もしあなたが今しんどいと感じているなら、
それは自己犠牲しているサインかもしれません

自己犠牲をしてみんなに合わせる“いい人”よりも、

  • 自己犠牲をしない
  • ハッキリ嫌なことは嫌と伝える
  • 信念を持って、妥協せずに生きる

そんな人の方が実は好かれるかもしれません。

こゆき

人間って、自分にとって都合のいい人よりも、
自分らしく生きている人に魅力を感じやすいんですよね

チルティ

実は自分らしくふるまう方が好かれるケースも多いよ

こゆき

他者への思いやりを持ったまま、自分らしく生きるのがおすすめです

筆者の体験談|優しさを利用された失敗談

周りに優しすぎるとトラブルに巻き込まれます。

「都合のいい人」として認識されて、利用されるからです。

ここでは、筆者の学生時代の体験談をご紹介します。

トラブルその1|周りに負担をかける

幼稚園の頃から中学生になるまでずっと私の悪口を言っている人がいました。
言いたいなら言わせておこうと放置していた記憶があります。

その人に興味がなくて、どうでもよかったんですよね……。

私は仲のいい友人と二人で登校していましたが、中学生になった時にその人が一緒に登校したいと言ってきました。

本音では嫌でしたが、友人がその人と仲良くなれるならと思って何も言いませんでした。

いざ三人で登校を始めると、

・その人が私を無視して友人だけに話しかける
・その人のふるまいに怒った友人が私だけに話しかける
・私は少しでも雰囲気をよくしようと二人に話しかける

毎朝、空気が最悪でした。

一週間後、私は所用で学校を休みました。

翌日、待ち合わせ場所に行くとその人はいませんでした。
その代わりに、ものすごく怒った友人が一人で立っていました。

友人

昨日、あいつがお前の悪口を言ったから、
二度と顔を見せるなって言った。

あんなひどい悪口言いやがって……

その人が友人にどんなひどい悪口を伝えたのかは分かりません。

怒りで声が震える友人を見て、最初から私がはっきり断っておけば、
友人に嫌な思いをさせなかったのにと強く反省しました。

トラブルその2|変な人が寄ってくる

大学生の頃の話です。

周りから距離を置かれているクラスメイト(男性)がいました。

クラスメイトなので、話しかけられたら普通に答えていたのですが、次第にその人のふるまいがエスカレートしていきました。

同じクラスの友人に相談したところ、

友人

関わらない方がいい、話しかけられても無視して

ずっと無視していたら相手も諦めるから

こゆき

さすがに無視するのは可哀想じゃない?

友人

じゃあ、心配してる私は可哀想じゃないの?

こゆき

……

あなたが大事にしたい相手は誰?
あなたを大事に思っている友達?
それともあなたに危害を加える人?

ちゃんと考えて

こゆき

ごめん……

この時の友人のセリフは真理だなと今でも思っています。

自分の周りの人を大切にしたいなら、誰にでも優しくするのをやめて、自衛を覚えなければなりません

「NO」と言わない人を利用する人間は、どこにでもいます。

エピソードから分かる、優しすぎる人のデメリット

・間接的に大切な人を傷つける

・自分で自分を守れないと、周囲が疲れる

生きていく上で、優しさを持つのは大切です。

でも優しさの使い方を間違えると人間関係を悪化させる原因になります。

【体験談から分かる】優しすぎる状態から抜け出す方法

このままではいけないと思うようになった私は、
自分なりに考え方や行動を見直して改善しました。

改善方法

①マインドの見直し

  • 自衛を意識した
  • 誰にでも優しくするのをやめた
  • 優しくして大丈夫な相手かどうか考えるようになった

②優しくする前に、必ず考える

  • 頼られてもすぐにOKしない
  • 優しくした場合、その後どうなるかを考える
  • そもそも自分にとって優しくしたい相手かどうか考える

③嫌な時はハッキリと断るか適切に距離を置く

まともな相手なら、誘いを断っても「そっか、分かった」で終わります。

断ってもしつこい相手は、関わらない方がいい人です。

こゆき

以上を頭の片隅に置いて、人間関係を回しています

改善によるBefore/After

Before

  • 断るのに罪悪感を抱く
  • 自分が我慢すればいいやと思う
  • 人間関係のトラブルに巻き込まれる
  • 「あなたは優しすぎる」と心配される

After

  • 何事も自分の気持ちや今後の見通しを基準にして、判断できるようになった
  • 変な人に絡まれなくなった
  • 人間関係のストレスが減った
  • 「優しすぎる」と心配されなくなった

優しさは強みでもある

ここまでデメリットをお伝えしてきましたが、優しさそのものは長所であり強みです。

  • 共感力が高い
  • 信頼されやすい
  • 長期的な人間関係を構築できる

適切に優しさを使うためには、自分を守る強さが必要です。

まとめ|優しすぎる人を卒業する

この記事では、

  • 優しすぎる人の特徴|自己犠牲をしてしまう
  • 【体験談】優しすぎる人は都合よく利用される
  • 優しすぎる状態から抜け出す方法

をご紹介しました。

ここまで読んで、
「自分は優しすぎる人かも」
「都合よく扱われる自分を卒業したい」
「自己犠牲をしない、優しい人になりたい」
そう感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方で、
「自己犠牲をしない優しさがどんなものか、分からない……」
「自分で選ぶとか、自分軸とか、頭で理解できても実行できない」

チルティ

そんなふうに苦しむ人もいるかも……

実際、今までの対人関係パターンを改善するためには、自己理解と他者との関わりの両方が必要です。

  • 対人関係における自分の行動パターンを理解する
  • 他者との関わりを通して、自分のふるまいを少しずつ改善する

この両方が必要ですが、
自分の思考や行動の癖は、なかなか一人では気づけません。

優しすぎる人の中には、
「都合よく扱われ続けて、もう限界……」
「優しくする以外の他者との関わり方を知らない」
「自分軸が大切なのは理解したけど、そもそも自分がどうしたいのかが分からない」
そんな方がたくさんいらっしゃいます。

こゆき

長年、周りに尽くしすぎて、自分らしさを見失って苦しむ方が多いです

だからこそ、優しすぎる人を卒業するためには、安心できる空間と伴走してくれる人の存在がとても大切です。


このブログを運営しているTealsのコミュニティ「Tealsホーム」では、
人間関係や仕事の悩みを抱えている方が安心して相談できる場所を提供しています。

優しすぎて都合よく扱われる……そんな悩みに理解あるコーチが伴走型コーチングを通して、

  • 自分の思考パターンの整理
  • 今までの対人関係における行動パターンの振り返り
  • 都合よく扱われない良好な人間関係を築くためのマインドづくり

をサポートしています。

また、必要に応じて、
・メンタルケア会
・福祉制度を活用したサポート
などもあります。

もしも、
「一人で悩み続けて、疲れてしまった」
「誰かに相談しながら、頑張りたい」
そう感じているなら、まずは気軽に相談してください。

チルティ

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この記事を書いた人

幼少期に安定した土台を持たずに育ちましたが、思春期以降の交友関係を通して、自分なりの安心や距離感の基準(愛着スタイル)を形づくってきました。愛着スタイルに悩んでいる方は、今までなぜそう振る舞う必要があったのかを、人生の背景や適応の観点から捉えなおすのが大切だと考えています。その上で、内省やメタ認知、自己理解などにより、読者のみなさまにとって一番の選択を考えていく……記事を通して、そのお手伝いができれば嬉しいです。(愛着スタイルのほか、INFJやHSPの記事も執筆しています)

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