仕事が長く続かない…。私の根性が足りてないだけなのかな?
この記事を読んでいる方は、このようなことで悩んでいるのではないでしょうか?
そして、無理なく仕事を続けるコツを探しているでしょう。
私も新卒で入社した会社で辛い経験をしてきた1人で大学時代もアルバイトが長続きせず、すぐに辞めていました…。
この記事ではそのような方々に向けて、以下を紹介していきます。
- HSPが無理なく仕事をするためのコツ5選
- HSPの仕事が続かない原因9選
- HSPが無理なく仕事を続けやすい環境5選
結論、仕事が続かないのは決して悪いことではありません。仕事を辞めるという行動は、HSPにとってより良い生活を送るための最善の方法です。
ぜひ、この記事を通して無理なく働くコツを見つけていきましょう。
【結論】HSPで仕事が続かないは大丈夫!それはあなたを守るために最も大切なこと!
HSPさんの中には仕事が長く続かないことが不安で、自分自身を追い込んでしまう人もいるかもしれません。
しかし、その方に私から伝えたいことは、HSPで仕事が続かないは大丈夫だということです。
なぜなら、HSPにとって仕事を辞めることは、過剰なストレスから離れ、自分自身を守るために最も大切なことだからです。
- 人間関係が上手くいかず、職場にいるだけで不安
- 休みが明けるのが怖くて、休日も心が全く休まらない
- 毎日残業続きで、身も心もボロボロ…
このような環境で働き続けてしまうと、ストレスが限界に達してしまい、うつ病など精神の病にかかってしまう可能性もあります。
私も職場に行くのが怖くなり、布団に入っても不安で眠れない。朝起きても、ストレスと不安で胸が締め付けれるように痛いというような日々を半年以上送ってきました。
そんな状態が続く中で、次第に心がすり減っていくのを毎日のように感じていました。
そのような中で私を救ってくれたのは、無理してストレスのある環境で働く必要は全くなく、自分にあった職場や環境で働くことが大切だという考え方です。
仕事を辞めることは決して、逃げではありません。ぜひ、皆さんに合った働き方を実現していきましょう。
HSPが無理なく仕事をするためのコツ5選
結論、HSPが無理なく仕事をするためのコツは「自分に合った環境・働き方で仕事」をしていくことです。
実際、私のHSPである友人の中には、以下のように言ってくれている友人もいます。
前職では職場の雰囲気が合わなくて毎日疲れ切っていたけど、職場を変えてから新しい趣味も始められて、毎日楽しく働けているよ!
私も人間関係で悩まされることばかりで大変だったけど、人との関わりが少ない職場に変えてからは毎日ストレスなく働けているわ!
私も不特定の人と話すと疲れてしまうことが多かったため、対人コミュニケーションの少ない職場に移動したことで、今も長く働くことができています。
では、ここからHSPが無理なく仕事する以下5つのコツについて紹介していきます。
- 自己理解を深め、自分に合った環境や働き方を明確にする
- 仕事に求める基準を変えていく
- 仕事以外にやりがいを見つける
- 他のHSPの体験談を聞く
- 社会保障制度を使って自由な時間を作る
自己理解を深め、自分に合った環境や働き方を明確にする
仕事を長く続ける環境を見つけるためには、以下を「自己理解」の中で見極めた上で、自分にあった働き方や環境を選択していくことが大切です。
なぜなら、自身に合った環境や働き方は人それぞれに決まっていくからです。
- 自分の得意・不得意は何か?
- 自分にあった環境とはどのような環境か?
- 転職・フリーランス・起業など多くの選択肢の中でどれが最も適切か?
特に、「HSPだから自分は〇〇なんだ」ということは全くなく、無数の性格要素の組み合わせの中で1人1人の強みや個性は変わってきます。
私も「HSPだから」と決めつけることが多かったのですが、自己理解を深めていったことで、自分に合った働き方を見つけることができました。
しかし、自己理解を深めようと言われてもどうやってやったらいいんだろう?という人がほとんどかと思います。
そのような人にオススメしたいのが、私も実践している「自己理解プロファイル」という手法です。
自己理解プロファイルは「性格検査」と「キャリア分析」を掛け合わせることで、自己理解の正確性と網羅性を高め、より深く自分を理解することができるという、このブログが運営しているTealsホーム独自の自己分析手法です。
「自己理解プロファイル」の具体的な流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。
私もこの自己理解プロファイルを通して、自分にしかない強みを見つけるとともに、自分に合った環境や働き方を明確にすることができました。
「自己理解を一人で進めるのは難しい」「他人からみた客観的な意見や自分の活かし方を知りたい」方には、Tealsの転職支援サービスもおすすめです。
Tealsでは『内向型向けの戦略』を詰め込んだ転職支援サービスを行っています。
Tealsの転職支援サービスでは、内向型に寄り添った転職支援を最後まで無料で受けられます。
一人ひとりに向き合ってサポートするから、サポートできる人数に限りがあるみたいだよ!
「自分に合った環境で働きたい」「今の状況を変えたい」「内向型特化の転職支援を受けたい」という方は、ぜひ一度覗いてみてくださいね。
他のHSPの人の経験談などを聞く
仕事を続けやすい環境を見つけるためには、他のHSPの経験談を聞くことも効果的です。
例えば、下記のような会話を想像してみましょう。
事務職に就職したいと思っているんだけど、具体的な仕事内容ってどんな感じなのかな?について知りたいな
具体的にどの職種の事務職になりたいの?
医療事務とかが気になっているけど、まだあんまり決まっていなくて…。
そしたら、まずは色々な職種の事務職について聞いてみたらどうだろう?他の事務職で働いたことのある人たちの話も聞いてみると、イメージが湧くと思うよ!
このように実際にその職種で働いたことのある人に話を聞くことで、本当にその仕事は自分に合っているか?得意を生かして働くことができるか?など、より詳細に働くイメージを想像することができるようになります。
そして、このブログを運営している株式会社Tealsの「Tealsホーム」というコミュニティでは、様々な経歴を持つ100人以上のHSPの人たちが互いに支えあいながら、日々活動しています。
私もこのコミュニティに参加し多くの方と交流することで働く上でのヒントを得て、より良い働き方ができるようになっていきました。
ぜひ、皆さんも一度詳細をのぞいてみてはいかがでしょうか?素敵な出会いがそこには待っているかもしれません。
仕事を探す基準を変えていく
仕事が続かないと悩む場合、自分に合わない会社を避けるためにも、一度自分の持っている基準を見直してみることも大切です。
例えば、皆さんが以下のような基準を持っているとします。
- 年収600万円を超える仕事
- 新しいことに挑戦してどんどん成長することができる環境
- 世間からの評判が高い会社
確かにこれらの基準は一般的によいといわれている基準かもしれませんが、果たして皆さんにとってはどうでしょうか?
実際、年収600万円を超える仕事や新しいことへ挑戦していく会社はハードワークな会社も多く、皆さんには合わないかもしれません。
私も新しいことに挑戦することや長時間働くことが当たり前の環境で働いていたのですが、次第に心がすり減っていきました。
HSPが仕事を探す基準を作る際には、以下の順番で自分の内面から基準を作っていくことがオススメです。
- 自己理解を通して、自分の強みや弱みを明確にしていく
- 自己理解の中で明らかになった自身の特徴を踏まえて、基準を作っていく
最も避けたいことは、年収や世間体などの会社の外面からの基準を作ってしまうことです。
正しい自己理解に基づいて、自分に本当にあった基準を作っていきましょう。
仕事以外にやりがいを見つける
仕事以外にやりがいを見つけておくことも、HSPが仕事を長く続ける上では重要です。
具体的には
- 仕事以外の趣味を見つける
- 副業で本業以外の収入源を持っている
- 休みの日の楽しみを見つけて、習慣化していく
などを実現すると、長く働きやすくなります。
私も副業としてブログを始めたり、趣味として映画鑑賞を始めたことで、日々の仕事以外の場所でリラックスすることができるようになりました。
実際、仕事で疲れたときは、趣味でリラックスすることがストレスを和らげてくれます。
また、副業で収入を確保できていれば、本業以外での生きる道も見つかり、本業に対する緊張や不安が少なくなります。
そのため、仕事以外のやりがいを見つけて、自分から仕事を長く続けるための環境を見つけていきましょう。
社会保障制度を使って自由な時間を作る
ここまで色々な仕事を続けるための方法を解説しましだか、中には「時間がなくて…。」という方もいるかもしれません。
そのような人は「社会保障制度」を使って、自由な時間を得ることもオススメです。
実際、社会保障制度を使えば、仕事をしていなくても最大で2年6ヶ月は生活を保障してくれます。
最近は、制度について誰でもわかりやすく説明してくれているサイトや動画も増えてきました。
手続きはみなさんが考えているよりも複雑ではないので、ぜひ一度調べてみてください。
<参考文献>
- 厚生労働省 「社会保障とは何か」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_21479.html)
- 両学長:「第3回 失業保険を2年6ヶ月もらう方法【お金を”貯める”】(https://youtu.be/c8f7V9FdAVI)
HSPの仕事が続かない原因9選
先述したように、HSPで仕事が続かないのは決して悪いことではなく、その行動はより良い生活を送るための最善の方法です。
しかし、辛い環境を意識的に避けていくためにも、HSPが仕事を続けにくい原因を知っておくことも大切です。
そして、HSPの仕事が続かない原因は以下9つに代表されるような「HSPに合っていない環境や働き方で仕事をしていること」です。
HSPの仕事が続かない原因
- 人間関係
- 誰にも相談や質問ができない
- 人からの評価が気になる
- 上司の些細な言葉に傷ついてしまう
- 職場環境
- 音や光が気になって集中できない
- 上司の怒っている声が聞こえてくる
- せわしなく働いている人が多い
- 仕事内容
- ノルマや目標に厳しい
- 臨機応変な対応が常に求められる
- 変化が激しい
実際、2019年に「エンジャパン株式会社」が実施した退職理由に関する調査でも、「人間関係」や「職場環境」を理由に挙げている人が多くいます。
引用元:1万人が回答!「退職のきっかけ」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―
もちろん、1万人の中にHSPがどれだけ含まれているかは分かりませんが、アンケート結果からも上記3つは多くの人に当てはまる原因だと考えられます。
では、9つの原因について詳しく見ていきましょう。
人間関係編
まず、「人間関係」の観点に絞って解説していきます。
誰にも相談や質問ができない
新しい職場に入社したばかりで、毎日分からないことだらけ…。周りに相談したいけど、こんな簡単なこと相談してもいいのかな?
新しい職場に入社した際、このように悩んだことのある人も多いのではないでしょうか?
HSPには人の目線を気にしてしまう人も多く、誰にも相談できずに悩みや不安を溜め込んでしまう人もいます。
- 質問をしないため、仕事を理解していると思われて仕事が増える
- 仕事がどんどん増えていき、マルチタスクなどでミスが重なる
- 理解できていない部分を質問できず、次第にミスが増えていく
結果として、職場に行くこと自体が怖くなり、仕事に行くことが憂鬱になってしまうこともあります。
私も新入社員のとき、上司に全く質問できずにミスが重なった結果、仕事に行くのが怖いという日々を半年以上過ごした経験があります…。
私の場合は最終的に上司に相談できたのですが、相談できない状態が続くと、メンタルに限界がきてしまうこともあるので注意が必要です。
人からの評価が気になる
職場の人からの評価を気にしたり、自身への評価を他人と比較したりしてしまうことも、HSPが仕事を辞めてしまう1つの原因です。
なぜなら、HSPには人の目線など周囲の環境に敏感な人も多く、他人の評価を気にしすぎた結果、自身を否定的に捉えてしまうということもあるからです。
- 評価が下がってしまうことが怖く、些細なミスを気にしすぎてしまう
- 職場の人に嫌われていると感じ、職場に行くのが怖くなる
- 上司に評価がされていないと考え、人間不信になる
評価を気にしても意味がないと頭で分かっていても、ふとしたことで評価が気になり、次第に自分を追い込んでしまいます。
上司の些細な言葉に傷ついてしまう
上司の些細な一言に傷ついてしまうことも、HSPが仕事を辞めてしまう1つの原因です。
人よりも感受性が高いHSPは、上司の1つ1つの言葉に敏感に反応してしまい、気づかないうちに心が疲弊してしまうことがあります。
また、自己肯定感が低く責任を感じやすいため、深く落ち込んでしまうこともあります。
- 何であんなことをしてしまったんだろう…
- きっと、もう私は期待されてないんだ…
- もう、この職場にいられない…
何気ない言葉も、HSPにとっては大きなダメージになってしまっていることがあります。
他の人からしたら何ともない指摘にも、深く傷ついてしまうんですよね…。
結果として、職場にいること自体に限界がきて、仕事を辞めてしまうのです。
職場環境編
では、次に「職場環境」の観点から解説していきます。
音や光が気になって集中できない
他の人のタイピング音や電話の鳴る音が気になって仕事に集中できない…。
HSPには周りの刺激に敏感な人も多く、周囲の音や光などの刺激に反応しすぎて仕事に全く集中できなくなってしまうことがあります。
- 職場が狭く、隣の人のタイピング音が常に聞こえてくる
- 蛍光灯の灯りが眩しくて、すぐに疲れてしまう
- 電話が鳴るとビクッとして、そのあとの仕事に集中できない
このように職場には、HSPが働きにくいと感じる要因が多くあります。
私は、今でも電話の音が鳴るたびにビクッとしてしまいます…。特に自分しかいない状況では、電話が鳴ることが怖くて緊張してしまいます。
環境の整っていない職場で働き続けると、不安やストレスが溜まった結果、心が疲弊ししてしまう危険性もあります。
上司の怒っている声が聞こえてくる
上司の怒っている声が聞こえると、私が怒られているのではないかと感じて、いつも不安で…。
そうだよね…。自分が怒られていないと頭で分かっていても、不安になってしまうよね。
繊細なHSPにとっては、たとえ自分が怒られていなくても上司の怒号が聞こえると、自分が怒られていると感じて、不安になってしまうことがあります。
特に、日常的に上司の怒号が聞こえる職場では不安も溜まりやすく、安心して仕事をすることもできなくなってしまいます。
せわしなく働いている人が多い
周りの人がせわしなく働いている環境もHSPにとって、長く働きづらい原因になってしまうことがあります。
実際、HSPには周りの環境の変化に敏感な人が多く、周りが焦っていると、自分も焦って、普段しないようなミスをしてしまうことがあります。
- 急がなくてはいけない感じ、気持ちもどんどん焦っていく
- 周りよりも仕事が遅いと感じ、悲観的に考えてしまう
- 休憩に入るよりも仕事を終わらせることを優先して、うまく休めない
焦ると、普段はしないようなミスをしてしまうこともあります。
業務内容編
ここまで、「人間関係」と「職場環境」の観点から「長く働きづらい環境や働き方」について解説してきました。
最後に、業務内容について解説していきます。
ノルマや目標に厳しい
ノルマを達成するためにはどんなことでも頑張れる!
このようにノルマや目標があるほど燃える人ならいいですが、HSPはそのような人が少ない印象です。
実際、営業など具体的な数値でノルマが課せられる場合、達成しなければいけないプレッシャーや不安で押しつぶされてしまうことが少なくありません。
- ノルマが達成できない罪悪感が辛い
- ノルマが達成できない未来を想像して不安になる
- 周りと競うのが苦手で、働いているだけでプレッシャー
また、ノルマがある不安やプレッシャーから、心が疲弊し体調を崩してしまう可能性もあります。
臨機応変な対応が求められる
1つ1つのことをじっくり考えてから行動するタイプのHSPにとって、日々臨機応変な対応が求められる環境はストレスになることが多いです。
私も予備校で働いているのですが、急に発生するイレギュラーな対応に戸惑ってしまうことが、仕事に慣れてきた今でも多くあります。
私も予備校で働いているのですが、急に発生するイレギュラーな対応に戸惑ってしまうことが、仕事に慣れてきた今でも多くあります。
そして、働き方が合わないことから仕事に馴染むことができず、結果的に仕事を辞めてしまうこともあります。
変化が激しい
新しい環境にうまく馴染めない…。
HSPには急激な変化が苦手な人も多く、人や環境の変化や新しい事業への挑戦など、日々激しく変化することがストレスになってしまうことがあります。
特に、自分が望んで新しい環境に飛び込む場合はいいのですが、会社の方針などで強制的に変わった場合、適応し切れなくなってしまうことがあります。
- 新しい部署の人たちとの人間関係が上手くいかない
- 上司や同僚に仕事ができない人と思われるのが怖くて仕事に集中できない
- こんなこと言って大丈夫かなと思って、会議などで発言できない
新しい職場や部署ではHSPにとって、ストレスそのものになる可能性があります。
そして、適応し切れないのは自分の「能力不足」だと感じてしまうこともあり、だんだん自信が持てなくなってしまいます。
HSPが無理なく仕事を続けやすい環境5選
ここまで、HSPが「仕事を続けにくい環境」について解説してきました。
共感できる部分があり、私以外にも同じことを感じている人がいると安心してできていたら、とても嬉しいです
一方、HSPにとって「仕事を続けやすい環境」もあります。
ここでは、5つ紹介していきますので、ぜひ働きやすい環境を見つけるためのヒントにしてみてください!
自身の強みを生かせる環境
HSPには多くの強みがあり、その強みを生かすことで自身の力を最大限発揮することができます。
例えば、
HSPの強みを活かせる仕事
- 1つ1つの仕事を丁寧に行える → 経理や営業事務などの事務職
- 相手の気持ちを敏感に察知できる → カウンセラーや看護師、マーケティング
- 感受性の高さや独特な世界観 → デザイナーやカメラマン、動画編集者
など、多くの仕事にHSPの強みを生かすことができます。
私も自身の強みである「相手の話を聞き出す力」を発揮することで、日々楽しく働くことができています。
でも、「自分の強みなんてあるんだろうか」「自分が活躍できる環境って具体的にどんな環境なんだろう?」と悩む方は多いと思います。
HSPや内向的な人にとって、社交性が重視される今の社会は不利に感じる場面も多いよね…。
- 会社は騒がしく苛烈すぎる
- 静かで落ち着いた環境で働きたい
- 責任感や顧客、サービスへの愛のために自分を犠牲にしがち
- 人脈や根回しで体育会系ばかり評価され、実力を見てもらえない
HSPや内向的な人が活躍できる場所ってあるのかな?
実は、よく調べてみると内向型こそ『価値を出すことが認められる職種』はちゃんと存在しています!
内向型だからこそ、「慎重さ」「深い思考」「直観と洞察」といった強みを活かして、 活躍できる職種はあります。
だから、自己理解を深めたり、キャリア市場を理解したり…
『戦略的に生き抜く術』を身に着けるのが大切なんだね!
Tealsでは『内向型向けの戦略』を詰め込んだ転職支援サービスを行っています。
Tealsでは、内向型に寄り添った転職支援を最後まで無料で受けられます。
一人ひとりに向き合って丁寧にサポートしてもらえるよ。
サポートできる人数には限りがあるため、興味のある方は早めに面談を申し込むのがオススメです!
自分の強みを活かせる環境で働きたい!という方は、ぜひ一度、転職支援の面談を受けてみてくださいね。
意思疎通がしっかりとできる環境
常に周囲の様子を伺いながら仕事することの多いHSPにとって、周囲との意思疎通がしっかりできることは大切です。
実際、意思疎通ができると
意思疎通がしっかりとできることによるメリット
- 仕事で分からないことがすぐに質問できる
- 「〇〇さんは私のことをどう思っているんだろう…」という不安が減る
- 職場での心理的安全性が守られる
などの多くのメリットがあります。
また、意思疎通ができると自分の悩みを打ち明けやすくなるので、より自分に合った働き方を実現しやすくなります。
確かに上司や同僚に質問しやすい環境はストレスや不安が少なくていいね!
そうだね。私も上司や同僚に質問しやすい環境に変わってから、ストレスや不安がかなり減ったよ!
柔軟な働き方が許される環境
どんなに心地の良い環境であっても、「今日は体調が悪くて仕事に行けない」ということはあるかもしれません
特に、ストレスや不安を感じたときに無理して出勤してしまうと、体調がさらに悪化し精神的にも追い詰められてしまう可能性もあります。
そのような時に柔軟な働き方が許されている環境であれば、例えば以下のようなメリットも得ることができます。
柔軟な働き方が許されている環境でのメリット
- 時短勤務などで本人の希望に合わして、出勤時間を変更できる
- リモートワークで通勤を無くし、家などで働くことができる
- フレックス制度により、1日の仕事量を調整することができる
そのため、「フレックス制度」を導入している会社やHSPだということを理解し急な休みでも受け入れてくれる会社を選ぶことも大切です。
リモートワークなど人との関わりが少ない環境
繊細で敏感なHSPの中には、人と長い時間関わると疲れてしまう人が多くいます。
そのため、物理的に人との関わりが少ない環境を選んであげることもオススメです。
特に最近は、リモートワークを導入する会社も増えてきているため、必ずしも人と直接的に話さなくてもよくなってきました。
そのため、リモートワークを導入している会社を積極的に探してみると、自分にあった職場を見つけることができるかもしれません。
毎朝の満員電車で、会社に着くときにはヘトヘトで…。
そんな時には、リモートワークもオススメ!
リ朝の満員電車を避けることができるので、会社に着いたときにはもうヘトヘトということも、防げるよ!
目標やノルマに厳しすぎない環境
先述しましたが、目標やノルマがあることは、HSPにとって、ストレスや不安の原因そのものになってしまうことがあります。
ただ、実際にノルマや目標の一切ない会社を見つけることは難しいこともあります。
そのため、ノルマや目標が達成できなかったとしても、今の課題や今後の方針をしっかりと話し合ってくれるような職場を見つけるとよいでしょう。
私の会社は月に1回、上司と目標やノルマについて話しあえる時間があるので、その中で働き方を見直すことができています!
しっかりと話し合ってくれる会社であれば、仕事に対する不安やストレスも減り、モチベーション高く働くことができるようになります。
HSPで「仕事が続かない」と悩む人へのQ &A
ここまでHSPが仕事を続けやすい環境やその環境を見つけるための具体的な方法についてまとめてきました。
ただ、これで全ての悩みが解決したわけではないと思います。
そのため、下記ではよくあるQ&Aについてまとめていきます。
ぜひ、仕事を見つける際の参考にしてみてください。
HSPにオススメな仕事って何?
HSPにオススメな仕事には以下のようなものがあります。
〜クリエイティブな仕事〜
Webデザイナー | イラストレーター | 絵本作家 | カメラマン |俳優 | コピーライター|音楽家 | 芸術家 | 建築家 | 各種職人
〜細かい技術が求められる仕事〜
システムエンジニア | 校閲 | 経理 | 各種職人 | 各種事務 | |自動車整備士
〜人の心身を癒す仕事〜
カウンセラー | 臨床心理士 | セラピスト | マッサージ師 | 医師 | 看護師 | 介護士 | エステティシャン | 整体師 | 占い師 | ヨガインストラクター | ジムトレーナー
〜生き物と関わる仕事〜
トリマー | ドッグトレーナー | ペットシッター | 獣医 | 動物園、植物園飼育員 | 農業 | 林業 | フラワーコーディネーター | 花屋 | 造園師
〜人との関わりが少ない仕事〜
家事代行 | 倉庫作業 | 新聞配達 | 警備員 | 図書館司書 | タクシードライバー | 事務 | 経理
これらの仕事はどれも、一般的に言われているHSPの強みを活かした仕事になります。
ただ、先にも述べましたが、人の得意・不得意はHSPだからという理由だけで決まるものではありません。
無数の性格要素の組み合わせで決まっていくため、あくまで参考程度にしていただけたらと思います。
HSPにオススメしない仕事って何?
HSPにオススメする職業もあれば、もちろんあまりオススメしない職業もあります。
具体的に以下3つはオススメしません。
HSPにあまりオススメしない仕事
- 営業職
- 接客業(サービス業)
- 総合職
営業職の場合、ノルマや目標が常に求められることが多く、プレッシャーに押しつぶされてしまう可能性があります。
また、人の気持ちを敏感に察することのできる傾向のあるHSPにとって、不特定多数の人と関わる接客業は疲れすぎてしまう可能性があります。
ただ、例えば営業職の中でも新規営業とルート営業ではルート営業の方がHSPに向いているなど、営業職の中でも適職は異なってきます。
私も営業に関わることがありますが、相手に寄り添った提案をしていく営業スタイルなので、無理なく続けることができています。
下記の記事でHSPの営業職についてまとめているので、営業職にも興味があるという人は、ぜひ参考にしてみてください。
新しい仕事を始められる自信がありません。どうしたらいいですか?
新しい仕事を始めようとするとき、「前の仕事と一緒で上手くいかないんじゃないか…」など、多くの不安を抱えている人がいるかもしれません。
また、新しいことを始めるのは、とにかく不安でできるなら避けたいことかもしれません。
でも、あなたが選んだその仕事はあなたにとっての天職かもしれません。
私も記事を書き始めた時は、継続できるかどうかなど多くの不安がありましたが、今では天職だと思って続けられています!
大切なのは「最初の一歩を踏み出してみる」ことです。
失敗したら、またやり直せば大丈夫です。ぜひ、自信を持って最初の一歩を踏み出してみてくださいね。
HSPで仕事が続かないと悩む方に伝えたいこと3選
新しい職場で働き始めるのは誰もが不安
新しく仕事を始めたいけど、しっかりと働けるのか不安…。
新しい仕事を見つけるときに、このように悩むことは多いと思います。
大前提としてまずお伝えしたいことは、皆さんだけが新しい職場で働くことを不安に思っているわけではないということです。
実際、株式会社ビズヒッツが働く男女500人を対象に実施した「新しい職場での不安に関する意識調査」では、97.2%の人が「新しい職場に不安を感じる」と回答しています。
不安に感じたから「私はダメなんだ」などと思う必要はありません。
最初の一歩を踏み出すことは、誰でも不安です。
自分のペースで、一歩ずつ着実に前に進んでいきましょう。
会社に勤めることが全てではない
もう1つみなさんに伝えたいことは、会社に勤めることが全てではないということです。
特に、最近は副業やフリーランスなど会社に勤める以外の方法で生きていく方法が多く存在し、それで生計を立てている人も多くいます。
そして、会社に勤める以外の方法で生きていくという考えを持つことは、きっと視野を広げるきっかけになるはずです。
私も会社に勤めることが安定で全てだと考えていましたが、副業やフリーランスとしての生き方を知り、今はライターとしても活動できています。
私もそうでしたが、「仕事が続かない」と悩んでいるときに、仕事以外の方法を考えられることは不安を和らげてくれます。
ぜひ、会社勤め以外の生き方も模索しながら、無理なく働く生き方を見つけていきましょう。
最も大切なのは心身の健康
ここまで色々な話をしてきましたが、最後にみなさんに伝えたいことは「最も大切なのは心身の健康」ということです。
私もそうでしたが、HSPの中には限界まで頑張りすぎてしまい、心がボロボロになってしまう人も少なくありません。
私も大学院で研究しているときや新卒時代にうまくいかない自分を責めて、どんどん心が病んでいき、心も体も限界になってしまっていました…。
そして、結果的に入院まで追い込まれて初めて気づいたのは、「自分の体が一番大切なんだ」ということです。
辛いと感じたときは、まずは「心身の健康を大切にすること」を最優先にしましょう。
それが、HSPとして無理なく生きていくために最も大切なことです。
最後に:無理なく働いて幸せな生活を
ここまでHSPで仕事が続かないという方に向けて、無理なく仕事を続けるためのコツをお伝えしてきました。
中でも最も重要なことは以下3つです。
- 自己理解を深め、自分に合った環境や働き方を理解すること
- 会社に勤めることだけが全てではないということ
- 最も大切なのは「心身の健康」だということ
ぜひ、「Tealsホーム」など、今回紹介した様々な方法を実践して素敵な未来を実現していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんの幸せを心から祈っています!
監修:別府拓紀(精神科医)
HSPという概念は、精神医学の分野においていわゆる「病気」ではありません。
そのため、精神医学的な診断名にHSPという病名はないというのが現状です。
ただ、自分自身をHSPと感じられる人の中に、うつ病、躁うつ病、パーソナリティ障害、発達障害といった精神疾患が隠れている場合があります。
心が苦しい、辛い、という状態が続いている方、ずっと何となく社会生活や人間関係に違和感を感じつつ生きてこられた方の中には、もしかすると病気自体がHSPのような表れ方をしている方がいるかもしれません。
そういった状態に当てはまり悩まれている方は、一度精神科や心療内科を受診してみるとよいかもしれません。
精神科医として、大学病院、市中病院、企業の専属産業医などを経て、現在福岡県北九州市にあるスーパー救急病棟を擁する精神科病院で地域の精神科医療に従事している。その傍ら、記事執筆、産業医活動など。資格は精神保健指定医、精神科専門医・指導医、老年精神医学会専門医・指導医、認知症サポート医、臨床精神神経薬理学専門医、公認心理師、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、メンタルヘルス運動指導士、健康スポーツ医、産業医など多数。
医師監修の「うつ病・躁うつ病・発達障害」チェックリストもあるよ。
ぜひ読んでみてね!
コメント
コメント一覧 (1件)
とても分かりやすて助かった
これを見つけて良かった。
自分も同じだからどうしてなのか分からなくて、仕事も憂鬱で、少し改善できるよう努力症と思えるようになった