このページを見ているHSPの方は、転職・就職活動に向けて
自分はどんなお仕事に向いているんだろう??
自分に合わない仕事を選んで、就活や転職に失敗したらどうしよう…
と思ったことはありませんか?
この記事では「自分に合わない働き方」「就職・転職活動で失敗したくない」と思っている方に向けて
- HSPに向いている仕事と向いていない仕事
- HSPが就職活動や転職活動で失敗しないためのコツ
- HSPが就職活動で失敗しないためのコツ
を筆者の体験談を交えて紹介致します。
この記事を書いている筆者も現在就活生ですが、過去のアルバイトの経験で「仕事がつらい」と思った経験もあります!
ですが、この記事を執筆するにあたって「自分に合う仕事はきっと見つかるかもしれない!」と思いました。
皆さんもこの記事を読むことで
- 社会経験がない学生でも就職活動に失敗しない方法
- 転職・就職活動をする中で仕事選びをするコツ
がわかるのではないかと思います。
最後まで読んでいいただけると嬉しいです。
転職・就職活動中で悩んでいるHSPの皆さんへ
就職活動・転職活動中のHSPは、悩んでいる人がたくさんいるのではないのでしょうか?
例えば、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
- 自分に向いている/向いていない仕事がわからない
- 仕事選びをするコツがよくわからない
- 学生だったから自分の向き・不向きがよくわからない
という悩みがたくさんあるのではないのでしょうか?
就職活動や転職活動の悩みは特にこのようなケースが
多いんだけど、皆は当てはまるかな?
HSPが向いていない仕事は?
さて、ここからは今回の本題である「HSPが向いていない仕事」について見ていきましょう。
どんなお仕事が向いていないのか理由も含めて解説していきます。
他人との関わりが多い仕事
HSPは「疲れやすさ」を感じやすい方がたくさんいます。
例えば、営業で社外の人と頻繁に顔を合わせたり、業務や会議でたくさんの人と会話をしたりする仕事は、
長く働き続けるほど「苦痛」そのものになってしまう可能性も。
どんなお仕事が人との関わりが多いんだろう?
人との関わりが多い仕事の一例
- 接客業
- コールセンターのスタッフ
- 窓口・受付業務
- 営業職
- 販売職
これらの職種は人との関わりが多い傾向にあります。
疲れやすい自覚がある人は、人と関わりの多い仕事は避けた方がいいかもしれません。
イレギュラー対応が多い仕事
HSPの中には「丁寧な作業」や「ルーチンワーク」が得意という方もいます。
一方で、イレギュラーの対応を求められることが多い仕事は苦手なHSPが多い印象です。
イレギュラー対応が求められる仕事の一例
- 飲食店のホールスタッフ
- チームリーダーや班長・管理職
もし、転職活動や就職活動をする時はこれらの業種はなるべく避けた方がいいでしょう。
スピードを求められる仕事
HSPの中には、1つの作業をミス無くこなせる「強み」を持つ方もいます。
しかし、「スピード」が求められる流れ作業等の仕事では、丁寧すぎるあまり遅れてしまうことも。
スピードを求められる仕事の一例
- 製造業
- SIer(下請けのITエンジニア)
- 倉庫業(仕分けやピッキング)
- 飲食業
実は私も倉庫の日雇い派遣をしていたとき、
作業スピードが遅くて注意されたり怒られたことがあります。
休みが取りづらく、残業が多い仕事
HSPは「疲れやすさ」をもつが故に「休みやすさ」を重要視している人が多くいる印象です。
休みが取りづらい仕事だと体調に合わせたスケジュールを組みづらく、希望の日に休めないケースもありますよね。
そして、残業の多い仕事でもHSPの「疲れやすさ」と相まって、疲労がたまりやすいことも十分考えられます。
休みが取りづらい傾向のある仕事の一例
- 教職員
- 行政関係(警察や消防)
- 運輸業(鉄道・航空など)
残業が多い傾向のある仕事の一例
- 公務員
- 建設業
- 美容師
休みが取りやすく、残業も少ない仕事だと体調管理はしやすいよね。
電話応対が多い仕事
電話応対は、事務系の仕事で必要不可欠なスキルです。
事務系の仕事では書類の入力作業などほかの作業をしながら、電話内容のメモを取らなければいけない「マルチタスク」が要求されます。
顔が見えない以上、通話相手の意図がわからないので電話そのものが「怖い」と思う方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
電話応対が多い仕事の一例
- コールセンター
- お客様相談室のオペレーター
- 営業職
- 事務職
これらの職種では電話応対が求められる場合が多いので、電話が苦手な方は就職活動・転職活動時に除外してみましょう。
クレームや苦情など自分に関係のない内容の電話でもドキドキ・ソワソワしちゃうよね…。
匂いや騒音の刺激が強い仕事
「感覚過敏」の特性を持つHSPの方は、匂いや騒音、光、音に対して敏感なことが多いです。
ほんの些細な刺激でも苦痛に感じる人は、ストレスの原因になってしまうこともあります。
匂いの刺激が強い仕事の一例
- ガソリンスタンドの店員
- 製造業
- 清掃業
温度や気圧の刺激が強い仕事の一例
- 食品倉庫の仕分け
- 溶接など金属加工の仕事
- 高層ビルや航空関係など高いところでの仕事
騒音の刺激が強い仕事の一例
- 倉庫業
- 建設業
- 鉄道関係
蛍光灯の光、パソコンやスマホなど電子機器の光は業務上どうしても避けられないところが多いかもしれません。
あらかじめ、どんな職場環境が見学してみるのもおすすめです。
ノルマが多く、ミスや失敗が許されない仕事
ノルマが多い仕事は「ノルマを達成しなければならない」という思いから、無理に働いてしまうことで精神的な負担がかかってしまいます。
また、ミスが許されない仕事は、几帳面なタイプのHSPにとって向いている仕事のように思えます。
しかし「絶対にミスをしてはいけない」という責任感が強すぎる場合、失敗をしてしまったときの精神的なショックも大きくなるため注意が必要です。
ノルマが多い仕事の一例
- 営業職
- 銀行員
- アパレル系
- 郵便局員
- 保険関係
ミスや失敗が許されない仕事の一例
- 医療関係
- 製造業
- 運送業
- 飲食店のスタッフ
これらのお仕事はプレッシャーがかかりやすいので、就職活動や転職活動を行う際になるべく避けた方が良いでしょう。
HSPが向いていない職場環境は?
向いていない職場環境は人それぞれ、違ってくると思います。
ここからは、HSPに「向いていない」職場環境について解説していきます。
残業が多い会社
残業が多い会社はHSPにとっても、生活リズムそのものが乱れてしまう原因になる可能性があります。
日本の残業平均時間は2021年3月時点で9.4時間(※)と言われており、この時間を上回る会社は避けるべきですが、社会経験があまりない学生が見つけだすことは難しいかもしれません。
求人票の平均残業時間から、残業の多い・少ないを調べてみましょう。
※参照元:厚生労働省・令和3年9月勤労統計調査結果
シフト制で希望の日に休めない会社
世の中にはスーパーやコンビニの店員などシフト制の仕事は沢山あります。
しかし、シフト制の仕事は夜勤担当などになると生活リズムが不安定になりがちだったり、人手が足りないと希望の日に休むことができないデメリットもあります。
「いついかなる時でも出勤できるようにしなければならない」ようなシフト制の勤務体系を取っている会社はなるべく避けた方がいいでしょう。
幅広い世代の方が活躍している会社
幅広い世代の方が活躍している会社のうち、比較的年齢層が高めの人が多い会社は
HSPというものをそもそも知らない人も多く、HSPの特性を理解してもらえない可能性があります。
「幅広い世代」ということは年齢層によって価値観がバラバラなことも多いです。
『気にしすぎなだけじゃないか?』と誤解を受けてしまうことも十分考えられます。
体育会系気質の会社
体育会系気質の会社では、先輩・後輩など「上下関係」に厳しい職場や、スピードを求められる職場環境である可能性が高い傾向にあります。
また、「団結力」を高めるための飲み会を定期的に開催している場合もあるので、HSPはなるべく避けた方が良いでしょう。
アットホームな環境の職場
「アットホーム」な環境の職場は、同僚以外に社長や上司とも気軽に雑談しながらお弁当を食べたりと、距離感が近いことがメリットと言えます。
しかし、距離感が近すぎる故に、相手次第では疲れすぎてしまう可能性も。
距離感が近すぎると、逆にどう接したらいいのか分からないこともあるなぁ。
人によっては「居心地が良い」かもしれませんが、距離感が近いのを苦手とするHSPは避けた方が良いかもしれませんね。
HSPが向いている仕事は?
ここまでHSPに向いていない仕事や職種について紹介してきましたが、HSPに向いている仕事はあるのでしょうか?
ここでは、HSPにどのようなお仕事が向いているのか見ていきましょう。
人の心やケアにかかわる仕事
HSPの中には、他人の気持ちを察知することを得意としている方もいます。
この強みを活かして、悩みを抱える人の気持ちを聞いたり病気に寄り添ったりすることもできるのではないのでしょうか?
人の心やケアにかかわる仕事の一例
- カウンセラー
- ソーシャルワーカー
これらは親身になって話を聞く仕事のため、HSPの感受性の高さを活かして、相手に寄り添って話を聞くことができると思います。
モノづくり・クリエイティブ関係の仕事
HSPは強い感受性と豊かな想像力を持っている方が多い印象です。
加えて、「新しいものを作りたい!」という強い思いをもつHSPにとって、モノづくりやクリエイティブに関わる仕事は、実績になるものを作れる絶好の機会でしょう。
モノづくり・クリエイティブ関係の仕事の一例
- Webライター
- コピーライター
- Webデザイナー
ライティングやデザインなど、自分の興味あるものにチャレンジするのもおすすめです。
1人で黙々とやり続けることができる仕事
HSPの多くは「人と関わること」に対して大きなストレスを感じやすいと思います。
職場や会社で働くとなると「チームワーク」が求められる職場も多く、人との関わりが増えると作業がはかどらない可能性も。
テレワークやリモートワークが進んでいるこの時代では、会社に通勤してグループで働く必要なく、1人で黙々と働ける仕事もあります。
一般的に個人作業が多いイメージの仕事には
- トラックドライバー
- 配達員
- 清掃員
などがあると思いますが、昨今ではパソコンだけで1人で黙々と作業をすることが可能な仕事もあります。
パソコン1台で1人で黙々とできる仕事の一例
- データ入力
- 動画編集
- 動画の文字起こし
これらの仕事ではパソコン1台があれば1人で黙々と作業をすることができます。
人と関わるのが苦手なHSPは検討してみるのもおすすめです。
場所を選ばない仕事
オフィス勤務や現場勤務の仕事では、オフィスや現場まで通勤しなければいけないというイメージをお持ちの方もたくさんいるのではないのでしょうか?
勤務地が決まっている仕事はオン・オフの切り替えがしやすいメリットもあります。
しかし、満員電車での移動など、通勤時に強いストレスを感じて疲れてしまうHSPも多い印象です。
勤務地が決まっている仕事では、そう簡単に作業場所を変えることは難しいかもしれません。
「作業場所を選ばない仕事があるのか?」と疑問に思うのも無理はないでしょう。
場所を選ばない仕事の一例
- Webライター・ブロガー
- オンラインの家庭教師・秘書
- フリーランスのエンジニア
これらは場所を選ばず働くことができます。
興味のある人はぜひ調べてみてくださいね。
植物や動物に寄り添う仕事
HSPは、人の気持ちに寄り添うことができる強みをもつ方も多いです。
この強みは人間以外に植物や動物相手でももちろん発揮できるでしょう。
植物や動物に寄り添う仕事の一例
- 花屋の店員
- ペットトリマー
- 動物園や水族館の飼育員
- ブリーダー
- 植物園の職員
植物や動物の世話が得意なHSPは、このような仕事を検討してみるのもおすすめです。
HSPが向いている職場環境は?
HSPが向いている職場環境にはどんなものがあるんでしょうか?
ここからは、どのような職場環境がHSPに向いているのか見ていきたいと思います。
残業が少ない職場環境
残業が多いと生活リズムそのものが乱れてしまう可能性がありますが、残業が少ない会社では過剰にエネルギーを使う必要もありません。
なので、人目を気にせず退社することもできて仕事とプライベートの両立もできます。
しかし、残業が少ない会社を見つけ出すのは、社会人経験がない学生からすると難しいかもしれません。
「残業時間や離職率の少なさ」・「休職率の低さ」などに着目して、職場選びをしてみましょう。
フレックスタイム制の会社・土日祝に休める会社
フレックスタイム制を採用している会社では、自由に勤務時間を設定することができます。
この制度を有効活用することでワークライフバランスの両立ができると思います。
これらの企業を探すには求人票をチェックしてみましょう。
休日対応が少ない会社
休日対応が少ない会社も、HSPにとっては休みやすいことはもちろんのこと働きやすい会社と言っても過言ではないでしょう。
オン・オフのメリハリを付けたい方は休日対応なしの会社を探してみてはいかがでしょうか?
休日はしっかり休んで、平日はお仕事。
メリハリがあった方がお仕事の能率は上がるよね!
在宅ワークが可能な会社
在宅ワークの仕事は基本的に会社へ出社する必要はなく、インターネット環境さえあればできてしまう仕事が多いです。
在宅勤務が可能な会社にはIT系が圧倒的に多いですが、以下の職種も在宅で働けます。
在宅可能な仕事の一例
- Webライター
- 動画編集者
- Webデザイナー
通勤の必要がなく、在宅で完結するので体調管理もしやすく、HSPにはおすすめです。
HSPが向いている仕事を見つけるには?
最後に、HSPが向いている仕事を見つける方法について、見ていきましょう。
自己理解を深める
就職活動中の人には、自分の強みや弱みが分からず悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
HSPだったとしても人それぞれで強みや弱みが変わるため、まずは強みや弱みを含めた自分自身の全体像を知ってから、自分に合う職種について考えることが大切です。
これを知るための性格検査で著名なものに「Bigfive Test」というのがあります。
このテストでは、一人一人の個性が5つの要素の組み合わせで成り立っている理論を元に、性格を分析します。
- Openess(開放性)
- Conscientiousness(誠実性)
- Extraversion(外向性)
- Agreeableness(協調性)
- Neuroticism(神経症的傾向)
しかし、「自分がどのような要素が強いのか」「理論が難しいのでこの結果をどう活かせばいいのか」わからない人も多いと思います。
このブログを運営している株式会社Tealsには、性格検査やキャリアの専門家が在籍していて、
HSPの自己理解を深める「自己理解プロファイル」も用意されています。
私自身も「Tealsホーム」で自己理解を進めている最中で、最終的にはこのようなシートが完成する見込みです。
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しかしTealsホームではお手軽な金額で入会できます。
興味のある方はぜひ一度詳細を見てみてくださいね。
転職・求人サイト、エージェント経由で探す
転職・求人サイトで自分に合った条件で検索すると、自分に合う仕事や職場が見つかる可能性もあります。
また、転職エージェントなどキャリアのプロに相談すると、自分の持っているスキルや資格は市場にとってどのくらい価値があるのかを知ることができます。
就活・転職エージェントの担当者と電話やビデオ通話等で話していくことで、今まで自分でも気づけなかった強みなどに気づけるかもしれません。
クラウドソーシングサイトを使って探す
コロナ禍以降「在宅ワーク」を取り入れる企業も増えたり、副業でクラウドソーシングサイトを使ってインターネット上から仕事を受注する人も増えたように思います。
本当にネット上だけでお仕事ができるの?
このような疑問をもつ方もいらっしゃるかもしれませんが、クラウドソーシングサイトで「ライター」や「Webデザイン」、「動画編集」などの仕事を検索すると、1,000件以上の仕事がヒットします。
クラウドソーシングサイトの仕事は、基本的に出社は不要なので
在宅で働きたい!
というHSPにはおすすめの働き方でしょう。
このサービスの代表的なものでは「Crowdworks(クラウドワークス)」があります。
業務上のやり取りも基本的にテキストが中心で、電話応対をする必要がない仕事が多い印象です。
この記事を書いている私自身も、専門学校1年生の頃からクラウドワークスに登録し、専門学校卒業までの3年間、たくさんの案件を受注した実績があります。
また、クラウドソーシングで受注したブログ記事や動画は、自分自身が作成したものとして実績として公開できる場合もあるため、受注件数が多いとスカウトがくることも。
自分のペースで働けて、実績を作りたいという人にとってはおすすめです。
それでも決められない人はアルバイトから挑戦!
ここまでの解説で
お仕事が決められないよ
という方もいらっしゃるのではないのでしょうか?
自分に合った仕事が分からない場合、まずはアルバイトなどをやってみて、自分に合った仕事を見つけてみましょう。
アルバイトも立派な「仕事」なので今後の就職活動や転職活動で働くときの参考にもなります。
人生は何事も経験です。
自分に合った仕事もアルバイトで経験を積んでいけば見つかるかもしれません。
まとめ
この記事では就職活動・転職活動中のHSPの方に向けて
- HSPの方が向いていない仕事と向いている仕事
- HSPの方が向いていない職場環境と向いている職場環境
- HSPの方が向いている仕事を見つける方法
を紹介しました。
HSPの特徴もこれらの紹介と合わせて説明しましたが、全員にその特徴が当てはまる訳ではありません。
まずは自己理解を深めてから、自分に合った仕事や環境を探していくのが大切だと思います。
この記事が、悩んでいるHSPの励みになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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