HSPのクローズドコミュニティ『Tealsホーム』参加者募集中>>

【甘えじゃない】HSPの「仕事を辞めたいけど辞められない」の解決法4選

このようなお悩みはありませんか。

  • 本当に仕事を辞めていいのか不安
  • 退職を言い出せなくてつらい
  • 仕事が続かず、HSPである自分を責めてしまう

この記事では、

  • 退職に踏み切れないときにどうすればいいのか
  • 仕事を辞める前にやった方がいいこと
  • 転職すると決めたら後悔しないために今できること

について解説します。

この記事を読めば、仕事を辞めたいけど言い出せなくてモヤモヤする毎日を解消できますよ。

さっぴーん

HSP気質かつ2回転職した私が、後悔しないためにやってみてほしいことを紹介しているので、ぜひ最後までお読みください。
一緒につらい気持ちを少なくしていきましょう。

目次

HSPが仕事を辞めたいと思うのは甘えではありません

「仕事が続かないのは自分が甘いからだ」と追い込んでいませんか。

HSPが仕事を辞めたいと思うのは自分に合った職場を選択できていない可能性があるので、自分を責める必要は全くないんです

周りに気を配ったり真面目に働くHSPは、もっと自分を労わってあげてもいいと思います。

さっぴーん

HSPのことや自分自身を理解すれば、あなたが輝ける場所がきっと見つかるはずです。

この記事では、はじめにHSPがどのようなタイミングで仕事を辞めたいと感じるのかを紹介します。

HSPが「仕事辞めたい」と感じる瞬間

HSPは、どのようなときに仕事を「辞めたい!」と感じるのでしょうか。

本記事では、以下の4つを紹介します。

上手く人間関係を築けなくて自信がなくなるとき

HSPは感受性が高いゆえに、人の微妙な表情や声の変化に気づいたり、周りの状況を敏感に感じ取る傾向があります。

共感性が高いHSPは、周りの人の機嫌に自分も影響されてしまうなんてことも。

「職場の人とうまくやっていけない自分ダメだな…」と感じたときに仕事を辞めたくなる人もいます。

自分の気持ちと仕事が混同してしまうとき

共感性が高いHSPは、「仕事だと割り切る」のが苦手だなと感じる人もいます。

お客様から少し強い口調で言われたり、ミスをしてしまったときにひどく落ち込んでしまったりする人が多いのではないでしょうか。

落ち込む出来事が頻繁に起きると「仕事辞めたいな…。」と感じる原因にもなります。

さっぴーん

頭では「私個人ではなくて、会社に対して怒っている」とわかっていても、お客様の言葉を真に受けて深く傷つきます…。

新卒で入った会社の先輩から「まぁ仕事だから仕方ないよね」とよく言われましたが、いまひとつ納得できなかったのを覚えています。

仕事がうまく回せないとき

深く考える傾向にあるHSPの方は、失敗しないように慎重に仕事を進められる人が多い印象です。

たとえば、以下のような仕事のやり方だとうまく仕事が回らず、自分を責めてしまうかもしれません。

  • 常に多くのタスクを同時進行で進めなければならない
  • ある業務をしている最中に他の業務が入ってくる
  • 電話が頻繁になるので自分の業務に集中できない

自己肯定感が下がった結果、「やっぱり自分この仕事向いていないな」と感じて「仕事辞めたい…」と感じる原因にも。

職場環境が合っていないと感じるとき

HSPは感受性豊かであるため、以下のような職場環境が苦手な人が多いと思います。

  • 行動力や積極性が何よりも重要視されている
  • 電話が鳴り止まない
  • 大きな声が飛び交っている

自分の特性と職場環境が合っていない場合に、仕事を辞めたくなるのは当然です。

無理なく仕事を続けるコツや、HSPに合った職場環境について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

HSPが退職に踏み切れない原因と解決するための思考法

ここでは、

  • HSPはなぜ退職を言い出しづらいのか
  • どういったマインドでいれば退職に踏み切ることができるのか

を紹介します。

個人的な経験に基づいて紹介しています。
また、この記事は退職を推奨しているものではありませんので、参考までにご覧ください。

周りからどう思われるのか気にしてしまう

先述した通りHSPは感受性が高いため、周りの人の視線や気持ちの変化を感じ取る傾向があります。

そのため、

  • みんな忙しいのに、自分だけ辞めるなんていったらどう思われるんだろう
  • 自分の業務を誰かに引継ぎするのが申し訳ない
  • 先輩や上司にお世話になったのにすぐに辞めるのは良くないよね、、、

と様々な不安要素が頭をよぎって、なかなか退職を言い出せないなんてことも。

たとえばこのように考えると少し楽になりませんか

  • これから先ずっとモヤモヤしながら働くことを考えると、退職を切り出すときに少し嫌な思いをする方がまだ我慢できる
  • 人生は一度きりで、自分の人生の方向は自分で決めて良い
さっぴーん

私も退職を言い出すときは、多くの不安がありました。
いざ上司や同僚に話してみると、「残念だけど、そう決断したのであれば応援します」と承諾してくれたので、思い切って良かったなと思います。

次の仕事が決まるかどうか不安

リスクを避けて行動できるHSPにとっては、次の仕事が決まっていないまま退職するのは難しいことだと思います。

たとえばこのように考えると少し楽になりませんか

  • 働きながら転職活動をしていれば、無職になるリスクは避けられる
  • 無理に働き続けて身体や心を壊してしまっては、転職はおろか今の仕事もできなくなるので、自分の心身の状態を優先させる。

私はこれまで2回転職しましたが、働きながらの転職活動は心身ともに疲れるので、無理は禁物だと思います。

新しい職場でうまくやっていけるか不安

HSPは感受性が高いゆえに人の微妙な表情や声の変化に気づく傾向があるので、新しい人間関係を築くのが苦手な人も多いと思います。

たとえばこのように考えると少し楽になりませんか

  • 入社してみないと本当のところはわからない
  • どの職場にも人間関係の悩みはあるもの

そうはいっても心配な人は、転職エージェントを利用して職場環境を事前に確かめるのも良いと思います。

さっぴーん

私もエージェントを使って転職しました。
入社前に、一日の電話の本数や社内外で関わる人の多さなど具体的に聞けたので、安心して転職できました。

HSPでも人付き合いに疲れないための対処法について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考になりますよ。

仕事をしたくないときの対処法や楽しく仕事ができる方法について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

自分の特性や向いている仕事がよくわからない

そもそも自分の特性や、どのような職種や働き方が向いているのかが分からないと、退職に踏み切れないと思います。

このブログを運営する株式会社Tealsのコミュニティ「Tealsホーム」では、「自己理解プロファイルシート」を完成させながら、自分の強みを見つけていきます。

強みを見つけて、自分に合ったキャリアの選択につなげられます。

「自分らしく生きたい」と考えるHSPさんがたくさん集まっている、Tealsホームで自分の特性や向いている職種や働き方を探していきましょう!

仕事を辞めると決断する前にやってみて欲しいこと

ここでは、仕事を辞めると決断する前にぜひやってみて欲しいことを5つ紹介します。

不安や嫌なことを書き出す

不安なことをメモに書き出す効果は科学的にも実証されているようです。

シカゴ大学のラミレスとベイロックは、大学生を被験者としてテストをしてもらうというある実験を行いました。

実験の概要

テストを受ける前に、結果に応じて報酬がもらえること、受験後に先生と生徒全員でテストを受けている姿を見るとプレッシャーを感じる条件を与えました。

その上で以下の3グループに分けて、テストの結果を見る実験です。

① 何もせず静かに座って時間を過ごすグループ

② テストについての自分の感情、考えを書き出すグループ

③ 今の気持ちなどとは全く関係ないことを書き出すグループ

引用/参照:https://toyokeizai.net/articles/-/617141?display=b

結果は、①③のグループは7%正答率が下がり、②のグループは4%正答率が上がったといいます。

事前に不安や嫌だと思うことをメモに書き出すと、一旦は自分の外に置いておけるので、本来の力を発揮できるのかもしれません。

自分を理解する

自分を理解しないまま、退職や転職をしてしまうと、また同じことの繰り返しになる可能性があります。

そのため、実際に行動を起こす前に自分がどういった特性を持っているのか、長所や得意なことについて考えてみるのがおすすめです。

「自分に長所なんてない…」と思われている方は、こちらの記事を参考に長所を見つけてみてくださいね。

数ヵ月分の貯金をしておく

次の仕事を決めずに転職した場合、収入がなくなるので、お金の不安で転職どころでは無くなる可能性があります。

そのため、転職にかかる平均的期間である3ヶ月間、もしくは余裕をもって半年間は暮らせるだけの貯金があると安心です。

会社や国の制度を利用する

有休や長期休暇など少しでも休める期間を取ると、心身共に回復できるのでおすすめです。

休暇をとって身体を休めたり、ゆっくりとこれからのことを考えてみたりしてください。

こちらの記事で利用できそうな国の制度がないか確認しておくのも良いかもしれません。

転職活動をはじめてみる

気持ちに余裕がある人は、転職活動を少しずつ進めてみるのも良いかもしれません。

転職エージェントに登録して求人を紹介してもらったり、職務経歴書や履歴を作成したりしておけば、万が一先に仕事を辞めたとしても、ゼロからのスタートよりも安心です。

心身の体調が芳しくない人は、無理せずに、まずはゆっくり休むのを優先しましょう!

チルティ

「自己理解を深める」「キャリアを選択する」「スキルを習得する」「働き方を変える」の全てをサポートしているTealsホームに、ぜひ遊びに来てくださいね。

【実体験】仕事を辞めたくてつらかったときにやって良かった4つのこと

ここでは、私が仕事を辞めたくてつらかったときにやって良かったなと思う以下の4つを紹介します。

本に元気をもらう

私は、普段からその時の感情に合わせて色んな本を読んで元気をもらっています。

  • 仕事が出来ない自分を責めていてつらいとき → 自己肯定感を高めるための本
  • 働き方や人生に行き詰ったとき → 悩みにあった本
  • 疲れがたまって癒されたいとき → 旅行の本
  • 何か新しいことを始めたいとき → 料理や趣味の本

同じような悩みを持つ方にたくさんの本を読んで癒されてほしいです。

さっぴーん

家族や親しい友人に相談するのも良いと思いますが、人の気持ちを汲み取るのが上手で気を遣ってしまうHSPさんには、一人で気持ちの回復できる読書がおすすめです。

リラックス効果のあるグッズで癒される

意識的にリラックスできるものを取り入れるだけで、自然と心が落ち着いてくるのでおすすめです。

以下は、私が普段癒されているものです。

  • アロマの香り
  • 犬や猫の動画
  • ハーブティー
  • カフェで読書

何か自分のお気に入りのものを見つけて自分を労わってあげてくださいね。

新しい学びを始める

新しい学びを始めると、知識が増えて自信がつきます。

仕事に繋がらなくても、資格取得など、自分が「楽しいな、続けたいな」と思えることと出会えるだけで毎日の生活がガラッと変わると思います。

さっぴーん

私は、Webデザインの勉強をはじめたことが転機になって前向きに過ごせるようになったので、新しい学びをはじめて良かったと実感しています。
朝早く起きて勉強したり、勉強時間を確保するために定時で帰るなど、仕事のやり方も自然と変わりました。

求人を眺める

転職サイトに登録して、希望する条件にあった求人を眺めるだけでも気が楽になるのでおすすめです。

  • この仕事だったら自分に合いそうだな
  • 今の会社って休日とか福利厚生の面では恵まれてるんだな
  • 自分と同じ職種でも給与の差って結構あるんだな

と、今まで気づかなかった点や今の会社の良さなど新たな発見があるかもしれません。

新しい仕事のことを考えるだけでつらい方は、落ち着いてからやってみるのが良いと思います。

【2回転職した私の経験談】転職で後悔しないために今できること

では、転職で後悔しないために今からできることは何でしょうか。

この記事では、以下の3つについて紹介したいと思います。

さっぴーん

転職するかどうか決まっていなくても参考になると思いますので、読み進めてみてくださいね。

自分にたくさんの質問をする

あまり難しく考えずに、自分自身へたくさん問いかけしてみてください。

たとえば

  • 今の仕事で一番嫌なことはなに?
  • それはどのような仕事(会社)になれば解消される?
  • 絶対にやりたくない仕事は?
  • やりがいを求める?ワークライフバランスを求める?

転職活動での自己分析や、自己理解がしやすくなるのでおすすめです。

将来の理想を考える

叶うか叶わないかは一旦置いておいて、理想の姿を想像してみてください。

  • 週に何時間くらい働くのが理想?
  • 将来はどこに住みたい?
  • 在宅で働きたい?通勤はしたい?
  • 仕事で関わる人はどれくらいが良い?

目標があることで、日々の行動が変わってきたり、モチベーションが上がったりすると思います。

さっぴーん

将来の理想を想像するだけで少し楽しい気分になれるのでおすすめしたいです。

自分の身体と気持ちを大切にする

責任感が強くて真面目なHSPは、自分のダメなところに目が行ったり、他の人を優先させたりしてしまい、自分の身体や心の声を無視してしまう人が多い印象です。

周りにどう思われるのかではなく、「自分がどうしたいのか」を大切にしてみてください。

自分を大切にすれば、おのずと自分に合った環境・働き方に近づいていくはずです。

さっぴーん

仕事を変えることは人生の中でも大きな変化なので、そのときくらい少しわがままになっても大丈夫です。

まとめ

今回の記事で一番お伝えしたいのは、仕事を辞めたいと思っている自分を責めないでほしいということです

退職を言い出すのは勇気がいると思いますが、理想の生活を手に入れるために何かしらの行動をしてみてほしいです。

自分の特性を理解して、今回紹介した転職で後悔しないためにやることを実践して、あなた自身に合った職場環境を見つけてくださいね。 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

内向的+自己肯定感低め女子。学生の頃から「わたし、周りの人とちょっと違う?」と思い始めるも、原因がわからないまま社会人に。新卒で就いた交通事故の示談交渉の仕事で精神的に追い詰められて、自分嫌いが加速。逃げたい一心で転職したが、モヤモヤした毎日を過ごしていた。将来のためにWebデザインをはじめて、30歳で2回目の転職をして現在に至る。自分の生きづらさは、内向的な性格が原因だったのかも、と気づき、「内向的・自分嫌い」で悩む方々を自分の発信により減らしたいと思いライターに。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次