HSPのみなさんには、こんな経験がありませんか?
- アルバイトが長続きしない
- 友達関係でうまくいかず、勢いで縁を切ってしまった
- 仕事のプレッシャーに耐えかねて、すぐに休職・退職をした
チルティ逃げ癖がついちゃってるのかなぁ……。



逃げる自分をたくさん責めてつらい方もいますよね。
そこでこの記事では
- 逃げ癖とは?
- HSPはなぜ逃げ癖がつきやすいのか
- 逃げる前にできる5つの対策
についてお話します。



HSPかつ、たくさん逃げた経験のある私の体験談もお伝えしますので、共感してもらえると嬉しいです。
逃げ癖とは?


逃げ癖は、つらい状況になるとその場から逃げ出す行動を繰り返すことを指します。



なんで逃げ出したくなっちゃうのかな?



生き物は天敵に遭遇すると逃げますよね。
人間も、ストレス=危険と理解するので、つらいときに逃げるのは自然な反応なのです。
しかし、社会では「逃げる」を繰り返すと、次のような課題が出てきます。
- 経歴に傷がつく
- 周囲からの信頼を失う
- 逃げてしまったと感じ、自己肯定感が下がる



逃げるのが最善じゃないのが分かってるからこそつらいよね。
【参照】
・はこにわサロン東京「逃げ癖がある人の心理とは。特徴・要因と4つの改善方法」
・ゆたかメンタルクリニック「『ストレス』のはなし」
HSPが逃げたくなる場面5選


ここからは、とくにHSPが逃げたいと感じやすい場面を紹介します。
自分と照らし合わせながら読み進めてくださいね。
期待されるとき
あなたは期待されると嬉しくて、前向きに頑張ろうと思えるタイプでしょうか。



僕は、期待して貰ってるのに失敗したらどうしようって感じちゃうかも。



チルティと同じように考える方は、自分でハードルを上げている可能性があります。
うまくやらなきゃと思うと、むしろ空回りしてミスが生まれるケースも。
そんな経験があるとよりハードルを上げやすくなり、逃げたい気持ちが出やすくなるのです。
体験談





私が地元でアルバイトをしたときの話です
応募をしていざ面接となったとき、履歴書を見た応募先の方にこう言われました。
「○○学校出身なんだ。じゃあうちの仕事も大丈夫だね」
出身校を好意的に受け取って貰えたからこその発言だと思いますが、私にとっては大きなプレッシャーになりました。
また、期待されたからなのか、応募した仕事とは別の仕事を任される結果に。



2~3カ月の短期バイトだったのですが、プレッシャーに耐えかねて1週間ほどで辞めています。
タスクが山積みのとき



ただでさえすごく忙しい日なのに、仕事を追加されちゃった……。



タスクが山積みになると、思わず逃げたいって感じますよね。
HSPの方は「すべてのタスクをしっかりやらないと」と気負いがちだと思います。
丁寧にこなしたいからこそ、自分のキャパを超えると混乱を起こしやすいです。



どれもほどほどにやれればOKっていうのは分かるんだけどなぁ。



私もそうなのですが、頭で分かっていても、実行するのは難しいんですよね。
プレッシャーを感じるとき


世の中にはプレッシャーを前向きに捉えられる人もいます。
ですが、基本的にプレッシャーを感じるとストレスを抱えるものです。
逃げ癖とは?の項でもお伝えしたとおり、プレッシャーは私たちに危険を感じさせる要素のひとつです。
つまり、あなたがプレッシャーの中で逃げたいと感じるのは自然な現象と言えます。



人前に立つのが苦手だから、プレゼンとか発表とかあると逃げたくなるなぁ。



うまくやりたいけど失敗したくない。そんなときに、逃げの選択肢が出てくるんですよね。
環境が大きく変化したとき



入学、就職など自分の周りの環境が大きく変わるタイミングではつらさを感じる機会も多いですよね。



うまくなじめなくて、逃げたくなったなぁ……。



私も新卒で入社した会社ではうまくなじめず、逃げたくなって実際に休職した経験があります。
どんな人にとっても、環境の変化は大きなストレスになります。
HSPは感覚が敏感な傾向にあるため、小さな変化でも影響を受けやすいです。
そのため、環境が大きく変わるようなライフイベントがあると、逃げたい気持ちが出やすいでしょう。
自分が頑張りすぎていると感じたとき



僕を含めて友達3人グループなんだけど、2人がケンカして間を取り持つのに疲れちゃった。



HSPの方は間に入る役割を担いがちなので、人間関係でもストレスを感じる機会が多いですよね。
人間関係のほかに、学業、仕事など、頑張りすぎてしまうタイミングがあると思います。



頑張っているときは意外と大丈夫なんだけど、終わって気が抜けたら頑張れなくなって、逃げたくなるんだよなぁ。
これも、自分にとって過酷な環境=危険から逃げたいと思う自然な反応です。
体験談





私が大学生の頃、大学に知り合いがいないのもあり、高校までの友達との関係が続いていました。
長期休暇に約束をして、一緒に出かける機会が多かったです。



初めは楽しかったのですが、次第に価値観のズレを感じたり、こちらから誘うばかりでつらくなったりし始めました。
そのとき、私は友達との関係を続けるのに自分が頑張っているんだと気づいたんです。



自分がありのままでいられる関係だけ残したところ、とても気楽に過ごせるようになりました。
HSPに逃げ癖がつきやすい理由





HSPは逃げ癖がつきやすいのかな?



傾向はあると思います。次からお話しする理由に当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。
自分に厳しい



あなたは自分に厳しいと言われた経験はないですか?
あなたが普通だと思っていても、ほかの人に比べて自分自身に厳しい可能性があります。



客観的な意見をもらうために、身近な人に聞いてみるといいかも。
一般的なハードルよりも高いハードルを設定していると、たとえ前者をクリアしていても後者がクリアできていないのでダメと感じます。
すると、自分はうまくやれていないと感じ、逃げたいと思う気持ちに繋がりやすくなるのです。
白黒思考になりがち


白黒思考をご存知でしょうか。
物事を良し悪しや0か100かで捉えるような極端な思考を白黒思考と言います。



たとえば、今日のタスクが10あり、かならず終えなければいけない5つは終え、残りの5つができなかったとします。



かならずやらなきゃいけないものは終わっているけど、10個全部できなかったなぁ……。
もしあなたがチルティのように考えるなら、白黒思考をしがちと言えます。



白黒思考があなたの逃げ癖を加速させているかもしれません。
ストレスを感じやすい
HSPの方は感覚が敏感な傾向にあるため、ストレスを感じやすいです。
ストレスが積み重なると、普段なら冷静に対応できる状況も、判断が感情的になったり勢い任せになったりします。
結果、逃げる選択肢を取りやすくなってしまうのです。



ストレスを感じやすいなら、危険を感じるセンサーもはたらきやすいんだね。



はい。なので、逃げなきゃと強く感じやすく、逃げたいと思う機会も多くなりやすいと言えます。
悪い想像が膨らみやすい





これからどんな出来事が起こるかな、っていろいろ考えると不安になるなぁ……。



いい出来事もあるはずなのに、つい悪い出来事を想像して構えてしまうんですよね。
HSPの方は想像力が豊かな傾向にあり、さまざまな状況を予測できる人も多いです。
予測して備えられる反面、実際に不都合が起きたときの不安を起こる前から抱えることになります。



たしかに、こうなったら、ああなったら……って考えて不安になって逃げたくなってたかも。
自己肯定感が低く、周囲の評価を気にしやすい
自己肯定感が低いと、周りの評価に依存しやすくなります。



仕事の実績や学業の成績を認められていても、他人からの評価が低ければ落ち込むなんてこと、ありませんか?
周囲を気にしやすいと、こんな場面で逃げたくなります。
たとえば
- 周りを気にして気が抜けない
- ミスをして、もうこの場にいられないと感じる
- 実際は分からないが、自分の悪口を言われている気がする



HSPは周りの変化に気づきやすい傾向があるから、雰囲気を感じ取ってこの場にはいられないって思いやすいんだね。
HSPの逃げ癖は怠けじゃない


一般的に逃げ癖はよくないものとして語られます。
それは、逃げ癖とは?の項でお伝えしたような信頼や経歴、自己肯定感に関わるデメリットがあるためです。



やっぱり逃げ癖は直した方がいいんだよね……。



あくまで私の意見ですが、HSPの逃げ癖はかならずしも直すべきものではないと思います。
とくに、あなたの中で、つらくても続けられた出来事がひとつでもあるなら、それは逃げ癖ではないと考えます。
HSPの方が逃げる選択肢をとるとき、それは自分に降りかかるなにかしらの危険を察知しての反応です。
あなたが逃げたときも、単純に嫌だからではなく、きちんとした理由があったのではないでしょうか。



これまでお伝えしたとおり、私には逃げた経験がたくさんあります。
逃げた当時は後悔や反省が強かったのですが、今振り返ると逃げてよかったと思えるものがほとんどです。



あなたが逃げる自分を責め続ける必要はありません。



逃げ癖=悪いじゃなくて、逃げたい気持ちをきっかけに、自分を振り返れるのが理想だね。
逃げる前にできる5つの対策





逃げ癖=悪いわけじゃないって分かったけど、今後逃げたくなったときにそれ以外の選択肢をもっておきたいな。
ここからは逃げる前にできる対策を5つ紹介します。
逃げたい理由を深堀する
HSPの逃げ癖は怠けじゃないの項でもお伝えしたように、逃げたいと思うのには理由があるはずです。
とっさに逃げる前に、まずは自分がなぜ逃げたいと思ったのかを考えてみましょう。



私が過去、すぐに辞めてしまったアルバイトを例に考えてみます。
- 出勤を多く求められ、心身ともにもたないと感じた
- 仕事を教えてくれくれる人が冷たく、不安になった
- 働きぶりを過度に期待され、プレッシャーを感じた
- 想定業務と異なる仕事で、人と関わる時間が増えつらかった



当時は漠然と逃げたいと思い、勢いでそのまま辞めてしまいました。



でも今こうして振り返って見ると、逃げたい理由ははっきりしてるね。
もしあなたが次に逃げたいと思ったら、まずは理由の深堀をしてみてはいかがでしょうか。
客観的な視点を取り入れる


つらい出来事は、どうしても主観で捉えがちです。



たしかに、つらいって思うと、どんどん悪い想像が膨らんでネガティブになっちゃうね……。



そんなときは、客観的な視点を取り入れると気持ちが楽になりますよ。
身近に頼れる人がいる場合は、悩みを打ち明けて意見を聞いてみてください。
とはいえ、誰かに悩みを相談するのはハードルが高いと思います。
そこで、悩み・思考・感情を整理できる学習サイト「UNIKO」をご紹介します。



UNIKOでは、心理学をベースにした自己理解ワークで自分自身の悩みと向き合えますよ。



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逃げる以外の選択肢を見つける
切羽詰まっていると、逃げる以外の選択肢を見落としがちです。
もし逃げたいと思ったら、逃げる以外にできる行動を考えてみるとよいでしょう。



逃げたい理由を深堀りできたら、具体的な対処法も浮かびやすいよ。



先ほどの私の例だと、こんな対処ができそうです。
たとえば
- 業務の変更を申し出る
- 出勤日の調整をお願いする
- 数か月の勤務なのですぐにできなくてもいいと理解する
- 冷たくてもきちんと教えてくれる人だから業務に問題はないと思う
つらいと思うと逃げる選択肢しか見えなくなりがちですが、実際はまだできそうな対処があるはずです。



仮に逃げてしまっても、すぐ逃げず一歩踏みとどまれただけで成長だよ!



穏便に逃げるための準備として、転職活動をするなどをしてみてもいいですね。
目標のハードルを下げて成功体験を積む


自分に厳しいタイプの方は、目標が高すぎる可能性があります。
そのため、小さく成功していくと自信がつきますよ。
大目標に向かうために小目標を立て、成功のハードルを下げるのがおすすめです。



大きい目標に向かって小さくステップアップするイメージだね!
この方法を使うと、小さく成功体験が積めるので自信に繋がります。
また、今の自分ができていることに目を向けてみてください。
すると、自分が意外とできていたと気づけます。



私自身、精神的につらいときは白黒思考が強かったです。
今では、できなかったと感じたら、すぐにできたものに目を向けるよう意識しています。
逃げたときのメリット・デメリットを考える
逃げたいと思ったとき、逃げたらどんなメリット・デメリットがあるかを考えると冷静になれます。



私のアルバイトの例だとこのようになります。
メリット
- つらい状況から逃れられる
- バイトの時間が自由時間になる
- 人付き合いをしなくてよくなる
デメリット
- お金が稼げない
- 周りの人に迷惑をかける
- 辞めてしまった後悔が出る



一旦整理してみるだけでも、少し落ち着けるね。
勢いで逃げてしまうと、よく考えずに逃げてしまったという後悔に繋がりやすいです。



でも、こうして状況を整理したうえで逃げれば、ただの逃げではなくなります。
未来の自分のために、一度立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。
HSPの「逃げ」は自分を守る手段


HSPの「逃げ」は自分を守るための手段です。
逃げる選択は一見悪いものに思えますが、自分のSOSのサインかもしれませんよ。



逃げる自分を責める必要はありません。



逃げたい気持ちをきっかけにして、自分を見つめ直せるといいよね。
そして、逃げないようにするのではなく、逃げたい気持ちを受け入れて行動できるよう意識してみましょう。
いきなりできなくても大丈夫です。
少しずつ、自分の取り組めるところから小さくアクションしてみてください。
あなたが自分のペースで自身の「逃げ」と向き合えるよう願っています。










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