感受性豊かなHSP(Highly Sensitive Person)さんは、泣きたくないのに泣いてしまう時があるかもしれません。
大学受験や就職活動などプレッシャーが大きい時のほか、
新しい職場でうまく仕事ができず落ち込んでいる時など……。
るつ泣いている場合じゃないのはわかっていても、
焦りや緊張を強く感じて、些細なことで泣いてしまうんですよね。



泣きながらがんばりつづけたら、心が折れてしまうよ……。
今回の記事では、
泣きたくないのに泣いてしまうHSPさんが、楽に生きるための解決策を見ていきます。



HSPさんが感情を整えて前向きに生きる方法を、一緒に見ていきましょう。
HSPが泣くのは弱さじゃなくて自然な現象!心配しなくてOK


HSPさんのなかには、
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すぐ泣いてしまう自分は弱くて、甘えすぎなのかな……
と落ち込む人もいるかもしれません。
結論、HSPさんが泣く原因は弱さではないので、安心してください。
研究結果を踏まえると、家庭環境でのストレスや、
つらい人生経験などのネガティブな要素が原因の可能性があります。
悪い記憶が引き金になり、体が反応してしまうのです。
例▼
学校の先生から怒鳴られたトラウマで、
大人になってからも先輩に注意されるのが怖い。
注意の言葉で必要以上に傷つき、泣きそうになる。
確かにこれを「弱さ」と考える人はいるかもしれません。
かつてリスク解明が今ほど発達していなかった時代の研究では、
感受性の高さは「脆弱性」と考えられていました。



しかし、現在は「感受性=弱さ」とは考えられていません。
判明しているのは、繊細な人はネガティブな経験から悪い影響を受けやすいという事実です。
逆にポジティブな経験からは、理想的な結果を得られると考えられています。



つまり感受性の強いHSPさんは、
・ネガティブな経験からは悪い結果
・ポジティブな経験からは良い結果
が出やすいのです。



否定的な言葉を浴びたり、苦手な仕事をしたりと、
ネガティブな経験の結果泣くのは自然な流れなんだね。
HSPが泣く理由は?原因や背景を紹介


HSPが泣く理由について、より詳しく見ていきましょう。



原因や背景をしっかり理解したうえで、解決策を考えていこう!
人の感情を全部受け止めようとしすぎるから
HSPさんは共感力が高く、目の前にいる人の気持ちを強く感じ取りやすい人も多いです。
ドラマや小説などのフィクションでも、
不幸な登場人物に感情移入して、苦しさのあまり泣いてしまう人もいるでしょう。



誰かの感情を自分事として受け止められるのは、
私たちHSPの強みでもあり、弱みでもあります。
相手に深く共感できるから頼ってもらえる一方で、つらい感情を丸ごと受け止めて自分もつらくなってしまうのです。



自分が否定的な言葉をかけられた時だけでなく、
誰かが喧嘩している声を聞くだけでも疲れるよね。
苦しみ・悲しみ・孤独・怒り・むなしさなどに反応し、その度に感情が波立ってしまいます。



胸が揺さぶられつづけた結果、泣きたくなるのは当然なのです。
刺激に敏感で感情が揺れたり緊張したりしやすいから
日常的に触れるいろいろな音や色が、HSPさんにとっては刺激になる可能性もあります。
刺激になり得るものの具体例として、以下があります。
- 飲食店のざわめき
- 室内の眩しい蛍光灯
- 街中で聞こえる車の走行音
- 駅やお店のはなやかな電子広告
- 通行人と少しぶつかった時の肌の感触
- 電車で隣に座った人のきつい香水のにおい
五感の鋭いHSPさんは、上記のようにささいな情報も、刺激として深く受け止めるのです。
多くの刺激を脳が処理しきれず疲労を感じたり、
感情を制御できなくなったりして涙が出てくる時があります。



常に感情が揺れて緊張状態に入り、涙もろくなるのは、
脳のはたらきが原因であり、弱さではないんです。
ニュースや周りの人の話から不安を感じ取ってしまうから
ちょっとした情報にも敏感に反応してしまうHSPさんは、
深刻な情報の多いニュースを見ると、強い不安を感じる傾向があります。



戦争や災害、痛ましい事件・事故の情報が流れてくると、
当事者の人々の苦しみや悲しみを思い、つらくなるかもしれません。



自分や大切な人が同じ状況にいたら……と考えてしまうよね。
HSPさんはつらい状況の人と同じ環境にいるような気持ちになったり、
何もできない自分を責めてしまったりする傾向があります。
同じ地球上に想像を絶する苦しみを味わう人がいると考えて、
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いつか自分も、同じ目に遭うのかな……
と恐くなる人もいるでしょう。



ニュースの情報を見てつらくなり泣いてしまうほど、
あなたは優しく共感力の高い人です。



これ以上つらくならない考え方を解説した次の記事も、ぜひ参考にしてね!


トラウマや自己肯定感の低さによって不安になりやすいから
幼少期や若い頃に、厳しく否定的な言葉を浴びたり、暴行を受けたりしたHSPさんもいます。
この場合、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、トラウマに苦しんでいるケースが多いです。
暴言・暴行といった過去のつらい経験がフラッシュバックすると、防衛機能として涙が出ることがあります。



あくまでも体が防衛反応を出しているだけで、
涙が出ているからといって、メンタルが弱いわけではありません。



涙は体が出すSOSのサイン。弱さや甘えじゃないから安心してね!
うつ病・不安障害・適応障害など精神疾患が原因の場合も
うつ病のような精神疾患が原因の場合、
医療機関やカウンセリングルームへの相談が必要かもしれません。



不安障害が原因で、せっかくの休日もネガティブな気持ちで怖くなり、
一日中泣きたい気持ちだった時期がありました。
医療機関に足を運ぶのがしんどかったり、服薬するのに抵抗があったりと、
なかなか受診できない人もいるでしょう。
しかし服薬とカウンセリングを組み合わせれば、落ち込む気持ちがやわらぐケースもあります。
自分が本当に病気なのか判断できない人は、
次の記事でかんたんなチェックができるので、活用してみてください。


【泣いても大丈夫】HSPが泣きたくなった時の対処法


真面目なHSPさんは、
「すぐ泣いてしまう自分はダメだ」
「泣かないようにしっかりしなきゃ」
と考えるかもしれません。
それでも人から何と言われようと、泣いてしまうのには身体的・心理的な点で、真っ当な理由があります。
焦らず対処していきましょう。
【実体験あり】「甘え」だと思わず「泣いても大丈夫」と考える



私もかつて、毎日一度は涙が出てどうしようもなかったHSPの1人。
筆者である私の体験を踏まえて、対処法を紹介しますね。
ここまでで見てきたとおり、すぐに泣いてしまうHSPさんは、決して甘えているわけではありません。
泣くのには防衛反応や脳の機能などの面で理由があるため、涙が出るのは自然な現象です。



私も人前で泣くのが嫌で、自分の部屋や職場のトイレにこもって泣いた時期があります。
うつ症状がひどかったせいなのですが、
当時は「大人なのにすぐ泣いてしまう自分は異常だ」と思っていました。
あまりに自分が嫌になって、カウンセラーに相談。
そこでカウンセラーさんから、泣きたい気持ちを前向きに受け止めるようアドバイスされ、
こう言ってもらえました。
カウンセラーさんの言葉に、
自分はつらい出来事にも、まっすぐに向き合う力がある
と前向きに考えられるようになったのです。



それからは泣きたくなっても「自分は大丈夫」と思えるようになり、
涙がそこまで流れなくなりました。



まずは「泣いても大丈夫」と自分に言い聞かせて、
安心するのが大切だよ。
【実体験あり】理解してくれる人に感情を打ち明ける



私は会社員だった頃、
上司との人間関係がうまくいかない時期がありました。
何をやっても否定され、きつい言葉を浴びせられる日々のなか、生きる目的さえ見失ったものです。
そんなある日、ついに職場で涙が出て、止まらなくなりました。
すると1人の先輩が、一緒に別室に退出して、話を聞いてくれました。
話をした結果、人事の手つづきに手違いがあり、
筆者が適性のある部署ではなく、別部署に配属されていたことが判明。
人事担当の方から謝罪があり、
本来所属する予定だった部署に異動して快適に働けるようになりました。



人前で涙が出るのは恥ずかしいですが、
先輩は優しく「泣いていいんだよ」と受け止めてくれました。
できれば泣きたくなかったものの、
溜め込んでいた思いをすべて打ち明けられたので、結果的には良かったと思っています。



泣きたい感情を素直に出した結果、
ようやく先輩に気持ちを理解してもらえ、
根本的な問題まで解決されました。



限界まで溜め込まず、泣きたい気持ちを受け止めて、
解決に向けて動き出そう!
泣いた後は存分に自分をいたわる
人前ではなかなか思いきり泣けないのが現実ですが、
時には泣きたい感情を素直に出してみると、精神的にスッキリしやすいです。



私の場合、マスクをしたまま電車の席で泣いたり、
帰り道に寄ったカフェの隅っこの席で泣いたり……
我慢できない時は、自分の部屋以外でもしっかり泣きますね。
泣いた後は、泣くほど悩んでがんばった自分を褒め、いたわってあげましょう。
大好きな芳香剤を使ったり、就寝前にアロマをたいたり、
ちょっとした自分へのご褒美をあげてみてください。
自分がやすらげる環境を作っておくと、また泣きたくなっても、心身が安心しやすいのでおすすめです。



泣きたいほど真面目ながんばり屋の自分を、いっぱい褒めてあげてね!
医者やカウンセラーなどと対処法を考える
あまりにも涙をこらえられない瞬間が多く、生活に支障が出てしまう人もいるでしょう。
その場合、医療機関を受診して、医者やカウンセラーに相談するのも手です。
精神疾患の可能性が低い人も、一度専門家の意見を聞くと、
具体的で実践的なアドバイスをもらえるかもしれません。
とくに医者やカウンセラーの客観的な分析によって、
自分でも気づいていなかった課題や解決策が明確になるケースがあります。
泣いた時にどんな気持ちだったか、なぜ泣きたくなったのか。



泣きたくなった背景と自分の感情を、
第三者のサポートを得ながら整理すると、
解決の糸口が見えて来やすいです。



お医者さんに打ち明けるのも不安なら、
感情の整理のワークができるUNIKOを使ってみてね!
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注意やきつい言葉で泣きたくなったら?筆者の体験を踏まえた対処法
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学校や職場で少しきつく注意されると、泣いてしまうHSPさんは多いのではないでしょうか。



私も先生や先輩からきつい言葉をかけられると、
心臓がぎゅっとつかまれたような感覚になり、
ストレスを感じた経験があります。
相手が何気なく放った「注意の言葉」が、
穏やかな表現を好むHSPさんにとっては脅威に感じられる可能性があります。
受け取った言葉を脳が刺激としてとらえ、細部まで処理しようとしてしまい、
危険信号が出た結果、涙が出てくるのです。
言葉を深く受け止めるHSPさんは、
注意の言葉や相手の不機嫌そうな感情を重く受け止め、強い不安や恐怖で傷ついてしまいます。



注意された瞬間、つい泣きそうになったら、
筆者も実践している以下の対処法をうまく活用してみてください。
- 深呼吸して興奮を抑える
- その場から離れられるなら離れる
- 注意された出来事自体に目を向ける
相手が注意している対象は、あくまで「仕事・行動の結果」に対してであり、
あなたの人格を否定しているわけではありません。
注意された出来事自体に目を向けて、
それの改善だけを目指せば、自分が傷つく必要はなくなります。
またその場からいったん離れて、脳の情報処理を止めようとするのもおすすめです。
さらに深呼吸してみると、リラックスしている時に優位になる副交感神経が動き、
興奮がしずまりやすくなります。



私が普段やっているのは、注意の言葉を「ただの文字の羅列」と考える練習。
相手が求めているのはあくまで行動であり、あなたの人格まで変える必要はありません。



相手のご機嫌とりまでやらなくて大丈夫!
もし泣いてしまっても「自分が悪いのではなく、刺激的な言葉の羅列に脳が反応しただけ」だと考えましょう。
泣いた事実に対して「甘え」だと言われても、それもただの文字の羅列で、あなたが真に受ける必要はありません。



泣いたり傷ついたりしたら、ゆっくり心身を休めて、
自分をいたわってあげてね!



どう気分転換したらいいかわからない人は、
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無料部分だけでも、自分の心をいたわってくれるような言葉や、
実践的な情報が得られるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ|HSPが泣かずに安心するために


HSPが泣きたくなる原因は、弱さでも甘えでもありません。
トラウマや精神疾患、防衛反応などが原因で、
改善するにはそれぞれに適した解決策を見つけるのが大切です。



泣きそうになった時は、
「脳が情報を必死に処理しようとしているんだな」
と考えるだけOK。
事実と感情を切り離して落ち着けます。



信頼できる相手だけには本音を伝えて、
必要ならお医者さんに相談。焦らず進んでいこう!










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