- HSPに向いている仕事はどう選べばいい?
- 今の仕事が合っていない気がする
- どんな基準で仕事を選べばいいの?
なんとなく「今の環境が合っていない」と感じていても、しんどい理由がわからない人もいるのではないでしょうか。
この記事ではHSPに向いている仕事の特徴と職種例、エネルギーを消耗しやすい環境を紹介します。
しみHSP気質の私が経験した職種について感じたリアルな適性も紹介します。



HSPの仕事の選び方を知って、今のつらさから抜け出そう。
HSPとは『感受性が高い人』のこと


HSPは感受性が高い人のことをいいます。
感受性が高いとは、ものごとやできごとに対して感じとる力が強く、環境に影響されて心が動きやすい状態をさします。
HSPには『DOES』と呼ばれる4つの特徴があります。
- D:高い処理能力/深い思考力
- O:刺激の受けやすさ
- E:高い共感力
- S:些細なものごとに敏感



HSPの詳しい特徴やあるあるは、ほかの記事でも紹介しているよ!




HSPが無理なく続けられる仕事の特徴と職種例


ここではHSPが無理なく続けられる仕事の特徴と具体的な職種を紹介します。
- 繊細さや感受性を活かす|デザイナー・Webライター
- 人間以外と触れ合う機会が多い|トリマー・動物園飼育員
- 正確さと集中力が求められる|経理・金融系の事務職
繊細さや感受性を活かす|デザイナー・Webライター
一つ目は繊細さや感受性を活かせる仕事です。
HSPは、相手の気持ちに寄り添える繊細さをもつ人が多い傾向にあります。
職種例
- グラフィックデザイナー
- Webデザイナー
- Webライター
クライアントの課題を解決するためのデザインを考えたり、読者の心理を考えながら執筆したりと、相手の立場に立って制作ができるのが特徴です。



デザインの細かな修正が苦にならない人、Webページに来た人の視線の動きを考えるのが好きな人に向いているよ。
人間以外と触れ合う機会が多い|トリマー・動物園飼育員
人間以外と触れ合う機会が多い仕事も、HSPの特性を活かしやすいです。
小さな変化に気がつきやすいHSPの中には、動物の様子の変化がわかる人もいます。
優しい言葉をかけて落ち着かせられたり、動物が求めていることがわかったりと、動物の気持ちに寄り添えます。
職種例
- トリマー(ペットの美容師)
- 動物園の飼育員
ただ、トリミングは数時間かかるケースもあるため、長時間の立ち仕事が難しい人にはしんどい仕事となります。



たくさん気を遣う人間よりも動物のほうが接しやすいと感じるのかもね。
正確さと集中力が求められる|経理・金融系の事務職
正確さと集中力が求められる仕事もHSP向きです。
あらゆる可能性を想定してリスクを回避できるタイプのHSPは、勢いで処理してしまうことなく正確に処理できます。
職種例
- 経理事務
- 金融機関(銀行・証券・保険など)での事務
- 校正・校閲
経理や金融系の事務はお金を扱い、校正では大量の文章から誤字脱字や文法のズレなどを見つける高い集中力が求められます。



事務職では同じ処理を繰り返すことも多いため、日によって質に差が出ない安定した事務スキルも必要です。
HSPが心穏やかに働ける職場環境


職種だけで選ぶと、会社ごとの雰囲気や働き方でミスマッチが起きる可能性があります。
刺激が少なく落ち着いて仕事ができる
刺激が少なく、落ち着いて働ける環境を探しましょう。
HSPは感受性が高いため刺激を受け続けると、疲労がたまりやすいです。
たとえば
- 穏やかに話す人が多く、落ち着いてコミュニケーションがとれる
- 電話の着信音が少ない
- チャットやメールがメイン
- 少人数体制、個室で作業ができる
- 人の出入りが少ない
仕事をするだけで体力気力を消耗します。
だからこそ、環境面でエネルギーを消耗しすぎないようにしましょう。



電話がある仕事は発信・受電の本数、サポート体制など事前に確認してね。
在宅ワークができる
在宅ワークができる環境もおすすめです。
周りの人の話し声やキーボードを叩く音、受電音などがないため集中できます。



周りの人の声が聞こえると、あれこれ考えて気を取られてしまうので、一人でできる環境は大切です。
気を張り詰めている状態よりも、本来の力を発揮できるはずです。
テレワークが多い職種例
- Webライター
- Webデザイナー
- 動画編集者
- エンジニア
事務職は会社によって、在宅ワークの体制が整っているかどうかで異なります。
在宅ワークができるかだけではなく、頻度を確認するのがおすすめです。



在宅ワークが多すぎると、一人で考え込む時間が増えるから注意だね。
関わる人が限定されている
関わる人が限定されている職種もHSPに向いている環境のひとつです。
相手の気持ちの変化に気がつきやすいHSPは、不特定の人と関わると疲労がたまりやすいからです。



仕事とはいえ初対面の人には「変なこと言ってないかな」と、普段以上に顔色をうかがって疲弊します。
関わる人がある程度決まっていれば相手の特徴がおさえやすく、気持ちに余裕も生まれます。



職場の規模や、社外の人とのやりとりや調整業務がどのくらいあるのか事前に確認してみよう。
HSPの心がすり減りやすい環境


心がすり減りやすい環境で長く働き続けるのは難しいです。



HSPがエネルギーを消耗しやすい環境の特徴を知って、仕事選びの際には避けるようにしてね。
相談しづらい雰囲気
相談しづらい雰囲気の職場では、HSPのエネルギーを消耗しやすいです。
相手の顔色をうかがうHSPは、周りの人が忙しくしていて話かけづらい雰囲気があると、いつも以上に気を遣って疲弊します。
相談しやすい職場の特徴
- 普段から上司や同僚とのコミュニケーションが盛んな職場
- わからないことを上司や先輩に聞いていい雰囲気
- 研修や教育体制が整っている職場
イレギュラーな対応が多い
イレギュラーな対応が多い職場も、HSPがエネルギーを消耗しやすい環境のひとつです。
あれこれ考えを巡らせるHSPは、突発的な仕事が入ると焦ってしまい、うまく対応するのが苦手だからです。
- 急なお客様対応
- クレーム対応が多い
- スケジュールがきっちり決まっている
- 締め切りが短い業務
事務職など業務内容がある程度決まっていたり、困ったときに周りの人へ助けを求められたりする環境のほうが向いています。



スピード感よりも正確性を求められる仕事のほうがHSPの良さを活かせるよ。
常に慌ただしい環境
常に慌ただしい雰囲気も、HSPにとってエネルギーを消耗させる環境のひとつです。
周りの雰囲気に影響を受けやすいHSPは、慌ただしい環境にいると落ち着いて仕事ができません。
- 感情的なやりとりが多い
- 電話が鳴り止まない
- 常に繁忙で残業が当たり前
- 話し声が絶えず聞こえる
自分が忙しくなかったとしても、作業のクオリティに影響される人もいます。
HSPが自分らしく働ける仕事の選び方


HSPが自分らしく働ける仕事を選ぶには『自分を知る』ことが大切です。
次の3つのポイントについて解説します。
- ストレスを感じる場面を把握する
- 強みを知る
- 希望条件と絶対に避けたいことを整理する
ストレスを感じる場面を把握する
一つ目は自分がストレスを感じやすい場面を理解することです。
なにがストレスなのかが理解できていないと、ほかの環境に行っても同じストレスに遭う可能性があるからです。
- きつい光・音・臭い
- 周りの人の話し声
- 高圧的な上司
- 週5で出社が必須
- 職場の人と雑談する場面が多い
- 対面でのお客様対応
ストレスになる環境がわかれば、それをNG条件として仕事選びができます。



私の場合は、感情的なお客様の対応、受電が多い仕事、周りの人のヒソヒソ話にストレスを感じます。
自分の強みを知る
自分の強みを知ることも大切です。
NG条件を避けて強みを活かせる環境に行けば、自分の本来の力を発揮できるはずです。
- いつでも正確な処理ができる力
- 高い集中力を保つ力
- アイデアを生み出す力
- 子どもや動物の気持ちを察する力
- 周りの人が思いつかないような発想力



私の場合リサーチ力や向上心、モクモクと作業できる力が自分の強みだと感じています。
次の記事を参考に、仕事に活かせそうな力を見つけてみてくださいね。


希望条件と絶対に避けたいことを整理する
希望条件と絶対に避けたいことを整理しましょう。
ストレスを一番感じる瞬間を、絶対に避けたい条件にするのがおすすめです。
すべての希望条件を叶えるのは難しいため、優先順位を決めておきましょう。
希望条件の例
- 在宅ワークができる
- 定時退社ができる
- 受電が少ないor定型業務が多い
- 対面でのお客様対応がない
絶対に避けたい条件の例
- 残業が多い
- 社員旅行など、仕事以外での関わりがある
- クレーム対応が多い
- お客様の都合に合わせてイレギュラーな対応がある
筆者の場合はテレワークができること、避けたいのは対面でのお客様対応です。



ストレスが多い場面を避けつつ、自分の強みを活かせる仕事がWebライターでした。
【体験談】HSP気質の筆者が経験してわかったリアルな向き不向き





ここでは私が実際に経験した仕事で感じた、向き不向きについて紹介します。
【★☆☆】電話メイン、対人折衝が多い事務|筆者には合わなかった
一番合わないと感じたのは、新卒で入社した保険会社で経験した保険金支払いの業務です。
デスクワークがメインで外出なしの仕事でしたが、電話が一日中鳴り止まない環境でした。



職場の人間関係は良かったのですが、みんな忙しすぎて声をかけるタイミングが無かったのがしんどかったです。
交通事故の示談交渉の仕事だったので、電話の相手は感情的になっている人が多かったです。



慌ただしい雰囲気+感情的な人の応対+電話で即答を求められる環境の仕事にまったく適応できませんでした。
【★★☆】Webデザイン・広報|作品制作は◎社内外のやりとり×
広報で働いた経験もあります。
企業のWeb担当者として、自社Webサイトの制作やSNS・メルマガ配信など幅広い業務を担当していました。
Webページやバナー広告の制作は、比較的モクモクとできるので、自分の特性にマッチしている感覚がありました。
ただ、ページ制作のため他部署への聞き取り、制作会社との打ち合わせにはストレスを感じやすく、自分には合っていないと感じました。
やりたい仕事であっても特性に合っていなければ、エネルギー消耗の原因になることを学んだ経験です。
【★★★】Webライター・オンライン事務・電話少なめの事務|強みを活かせている感覚あり!



Webライターやオンライン事務、電話が少なめの事務は、自分の強みを活かしつつ、特性にも合っていると感じています。
Webライター・オンライン事務
- 家で好きなときに仕事ができる
- モクモクと作業できる
- メールやチャットのやりとりがメイン
電話少なめの事務
- チームで仕事を進めるため個人宛ての電話が少ない
- 電話の内容が定型のものが多い
- 電話以外はモクモクとできる事務作業が多め
- 対面でのお客様対応がない
- ルールが厳密に決められている
対外的な仕事が少ない分、チーム内の雰囲気がとても大切です。



事務職で生計を立てつつ、Webライターやオンライン事務で+αの副収入を得ている今の状況に満足しています。自分のペースで副業を本業くらいまでにできるようにしたいです。
まずは自分を理解して後悔のない仕事選びをしましょう


今回はHSPの特性や強みを活かせる仕事の特徴、エネルギーを消耗しやすい環境の特徴を紹介しました。
関わる人が限定された仕事や、在宅ワークなど刺激の少ない環境は、HSPにとって心地良い場所となります。
どのような場面でストレスを感じやすいのか、大切にしたいものはなにかを考えてみましょう。
- 自分を知るってなにをどうすればいい?
- 今の環境でなにがつらいのかハッキリとわからない
- 大切にしたいものなんてわからない
自分の悩みや理想の生活を言語化するためには、心と頭の中を整理する必要があります。
株式会社Tealsが提供する『UNIKO』は、”自分らしく働く”を実現するための自己理解ワークサイトです。
自己理解ワークや気持ちの記録を通して、自分の心の中にあるモヤモヤを言語化します。



HSPの特性にあった環境で本来の力を発揮できる仕事に出会えるように、一歩踏み出してみよう!
小さな目標を立ててひとつずつクリアしながら、理想に近づいていくので無理なく自分のペースで進められます。
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