この記事を読んで下さっている人は、おそらく学校が楽しくて仕方ないという人ではないでしょう。
- 月曜日が来るのが憂鬱
- 家に帰ったらへとへと
- 気づけば学校のことばかり考えている
なんて状況の人もいるかもしれませんね。
この記事では、学校に苦手意識がある人、またはそんなお子さんを持つ保護者に向けて、どうして学校生活に疲れてしまうのか、そして穏やかに過ごすために何ができるかを紐解いていきます。
チルティキーワードはHSP!



自分に当てはまる部分を上手に活用してもらえると嬉しいです!
HSPとは
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HSPとは心理用語のひとつです。
HSPとは「Highly Sensitive Person」の略。環境感受性の高い人を指します。



環境感受性とは環境からの影響の受けやすさを表す指標です。



ここでの「環境」は音・光・気温・人の感情などが該当するよ!
そしてこの環境感受性の高さが影響する気質は「DOES」と呼ばれ、4つの特徴に分類されます。
- D:ものごとを深く(複雑に)考える
- O:刺激を強く受ける
- E:感情の反応が強い
- S:刺激に敏感に反応する



良くも悪くも心が動かされやすいんだよね。



自分に合った環境選びがとても大事になる気質です。


HSPならではの学校あるある


ここからは、上に挙げたような気質を持つHSPが学校生活で抱きやすい感情をあるある形式でご紹介します。



あるあるがたくさんあるのは、困っているのがあなただけではないということ。



仲間がいるよ〜!!
そしてただ、あるある〜!で終わらないように。
今回はそのあるあるたちの要因を、HSP気質の特徴である
- 刺激への敏感さ
- 感受性の豊かさ
- 深い思考
の3つに分類しています。



困り感を軽減するきっかけになりますように〜。
HSPの「刺激への敏感さ」が要因になる学校あるある
教室の環境が合わず疲れる
学校では基本的に、数十〜数百の人が同じ空間で生活をします。なので、
- 空調の温度
- 照明の明るさ
- 窓やカーテンの開閉
などは、不快に思っても自分で調節しづらい傾向があります。



特に制服だったら着衣での調整も難しいよね。



かといって不満を口にするのもはばかられるから我慢して疲れちゃう場合もしばしば。
どうしても我慢できない場合は、連絡帳や教育相談など担任の先生と落ち着いて話せる機会に相談してみるのが良いでしょう。
騒がしさに集中力を削がれる
- 子どもたちの話し声
- 先生が授業をする声
- 遠くから聞こえる歌や楽器の音
- 廊下を走る足音
などが要因となって騒がしいのが学校。
当たり前ではありますが、HSPにとってはかなりのストレスになる場合も。



突発的に大きな音が聞こえるのも日常茶飯事。



ビクッとしちゃうよね〜〜。
授業に集中できないなどの支障が出るなら、イヤーマフをつけてみたり、休憩できる場所の提供をお願いしたりするのも良いかもしれません。
制服の着心地に違和感を覚える
学校に通う子どもたちの心理的な安全を守り、平等に学校生活を送る手助けをしてくれる制服。
ですがHSPにとっては、
- 着慣れない生地
- 邪魔な位置にあるボタン
- ぬい目のぼこぼこ
などに強烈な違和感を覚える原因になる場合があります。



ブレザーの重くて硬い生地や、袖口のボタンなどは苦手な人が多いよ!



お気にいりのインナーを着たり、セーターやカーディガンを活用したりすると違和感が軽減されるはずです。
イベントの後はぐったりする
刺激の少ない「いつもと同じ」に安心する傾向のあるHSP。
イレギュラーだらけのイベントは楽しさもありつつ、疲れてしまう場合があります。



いつもと違う場所で初めての行動をするストレスたるや……。



当日の予定変更もすごい多いよね!
特に修学旅行をはじめとした宿泊行事は
- 1人で落ち着く時間がとりづらい
- 寝る環境も安心できない
- 基本誰かに合わせて動く
などの要因により、心の休まる時間はかなり少なくなる傾向があります。
いつも使っているタオルなどの小物を持参したり、本当に辛い取り組みは全体の流れから離脱したりするなどで精神的な負担が減る場合があります。



楽しい思い出がたくさんできますように!
HSPの「感受性の豊かさ」が要因になる学校あるある
友達の発言に一喜一憂する
自分と他の人との感情の境界線が曖昧になりがちなHSP。



友達が幸せだと自分も幸せ!



ただ逆も然り。
友達が怒ったり悲しんだりする姿を見ると、自分のことのように悲しくなってしまうので、自分の意見を飲み込んでしまう場合があります。



そして納得いかずもやもや……。



自分が我慢すれば良い、じゃないのはわかるんですけどね〜。
注意されたことをずっと引きずってしまう
前述したように、自分以外の人の感情に人一倍影響されやすいHSPは、基本的には怒られないよう行動する傾向があります。
だからこそ怒られたときの「やっちゃった」という気持ちが人一倍強く、そうきつくない注意をいつまでも忘れられない、といった状況がHSPでない人より起こりやすいのです。



1回怒られた人に対してはその後もどきどきする場合も……。



ちょっとトゲのある言い方なんてされた日には立ち直れないよ〜!
どう言われたかより何を言われたかが大事だと思えるようになると切り替えやすくなるかもしれません。
自分以外の人が怒られている場面にドキッとする
- 誰かが怒られている
- 悪口をいっている人が近くにいる
- ケンカをしている
などが原因で教室がギスギスしていると、例え自分は全く関係なくてもいたたまれなくなる場合があります。



感情がぶつかり合うイベントのメンバー決めとかも苦手です……。
イベントに大きく心を動かされる
体育大会や文化祭、合唱コンクール、卒業式などでついつい感情が溢れ出してしまう人が多いのではないでしょうか。



本番の日にはみんなで頑張ったこれまでの記憶で胸がいっぱいに……!



かけがえのない思い出がいっぱいできていいねえ〜!
HSPの「深い思考」が要因になる学校あるある
決断を迫られるも返事ができない
足並み揃えて様々な取り組みをするイメージの強い学校ですが、イベントの分担や種目決め、部活決めや履修登録など意外と自分での選択が迫られる場面があります。
そんなときにさまざまな可能性を考えてしまうがゆえになかなか返事ができず、優柔不断だと思われる場合もあるかもしれません。



実際は本当に迷ってたり、どっちでもよかったり。



どちらにせよ失敗はしたくないから返事は後回しになりがち。
毎年ある分担決めや履修登録など早めに考え始められる事項については考えておくのはどうでしょう。
こだわりが強い印象を持たれる
学校での行事や授業中の制作などで、絶対にこれを成功させたい!完璧なものを仕上げたい!と考えるほど譲れない事項が増える傾向があります。



同じ感性を持つ仲間に恵まれればラッキー!



思い出に残る素敵なものができそうです!
ただ色んな気質を持つ人が、同じ空間に詰め込まれるのが学校。
HSP気質由来のこだわりが「細かすぎる」と一蹴されるのも珍しいケースではありません。



個人的にはここでいかに折り合いをつけられるようになるかがすごく大事だと思います♪



退く、我慢する、以外の選択肢が見つけられたら良いね〜!
大人数の前での発表は緊張する
集団で同じ行動をする印象が強い学校ですが、
- 国語の音読の時間
- 日直などでの1分間スピーチ
- 授業中の指名
- 運動会の個人競技
- 劇やダンスなどでの発表
など自分だけにスポットライトが当たる瞬間が何度もあります。
そんなとき、HSPの中には自分がどうみられているのか、失敗したらどう思われるのかを考えると平常心でいられない人が多い傾向があるのです。



こだわりの強さも相まって「できた」のラインがそもそも人より高い場合も。



基本的には念入りな準備でどうにかなると思いますが、私も台本のない発表はいまだに苦手です……。
例え本番であってもわからないことをわからないと言える人が1番強い!



定番だけれど「緊張しちゃって〜」って事前に言っておくのも気が楽になるよ。
学校生活で困ったときに出がちなHSPのSOSサイン4選


学校生活で困ったり疲れたりしたとき、HSPはどのような反応をするのでしょうか。
自分で判断して休むのが遅れたり、適切な支援の手を差し伸べそびれたりしないように。
- そわそわする
- 眠れなくなる
- 小さな出来事にイライラする
- 学校に行きたくなくなる
SOSサインには普段からしっかりアンテナを貼っておくと良いですよ。



HSP気質の子ども(HSC)を持つ保護者の皆さんは必見です!



セルフチェックの参考にもしてみてね!
そわそわする
- なんとなく学校の居心地が悪いような気がする
- 教室にいるだけでドキドキする
- 家に帰るとすごく安心する
などのように、学校を中心にそわそわする場合は、学校生活になんらかの違和感を覚えている可能性があります。



お子さんなら、保護者を何か言いたげな顔で見る場合もあるかもしれません。



そんなときは、話を聞く姿勢を見せるだけでも安心してもらえるよ!
眠れなくなる
元々1つの事象に対して深く考えを巡らせる傾向の強いHSP。
もし学校生活で悩みができてしまったら、学校にいる時間はもちろん、安心できる空間に戻ってからもそのことばかり考えてしまう場合も少なくありません。
- 誰かにかけられた言葉
- 自分がしたミス
- 不快な環境
などを思い出し始めると「明日も学校か……」なんて気持ちも相まって、気持ちが沈んでいってしまうのです。



今日だけじゃなくて過去や未来も考えてもんもんとするのがお決まり。



気持ちを切り替えるタイミングを見失っちゃうんだよね……。
小さな出来事にイライラする
- 家の中の環境
- 家族からの言葉
- 小さなルーティンの乱れ
などいつもなら流せる刺激にイライラするのは心に余裕がないからかもしれません。
学校に行きたくなくなる
もし明確な理由が思い浮かばないとしても、「学校に行きたくない」と感じるのは学校生活にストレスを感じている大きなサインです。また気持ちの面だけでなく、
- お腹や頭が痛くなる
- 汗が止まらなくなる
- 布団から出られなくなる
など体調に影響が出る場合もあります。



甘えだと判断する前に一度立ち止まってみませんか?



とりわけ特定のイベント時に気が重いなら要注意だね!
とはいえHSPやHSCに関するモヤモヤを1人で抱え込んでしまって苦しい、なんてときもあると思います。
UNIKOは、客観的な視点から自分を見つめ直すことで、心の悩みを解消する取り組みを行っています。



1人でぐるぐる考える辛さから抜け出せるかも!



自分が悩む心理的なパターンについても知れますよ。
心理学をベースにしたワークで、悩み・思考・感情を整理できますよ。
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HSPが学校生活を穏やかに過ごすためにできる行動3選
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気温にも音にも光にも。とにかく学校で気持ちを揺さぶられがちなHSP 。



楽しく穏やかに学校生活は過ごせないの〜?!



そんなことはありません!
学校を変える、自分の気質を変える、なんて大掛かりな努力をする必要もありません。なぜなら
- 周りに助けを求める
- 無理せず休む
- 学校以外に居場所を作る
といった少しの工夫で長い長い学校生活は楽になる場合が多いからです。



自分に合った対処法で、心地よい時間が少しでも長くなりますように。
周りに助けを求める
家族でも先生でも第三者でも大丈夫。
自分が落ち着いて話せる人に状況を説明してみませんか?



どうしても1人じゃ視野が狭くなっちゃうからね〜。



意外と同じ気持ちの人もいるかもしれません!
もし具体的な解決策が出なくても、話を聞いてもらうだけで気が楽になるでしょう。
無理せず休む
どうしても学校に足が向かない日は、思い切って半日や1日休むのもありです。



休むと決めた日はのびのびと過ごそう!



後ろめたい気持ちになる必要はありませんよ。
「学校に行かないのが普通」にしないために
今日は学校に行きたくないけれど、1回休んだらずるずる休み続けてしまうのではないかと不安に思う人へ。



リフレッシュを長期的な休みにしにくくするポイントをご紹介します!
- 学校生活の中で楽しいと思える時間には参加する(その時間だけでも)。
- 宿題と提出物は頑張る(学習が遅れると学校に行きたくなくなる原因になる)。
- 放課後でも良いから学校に足を運ぶ(提出物を取りに行って先生と話すだけでもOKです)。



自分の心の波と上手に付き合っていこうね。
学校以外に居場所を作る
小中高学生なら習い事、学童、大学生ならサークルやバイト先などの、学校以外に居心地の
良い場所があれば穏やかに過ごしやすくなるでしょう。



そこで学校でも仲良く過ごせる友達もできるかも!



おうちも大事な居場所ですよ〜。
まとめ|気質と上手く向き合って穏やかに過ごそう


今回は、HSP気質を持つ人の「学校あるある」や学校生活を穏やかに過ごすためにできる行動などを紹介しました。
休み時間、行事ごと、部活動。
楽しそうにしている人がたくさんいる環境が苦になる自分が嫌になる日もあるかもしれません。



自信なくなっちゃう……。



大丈夫ですよ!
学校生活でうまくやれない≠社会でもうまくやっていけない
どんな人にも、持つ魅力が重宝される場所・居心地が良い場所は存在します。
学校は自分の苦手な状況を知ったり、対処法を覚えたりできる場所だ、くらいに思っておけばいいのです。
UNIKOでは自分が悩みを抱える心理的なパターンを知った上で、そんな自分とうまくやっていくための方法を模索していくことができます。



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