【子供の頃のHSPあるある】過去を肯定して、自分らしい生き方を見つけよう

  • 「もしかして、子供の頃からHSPの気質があった?」
  • 「うちの子、HSPかも?」

このような疑問や不安を抱えていませんか。
子供時代の「心の疲れやすさ」を、本人は自覚しにくいです。

とみ

私は、大人になってから気づきました。

チルティ

身近な大人が気づいてあげたいね。


この記事では、元教員の経験とHSP気質の体験をもとに、
HSPあるあると、自分自身・お子さんとの向き合い方をお伝えします。

自分らしさ、お子さんらしさを肯定できるきっかけになれば嬉しいです。

目次

子供の頃からHSPだった?小さい頃の自分を肯定してあげよう

大人になってからHSPという言葉を知り、

「もしかして、子供の頃から感じていたしんどさの理由はこれだったのかもしれない」

と思った人もいるのではないでしょうか。

今だからこそ、小さい頃の自分を責めるのではなく、優しく理解し直してあげましょう。

HSP・HSCとは?

HSPは知っていても、HSCという言葉を聞くのは初めてかもしれません。

ここでは、HSPとHSCについて簡単に説明します。

HSPとは

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の頭文字をとった言葉で、

生まれつき「感受性が強く、非常に敏感で繊細な気質をもった人」という意味です。

HSPは疾患として診断されるものではありません。

HSPについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。

HSCとは

HSCは、「ひといちばい感受性が高い子供」です。
HSPとの違いは年齢のみ。

HSPと同じく、病気ではありませんが、発達障害など他の病気で似た特徴が出る場合もあります。

そのため「HSCだから病気じゃない」と断定するのは避けましょう。

今回の記事は診断名に関わらず、感受性の高さから感じている過ごしにくさに注目していきます。

HSCの特徴についてはこちらをご覧ください。

HSP気質の元教員が感じたHSCあるある10選

HSCは診断ができない代わりに、セルフチェックできるサイトがあります。
気になる人は、こちらのセルフテストを試してみてくださいね。

HSPは心理学上の用語であるため、医学的な診断ではありません。

チェックポイントをもとに経験談を使ったあるある10選

セルフチェックポイントから抜粋して、
私の子供の頃の経験談や、
教員時代に出会った子供たちを例にHSCあるあるを書いています。

  • チクチクするような服、襟元のタグを嫌がる
  • 厳しい罰より優しく諭す方が伝わる
  • 大人の気持ちをよく察する
  • 年齢の割には難しい言葉を使う
  • 服が濡れる・汚れると着替えたがる
  • 完璧主義である
  • 他人の苦しみによく気がつく
  • うるさい場所を苦にする
  • 知らない人がいると、実力を発揮できない
  • ものごとを深く感じ取る
チルティ

自分だけじゃないのだな、とホッとするきっかけになったら嬉しいな。

①チクチクするような服、襟元のタグを嫌がる

とみ

私も子供の頃、タグが苦手で、切ってもらっていました。

  • ウール、毛などチクチクする服は着たくない
  • えり元のタグを嫌がる
  • 長ズボンを履きたがらない
チルティ

長ズボンのピタッとした感覚が苦手な子もいるよね。

②厳しい罰より優しく諭す方が伝わる

とみ

教員時代の失敗談です。

強く叱った本人よりも、
隣の席でその様子を見ていた子の方が落ち込み、長く引きずっている場面がありました。

叱られていなくても、強い言葉や張りつめた空気に深く影響を受ける子がいます。

その経験から、
厳しい罰で正すよりも、落ち着いて優しく諭す方が、子供には伝わりやすいと考えるようになりました。

③大人の気持ちをよく察する

  • 先生や親の機嫌の変化にすぐ気づく
  • 忙しそうな様子を見ると頼みごとを控える
  • 大人が言ってほしい答えを先回りして考える

自分の気持ちより、身近な大人の気持ちを優先してしまいます。

子供自身は無意識なので、大人側が気づいてあげたいですね。

とみ

教員時代、察してくれる子に助けられていた部分が正直大きいです。

だからこそ、その子の本音を逃さないように意識したいと思っていました。

④年齢の割には難しい言葉を使う

周囲の大人から、
「どうして、そんなに難しい言葉を知っているの?」と、
驚かれることはありませんでしたか?

とみ

「なんだか、違和感があります。」と子供から言われて難しい表現に驚きました。

物事を深く考えるHSCさんは、自分の細やかで複雑な考えを正確に表現したくて使っているのかもしれません。

また、周りの環境をよく観察しているので、大人が使っている言葉を自然に学んでいます。

⑤服が濡れる・汚れると着替えたがる

大人からすると、このくらいで?と思うような濡れ具合で着替えたがる時があります。

チルティ

チクチクする服と同じで、刺激が強いんだね。

とみ

完璧主義なところもあるので、汚れがついたままの状態が許せないんです。

大人の都合で見ると、着替えを我慢させたくなりますよね。

でも、体と心の両方にとって心地よくなるためには着替えが必要なんです。

⑥完璧主義である

HSCさんには完璧主義の方が多いようです。

チルティ

少しのミスも許せないと感じ、疲れてしまうよね。

物事を深く捉えられるHSCさんだからこそ、
周りの期待に応えようとする気持ちと同じくらい、
自分自身に対しても高い基準を求めてしまうのかもしれませんね。

まじめに物事へ向き合っている証と考えて、その頑張りを認めてあげましょう。

⑦他人の苦しみによく気がつく

とみ

教員時代、本当に友達の苦しみによく気がつく子がいたんです。

チルティ

自分ごとに感じてしまうほど、共感力が高いのかもしれないね。

この共感力の高さは、誰かの支えになれる素晴らしい才能です。

しかし、他人の感情に振り回されて心が疲れてしまわないよう、大人が注意深く見守ってあげたいですね。

⑧うるさい場所を苦にする

とみ

誰でも騒がしい場所は苦手ですよね。

チルティ

HSCさんは、その音や刺激を「ひといちばい」強く深く感じ取ってしまうんだ。

普通の人にとって「にぎやか」なだけの場所でも、
HSCさんにとっては情報が一度にたくさん押し寄せてくる感覚になり、
すぐに心が疲れてしまいがちです。

これは「感受性の強さ」からくる反応であり、
我慢して慣れるのではなく、刺激を減らす配慮が必要なサイン
と理解してあげましょう。

⑨知らない人がいると、実力を発揮できない

とみ

知らない人が見ていると、急に実力を発揮できない子がいました。

チルティ

頑張りやさんだからこそ、誰かに見られているプレッシャーや、新しい環境からの刺激を強く感じてしまうんだね。

HSCさんにとって、周囲の「人」も大きな刺激源です。

特に評価される場面では、その緊張感が集中力をさまたげ、本来の力が出せなくなってしまいます。

これは能力の問題ではなく、環境の刺激に対する敏感さからくる反応です。

⑩ものごとを深く感じ取る

とみ

教員時代、小さなことで感動したり、空想の世界に入り込んだりする子がよくいたよ。

チルティ

それは、物事の細部にまで意識が向いて、深く味わっている証拠だよね。

HSCさんは、五感で受け取るすべての情報、
そして心で感じる感情を、一つ一つ丁寧に処理する傾向にあります。

そのため、ただの日常の風景でも、他の人には見えない美しさや深さを感じ取れるようです。

この「深く感じ取る」資質は、同時に疲れやすさの原因ともなりますが、感受性や創造性の源にもなっています。

過去を乗り越えた自分に拍手!これからに目を向けよう

「あるある」を通じて、過去の自分を理解し、頑張ってきた自分をそっとなぐさめられましたか。

とみ

大人目線になって過去の教員時代を振り返ると、失敗もたくさんありました。

チルティ

これまでの経験と気づきこそが、これからの未来を変える力になるよ。

ここからは、自身がHSP気質と感じる方と、HSCの気質の子を持つ保護者さん、それぞれの視点から具体的なステップを見ていきましょう。

自分らしい生き方を見つけよう

これまでの「心の疲れやすさ」は、実はあなたの「個性」のサインでした。

敏感さは、悪ではありません。

これからは、この個性を生かすためのステップを見ていきましょう。

まずはあなたの「苦手」、そして「疲れやすい刺激」を少し減らす工夫をして、
心と体がホッとできる「自分にとって心地よい過ごし方」を見つけてみませんか?

チルティ

ピッタリ合った「自分らしい生き方」を探していこう。

苦手を見つけよう

自分に合った生き方への第一歩。「自分が何に疲れてしまうのか」を知りましょう。

  • 周りの人が気にならないような音や光
  • 周りは気にしていなさそうな空気感

自分が「苦手」だと感じる刺激を正しく見つけるのは、決してわがままではありません。

自分の心のセンサーが何に反応しているのかを理解しましょう。

無理をして環境に合わせるのではなく、自分を大切に守るための具体的な対策を考えられるようになります。

刺激を減らそう

見つけた苦手な刺激を、生活の中から少しずつ減らしていきましょう。

  • 耳栓やアイマスクを使う
  • 着心地がいいと思う服を着る
  • 自分との予定を入れて、無理に人と一緒にいない

心地よい環境を整え、自分を大切にしましょう。

頑張って刺激に慣れようとしなくて大丈夫。

チルティ

まず『逃げること』を自分に許してあげてね。

自分にとっての刺激を避けることで、心も体もホッと一息つける時間が増えていきます。

自分にとって心地よい過ごし方を見つけよう

苦手な刺激を減らせたら、次は「自分は何をしているときが一番心が穏やかになるかな?」と考えたいですね。

誰かの期待に応えるためではなく、本当に自分がしたい過ごし方を見つけましょう。

チルティ

自分を癒す時間こそが、あなたらしい毎日を支える土台になるよ。

とみ

私は、自分の心地よさを見つけるために手帳の活用をしています。

手帳を活用するエネルギーが出ない時は、感情の記録をつけておくだけでも自分の心地よさを見つけるヒントになります。

手帳に何を書こうか迷う人やスマホ派の人もいますよね。
そういった方には学習サイト『UNIKO』をおすすめします。

無料で感情ログをつけられる他、自分に寄り添った学習ワークも可能です。

気になる方は、ぜひ見てみてくださいね。

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自分に合った生き方を見つけよう

苦手を知り、刺激を減らし、心地よい過ごし方を見つけたら、もう自分らしい生き方のヒントを手にしています。

これからは、HSP気質を「ハンデ」ではなく「自分の個性」として肯定し、あなたのペースで毎日を生きていきましょう。

「自分らしさ」を受け入れると、心が満たされる生き方へとつながります。

チルティ

焦らなくて大丈夫。ゆっくり見つけていこう。

お子さんと一緒に心地いい過ごし方を見つけていこう

この章ではHSC気質のお子さんを持つ保護者の方向けに、お子さんの敏感な特性を尊重しながら、親子で心地よく過ごすための具体的なヒントをご紹介します。

幼少期のお子さんを持つ保護者へ:感覚を代弁し、安心感の土台を作る

幼いお子さんにとって、親御さんは世界を理解するための大切な通訳者です。

お子さんの「敏感な感性」を個性として受け入れましょう。

 例えば、服の濡れや汚れを嫌がるとき、理由を理解できれば、
着替えの準備が増えるのも「この子の個性だ」と考えられます。

親御さん自身が無理なく、自分を責めずにいられることが大切です。

親御さんが感覚を代弁しましょう。

 例えば、「嫌な時は着替えていいよ」と感情を受け入れてあげましょう。

その上で、社会性として伝えたい部分があれば、
「お友達が待っているから素早く着替える練習をしようね」などと伝えると、
安心感と同時に周りとの調和も教えられます。

「あなたはあなたのままで良い」

このメッセージは、お子さんの不快感にすぐ気づき、行動を肯定することで伝わります。
大人が向き合い方を導き、子供はHSCの気質と上手に付き合う方法を身につけられるのです。

思春期のお子さんを持つ保護者へ:自立を尊重し、一緒に「苦手」を乗り越える

思春期のお子さんは、自分の繊細さに気づき始め、人間関係や将来について深く悩みやすい時期です。

お子さんの内なる声に耳を傾け、共感者になりましょう。

 完璧主義や他人の感情への過度な共感など、
内面的なしんどさを否定せず、
「それはあなたが深く考えている証拠だね。」と、
まずその頑張りを認めてあげてくださいね。

「苦手な刺激」を一緒に特定し、逃げることを許しましょう。 

うるさい場所や集団での緊張感など、
お子さんにとっての「刺激」をリストアップし、
耳栓や一人になれる時間を持つなど、具体的な対処法を話し合うのもおススメです。

「あなたはあなたのままで良い」

このメッセージは、自分自身で対策を考え、
心地よさを追求する自立を親が全面的に支援することで伝わります。

一人で抱え込まない

親御さん自身が疲れてしまうと、お子さんを優しく見守るのは難しくなりますよね。

子育ては、一人で抱え込まず、同じように悩む仲間や特性を理解してくれる人とのつながりが何よりも大切です。

頑張りすぎずに誰かに頼る勇気を持ち、心の支えを作りましょう。

同じような経験を持つ親御さんと悩みを共有できるコミュニティを活用してみるのもおすすめです。

まとめ|ありのままの自分を受け入れよう

子供の頃の「心の疲れやすさ」は、自分自身や周囲と向き合おうとしていた大切な証です。

過去を否定せず、ありのままの自分を受け入れましょう。

そうすれば、未来をより心地よく変えていけます。

とみ

あの頃の自分に「よく頑張ったね」と声をかけてあげたいです。

チルティ

自分に合った環境を大切に、一歩ずつ歩んでいこうね。

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この記事を書いた人

元小学校教員。多くの子どもたちや保護者、同僚と出会っていく中で、HSPやADHDについて学び、自分自身の生きづらさにも気づきました。現在は自分のペースを保ちながら、フリーランスとして活動中。教科書に載っていた詩の一節『みんなちがって、みんないい。』の考え方を大切にして生きています。記事を通して、あなたの「いい」に気づくお手伝いができたら嬉しいです。

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