【学校がしんどい君へ】HSPの学生あるあるで知る、明日をラクにする方法

学校に行くのがしんどい……

と悩んでいませんか?

周りのみんなは当たり前に過ごしているのに、
自分だけつらいと感じているHSPの学生さんも多いはず。

しんどさの理由は、
学校がHSPの学生さんにとって、刺激の多い場所だからかもしれません。

この記事では、

  • HSPの学生「あるある10選」
  • 明日からの学校が少しラクになる工夫
  • 保護者、先生に知ってほしい「配慮」

について、学生生活で悩んだHSPの筆者が、
実体験をもとにお伝えします。

この記事を読めば、明日の学校が少しラクになるでしょう。

もえ

できることから取り入れて、
あなたらしい学生生活を
過ごしてもらえると嬉しいです。

目次

はじめに:HSPの学生さんが抱える「しんどさ」の理由

HSP(Highly Sensitive Person)とは、周りの刺激に対して、生まれつき
敏感な気質を持っている人です。

これは病気ではなく、個性の一つといわれています。

学校は、にぎやかな話し声、思春期の人間関係
など、たくさんの刺激を受けやすい場所です。

HSPの学生さんは無意識のうちに、
人一倍のエネルギーを使い、
疲れやすくなってしまいます。

「どうしてみんなと同じようにできないんだろう?」と悩んでいるかもしれません。

もえ

それは、あなたが周りの情報を丁寧に受け取っているからでしょう。

チルティ

環境や考え方を少し工夫するだけで、学生生活は今より過ごしやすくなるよ。

学校がつらい……
HSPの学生あるある10選

実は、あなたが今感じている学生生活のしんどさは、HSPの気質が関係している可能性があります。

教室のにぎやかな音から人間関係の悩みまで、
HSPの学生さんが共感しやすいあるあるを
10個集めました。

チルティ

「自分だけじゃないんだ」
と知って、心が軽くなるといいな。

教室のにぎやかな音で気が散る

  • 時計の秒針や鉛筆の音を聞くと、
    勉強に集中できない
  • にぎやかな話し声が気になる

刺激を受けやすいHSPさんにとって、
音も疲れる原因の一つ。

もえ

私は、気持ちに余裕のない時、
音が大きく感じます。

チルティ

疲れの目安にできるけど、
なるべく静かに過ごしたいよね。

先生の怒鳴り声で心臓がバクバクする

  • 自分に向けられた怒りじゃなくても、
    気持ちが落ち込む
  • 怒鳴り声を聞くと、
    その後しばらく引きずってしまう
もえ

HSPさんは怒鳴り声で影響を
受けやすい気がします。

チルティ

共感力が高い傾向にあるからこそ
感じるしんどさだね。

新学期や席替えなど「環境の変化」が苦手

  • 新しい場所に慣れるまで、人一倍時間がかかる
  • 4月は特に緊張していて、
    家に帰るとぐったりしてしまう
もえ

私は新学期、仲良しグループができていく様子を見て、焦っていた記憶があります。

周りに合わせようと、
つい無理をして頑張りすぎてしまう
HSPの学生さんは多いかもしれません。

チルティ

「新しい環境なんだから、緊張して当たり前」と自分に優しく声をかけてあげてね。

休み時間が1番気をつかう

  • 会話のテンポや内容を考えすぎて疲れる
  • 友達との時間は楽しいけれど、
    無意識に空気を読みすぎてしまう

学校は一人になれる場所が少ないため、休み時間に疲れやすいのもHSPの学生あるあるです。

もえ

私は、大勢でワイワイ過ごすより、気が合う友達と静かに過ごす方が
ラクでした。

行事は楽しいけど、刺激が多くて疲れる

  • 体育祭や合唱コンクールの練習が苦手
  • 泊まりの行事は行く前から気が重い
チルティ

行事は、普段と違う雰囲気や環境になりがちだね。

もえ

行事が終わった後、疲れてしまうHSPさんも多い気がします。

グループワークは気疲れの嵐

  • つい周りの意見を優先してしまいがち
  • 「あの人、話していないけど大丈夫かな?」と常に気をつかって疲れる
チルティ

グループワークはHSPの学生さんにとって、疲れやすい場面だね。

もえ

話し合う目的や役割がはっきりしていると、少しラクになるでしょう。

「言葉や表情の裏」を深読みして、一人反省会が止まらない

  • 「今の言い方、変だったかな?」と
    考えすぎてしまう
  • 友達や先生のちょっとした表情の変化に
    気付くからこそ、疲れる
チルティ

学校から帰ると、どっと疲れを感じるHSPの学生さんも多いはず。

もえ

それだけ、学校で周りに気をつかって過ごしているのだと思いますよ。

発表は緊張して頭が真っ白になる

  • 音読は緊張して、思うように読めない
  • とにかく注目されるのが苦手
もえ

周りの目が気になり、思うように発表できないHSPの学生さんも多い気がします。

断るのが苦手で、つい頼まれごとを引き受けてしまう

  • 断ったら嫌われていないか、
    不安で本音を言えない
  • 無理に引き受けて、
    自分を追い込んでしまう
もえ

私は、断りたい誘いやお願いがある時、心の中にいる“マネージャー”を頼ります。

「すみません。うちのもえ、今ちょっと忙しくて……」
と言ってもらっているのを想像しながらお断りしています。

想像上のマネージャーですが、
「間に誰かが入ってくれている」と思うだけで断りやすくなるのでおすすめですよ。

悪口や否定的な言葉で気持ちが重くなる

  • 自分に関係のないネガティブな話でも、
    影響を受ける
  • ギスギスした雰囲気が苦手
チルティ

共感力が高い傾向があるからこそ、
ネガティブな話は気持ちが落ち込みやすいね。

【体験談】「もう、頑張れない」
不登校になった私が得たもの

私は学生時代、不登校を経験しました。

当時は、「みんなと同じようにできない自分」を責め、トンネルの中にいるような毎日でした。

もえ

大人になった今、「あの時間は、無理せず自分らしく生きていくために必要だった」と思っています。

不登校の間、私は自分自身と深く向き合いました。

「自分はどんなことで疲れやすいのか」
「心が傷ついている時は、どうすれば元気になれるのか」が少しずつ見えてきました。

“心の中にいるマネージャー”や、
「相手の感情」に振り回されない考え方も、
その時に身につけたものです。

もえ

不登校の人は、他の人より少し早く「自分との付き合い方」を学んでいるのだと思います。

チルティ

自分と向き合った時間は、その後の人生であなたを助けてくれるよ。

明日の学校が少しラクになる。
HSP学生の「しんどい」を減らす工夫

学生生活を少しラクにする工夫を、
【セルフケア】【考え方】【居場所】 の3つに分けてご紹介します。

【セルフケア】自分に優しく接する

環境の工夫

休み時間は図書室や保健室などを利用し、
一人で過ごす時間を確保する

心の工夫

気が合う友達と過ごし、疲れる付き合いや
苦手な環境からなるべく離れる

もえ

「最近、傷つきやすい」など、
自分の“疲れているサイン”を
知っておくと、早めに休めますよ。

チルティ

疲れたら、好きなことをしたり、
お気に入りの場所に行って、
セルフケアしてあげてね。

【考え方】「相手の感情」に振り回されない心の守り方

相手の感情は相手のもの

もえ

友達と話したあと、
「さっきの一言、余計だったかな……」とあれこれ考えてしまう。

私自身、そんな風に一人反省会をくり返していました。

ですが、
心理学者アルフレッド・アドラーの
「アドラー心理学」に出てくる
相手の感情は相手のもの」という考え方を知り、一人反省会の時間も減りました。

参考:『嫌われる勇気』(著:岸見一郎/古賀史健、出版:ダイヤモンド社)

誠意を持って接したら、どのように受け取るかは
相手の自由だと思えるようになりました。

心の距離

共感力が高い傾向にあるHSPさんは、
相手との心の距離感があいまいになりがち。

もえ

だからこそ、「自分はどうしたい?」と、自分の気持ちを基準に考えるのがおすすめです。

相手との間に、
見えないけれど“線を引く”イメージがあると、
人の感情に振り回されにくくなりますよ。

チルティ

人間関係でお悩みのHSPさんは、ぜひこの記事も読んでみてね。

【居場所】学校だけがすべてじゃない

外の世界に目を向ける

チルティ

学生の頃はどうしても、
学校と家だけの世界になりがち。

ですが、ボランティアや趣味など、
学校以外の場所に目を向けると、
過ごしやすい居場所が見つかるかもしれません。

相談できる場所を持つ

同じ悩みを持つ人が集まるコミュニティでは、
「自分だけじゃなかった」と安心し、
ありのままの自分でいられるでしょう。

保護者の方・先生へ

「HSP」や「繊細」だと、特別な対応が必要だと
感じるかもしれません。

もえ

HSPの学生さんが求めているのは、“特別扱い”ではなく、自然に接してもらうことだと思います。

もちろん環境によっては配慮が必要な場面も
あります。

ただ、HSPは環境が合えば、
共感力や感受性といった強みを発揮できる可能性があるでしょう。

チルティ

「繊細さ」を
その子らしい個性として受け止めてもらえると嬉しいです。

HSPの子ども(HSC)への接し方

繊細な気質を持つ子どもは
「HSC(Highly Sensitive Child)」
と呼ばれます。

HSPとの違いは、大人か子どもかという点です。

「育て方に問題があったのかも」と不安になる
保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、HSCは個性の一つです。

相談に乗る

もし、お子さんが学生生活で悩んでいるようなら、まずは話を聞いてあげてください。

チルティ

話を聞いてくれる人がいるだけで、心が少し軽くなると思いますよ。

見守る

疲れやすいHSCさんは、
家でごろごろと過ごしているかもしれません。

それは“怠け”ではなく、
エネルギーを回復させている、大切な時間です。

「エネルギーを充電している」と考え、見守ってください。

もえ

回復方法は一人ひとり違うので、
その子に合った方法を
一緒に見つけてあげてほしいです。


「HSC」については、
こちらの記事で詳しくご紹介しています。

先生にお願いしたい「教室での小さな配慮」

HSPの学生さんにとって、学校は刺激が多い
場所です。

だからこそ、小さな配慮が過ごしやすさに
つながります。

環境の配慮

  • 耳栓の使用を認める
  • 座席を静かな場所にする
  • 一人で落ち着ける空間を用意する

刺激を調整してもらえると、HSPの学生さんは
過ごしやすくなるでしょう。

授業での配慮

  • 突然の指名を避ける
  • グループワークの人数を調整する

小さな配慮で、
授業に安心して参加しやすくなります。

見守る配慮

もえ

 一番大切なのは、「休息の時間」を静かに見守ることだと思います。

HSPの学生さんが学校を休んだ時は、
無理な家庭訪問をしたり理由を聞いたりせず、
そっとしてあげてください。

保護者の方と、その子の個性について
同じ理解を持ちながら、寄り添ってもらえると、HSPの学生さんにとって大きな支えになるでしょう。

まとめ:今、学校がしんどいと感じているHSPの学生さんへ

今、教室で息苦しさを感じているあなたは、
毎日を一生懸命過ごしていると思います。

チルティ

今抱えている「しんどさ」は、
自分の“取扱説明書(トリセツ)”を
作っている時間だと考えてみてね。

大人になるにつれて、
「こういう時に疲れやすい」
「この距離感なら安心できる」と、
少しずつ自分に合った対処法がわかってきますよ。

もえ

学校だけがすべてだと思わないで、自分の「好き」や、安心できる場所を大切にしてくださいね。

「自分一人で取扱説明書を作るのは難しい」と
感じる方は、

  1. 自分の感情や思考を整理して、
  2. 客観的に見つめ直し、
  3. 具体的な行動に落とし込んでいく

そんな『本当の自分』を理解する過程を学べる学習サイト「UNIKO」の活用も
おススメです。

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この記事を書いた人

学生時代、友人の言葉や周囲の表情など、些細なことにも深く傷つき、不登校を経験。そんな中でHSPを知り、自分の生きづらさを理解するきっかけになりました。
現在はライターとして活動し、読者様との一期一会を大切にしながら、心に寄り添う温かい記事をお届けできるよう心がけています。

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