「自分は子供はいらないかな」と考えているHSPの人は少なからずいます。
るつ私も周りのHSPと話をするなかで、
子供がいらない理由として以下のような事情を多く聞きます。
- 騒音が苦手なので声が大きい子供は好きになれない
- 疲れやすいので子供やペットなど自分以外の生き物の世話ができない
- HSPでできる仕事が限られていて経済的に余裕がないので子育てできない
- HSPが原因でいじめに遭い学校がトラウマなので子供のために学校に行くのが怖い
年齢を重ねていくと、友人や知人が子育てをするようになり、
子供を作らずにいると疎外感を抱く時もあるかもしれません。
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子供は欲しくないけど、周りの目や老後の不安を考えると子供を作ったほうがいいのかな
複雑な問題で悩んでいるHSPさんが少しでも楽になる考え方を提示するために、
筆者の選択とやっておきたい行動を紹介します。



真面目に考えやすいHSPさんだからこそ、
まずは肩の力を抜いてチェックしてみてね!
HSPで子供をいらないと考える人が多い理由と子育てのメリット


HSPはひといちばい相手の気持ちがわかり、子供のニーズをくみ取るのも得意な人が多いのではないでしょうか。



子育てに向いている部分も多いから、
「HSPに子育てなんて無理」と消極的に考えなくてもOK!
子供の目線では、自分の気持ちに寄り添ってくれるHSPの大人がそばにいると、
とても安心して心強く感じるはずです。
HSPとしても子供の嬉しい感情に寄り添えば、
自分の気持ちも前向きになってくるメリットがあります。
それでも、少なくないHSPの人が「子供をいらない」と考える背景には、
複雑な事情やさまざまな不安があるものです。
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騒音が苦手だから、子供が泣き叫ぶと精神が不安定になる



子育てに追われると、1人で過ごすリラックス時間がなくなり、精神的に追い詰められる
よく「自分の子供ならかわいいから、育てるのは苦痛じゃない」
という意見も聞かれます。
しかし声が大きく想定外の動きをする子供は、HSPにとって精神を刺激しやすい存在なのは事実です。
また何事も深刻に受け止める傾向があるHSPは、
「自分がどんなにつらくても、子供のために我慢しなきゃ」と考えやすいでしょう。



こういったネガティブな感情がふくらみ「子供はいらないかも……」
という結論に至る人が多そうです。
HSPの筆者が子供をいらないと考えた背景
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筆者も「子供をいらない」と考えたHSPの1人。



まだ子供を産める年齢ではありますが、
現時点でそう考えた背景をお伝えします。
1人の時間が平均以上に必要だから
HSPの筆者にとっては、1人で過ごす時間が、生きていくためにどうしても必要です。
子供がいると、健康を害してしまう可能性があると考えました。
筆者は週1日以上、丸1日誰とも会わない日を作るようにしており、それによってメンタルを維持してきました。



誰かと話をしたり、交流したりと積極的にコミュニケーションも取っていますが、
人に気をつかいすぎて帰宅後はどっと疲れてしまいます。
そのため「丸1日、誰にも気をつかわない日」を設け、
普段使いつづけている神経の疲れを癒そうとしているのです。
人とのコミュニケーションを楽しみつづけるためにも、誰とも話さない日が必須です。
もし子供ができたら、丸1日その子を放置することはできません。
親である以上は毎日面倒を見るのは当然ですが、
1人の時間が減り、心身の不調につながる可能性があります。



子供を放置するなんて無責任な行動はできないからこそ、
今は自分の健康維持を優先することにしたのです。
子供の泣き声や大声でメンタルが弱るから
筆者は地域の子供たちと交流する機会があり、急に泣き出す子や突然大声を出す子にもたくさん会っています。
子供である以上、騒がしいのは当然なので、気にしすぎないようにはしています。
しかしHSPは大きな音が苦手なため、
いきなり子供が騒ぎ出すと、メンタルに負担がかかりやすいのです。



大人なんだから、子供の声を我慢するのは当然



そう割り切って週数回、子供たちと交流していますが、
これが毎日つづくと自分のメンタルがもつか正直不安。
もし自分に子供がいれば、一生懸命お世話をするつもりです。
しかし日々刺激を受けつづけた末に、自分の心身に限界が生じる可能性は否定できません。
子供の頃のトラウマがフラッシュバックしそうだから
筆者が育児を不安に思う最大の理由は、
自分自身が子供の頃のトラウマがフラッシュバックする可能性があるためです。
小学校時代、特定の場所では誰とも口を利かない「場面緘黙症」という症状があった筆者。
家では普通に会話をしていたものの、教室では先生ともクラスメイトとも言葉をかわせませんでした。



それが原因で、今思い返しても割とひどいいじめを受けました。
しかもHSPだった筆者は、相手の表情や行動から、その気持ちを敏感に感じ取るシーンが多くあったのです。
クラスメイトが次の瞬間にどんな暴言を自分に吐いてくるか、表情を見ればある程度予測できました。



「こんな暴言が来るぞ」と予測して身構えるだけでも、
全身がこわばり心拍数も上がりましたね。
いじめのトラウマで、大人になってからもしばらくは、小学生の声を聞くだけで体がこわばる症状がつづいたものです。
今はトラウマもなくなってきて精神が安定していますが、
子供を作れば、再び当時のトラウマがよみがえるかもしれません。
子供を持てば、授業参観や運動会などで学校に行く機会が多く生じます。



つらい学校時代を送ったHSPは学校で子供たちの様子を見るだけで、
当時を思い出して苦しくなるかもしれないね。



子供たちの言動や表情からいじめの兆候を感じ取ったら、
保護者として教室にいるだけでも耐えられない……と思います。
自分の子供がHSPになってしまわないか不安になったから
自分がHSPだと、子供もHSPになってしまわないか不安に思う人もいるかもしれません。
筆者も「自分の子供が同じようにHSPだったら、同じようにつらい幼少期を送ることになるのか」
と考えた時があります。



自分の子供に同じ体験はさせたくないからこそ、
産まないほうがいいと考えました。
結論、HSPが遺伝するとは科学的に証明されていません。
HSPの子供はいわゆるHSC(Highly Sensitive Child)と呼ばれますが、HSPの子供がHSCになるとは限らないのです。
ただHSPの親が「この子がHSCになってしまうかも」と過度に不安がると、
不安が子供に伝わってしまうかもしれません。



自分のネガティブな感情が子供に伝わらないよう、
いつも緊張状態になりそうなのも、子供を欲しいと思えない理由です。



HSCに関する正しい知識は以下も参考にしてみてね。


HSPで子供をいらない人がやっておきたい行動
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ここまでで見てきたように、HSPには誠実に子供と向き合い、
子育てにも真面目に取り組めるマインドがあります。
だからこそ常に子供について気にしてしまい、ひといちばい疲れが出やすいかもしれません。
今の時点で「子供は持たないほうが健康を維持できそう」と思うなら、
早めにやっておきたい行動があります。
パートナーがいるなら早めに気持ちを伝える
もしかするとパートナーは、子供を希望しているかもしれず、
気持ちを伝えずにいると後で関係がこじれてしまいかねません。
結婚を前提にしていない交際だとしても、
早めに「今は子供を欲しいと思えない」という気持ちをそれとなく伝えておきましょう。



筆者の場合は結婚を前提にしていたので数回目のデートで、
「子供が産めなくても大丈夫?」と確認しておきました。
パートナーが「子供がいらない人とは付き合えない」と言う可能性は、もちろんあります。
しかし嫌われたくなくて本音を隠してしまうと、
相手の気持ちが離れて、より修復困難なみぞができてしまうでしょう。
子供を欲しくない理由とともに、
自分がHSPである事実と不安に思っている内容も伝え、理解してもらいましょう。



伝え方に不安があるなら1人で抱え込まず、
心の整理をするのがおすすめ!



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将来子供を欲しくなった時に備えて準備だけはしておく
今は子供が欲しくなくても、もしかすると将来子供を欲しくなる人もいるかもしれません。
しかし30代、40代と年齢を重ねるうちに、子供を作るのが難しくなっていきます。



とくに女性の場合、出産不可能な年齢になってから後悔するのは避けたいですよね。
筆者はまだ子供を産める年齢ではあるので、仮に子供を産んでも生活が破綻しないよう、
毎月決まった額を貯金しています。
ほんのわずかですが積み立て投資もして、出産を含む将来の不測の事態に備えています。
また女性は産む・産まないにかかわらず、かかりつけの産婦人科を確保しておくのは大切です。
出産しない場合、生理が50代頃まで絶え間なくつづくため、卵巣に負担がかかってしまうかもしれません。
「やっぱり子供が欲しい」と考えた場合も不妊治療が必要な際に慌てないよう、
産婦人科で早めに今すべきことを相談したほうがいいでしょう。



筆者も子供を産むつもりはないからこそ、
卵巣を休ませるためにピルを処方してもらい、出産する場合のアドバイスも貰っています。
卵巣を休ませるメリット参考:産婦人科受診のためのビギナーズブック|弘前大学
子供がいる場合といない場合のライフプランを考えて比較する
本当に後悔しない選択をするためにも、一度子供がいる場合といない場合のケースを比較するのがおすすめです。
とくに以下について、子供がいるケースといないケースを比較してみてください。
- 自分はどんな1日を送るかシミュレーションする
- どこで誰と、どんな老後生活を送りそうか考える
- 将来お金は不足しないか、収入や資産の状況から確認する
状況ごとに比較すると、自分がこの先どんな人生を歩むかイメージしやすくなります。
どちらのケースがより自分にとって幸福かどうか判断すれば、後悔のない選択につながるでしょう。
HSPで子供を育てることにしたが大変な人向けの解決策
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HSPだけど「やっぱり子供を育てる」と決意したのに、
結局大変な苦労をする可能性は否定できません。



子供を作ることにしたHSPさんや、
まさに子育て中のHSPさんが、楽になる考え方を紹介するよ。
育児は深刻になりすぎず適度に手を抜く
何事も真面目に取り組むHSPだからこそ、時には以下のようなやり方で手を抜きましょう。
- 市販のミルクや離乳食を併用する
- 子供を誰かに預けてリラックスタイムを作る
- 乾燥機やルンバなどで洗濯と掃除も効率化する
- 無理に寝かしつけないで一緒にリラックスしながら寝る
HSPは1つひとつを一生懸命にやりがちですが、子供を作ってからも、
まず自分を大切にするのを忘れないでください。
とくに1人でリラックスする時間は必須のため、家族や親戚、知人、サポーターなどを頼るのは大切です。
預ける人が思い当たらなくても、
公共のサービスといった第三者の情報を集めて、いざという時に頼れる場所を確保しましょう。



筆者の地域では、自治体や教会などの施設がお子さんを預かってくれます。



短時間でも自由時間が取れると、本当に楽になるよ!
託児所がある職場や防音対策など快適な環境を整える
自分が「快適だな」と感じられる環境を整えることは、ストレス軽減に役立ちます。
託児所付きの職場を見つけられれば、子供を預ける場所が見つからない親御さんも安心です。
家では防音シートを使えば、子供の大声が少し緩和され、HSPの親御さんが受ける刺激が軽くなるかもしれません。



ストレスの原因を軽減・解消する工夫で、子育てが快適なものになっていきます。



「子供が第一」と考えて自分を追い込まないで!
自分が快適に動けるのが何より大切だよ!
HSP同士で子育ての悩みを相談し合える場を見つける
HSPは1人で悩みを抱え込んでしまいやすいです。



とくに、パートナーや家族にHSPの人がいないと「甘えている」と言われるのが怖くて、誰にも相談できない……
ぜひ子育ての悩みを気軽に打ち明けながら、いざという時にフォローし合えるような、HSP仲間を見つけてみてください。
「わかってくれる人がいた!」と思えるだけでも気持ちが軽くなり、
当事者から解決策を提案してもらえる可能性もあります。
もし身近に当事者がいない人は、HSP当事者のスタッフが関わった学習サイト「UNIKO」も活用してみてください。



3つの無料ワークで感情を整理して、
HSPにとって快適な育児の方法を見つけていこう!
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まとめ
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「子供をいらない」と自分が考えているのなら、
その気持ちをパートナーにも理解してもらい、後悔のない選択をすればOK。
ただ「子供がいらない」と考えるHSPは、
繊細で疲れやすいからこそ、重い悩みを抱えているケースがあります。
本当に苦しくなるほど悩んでいるなら、
まずは子供を作る・作らないという点から離れて、根本的な問題の解決を図りましょう。
必要であればカウンセリングを受けるといった対策で、気持ちが前向きになるかもしれません。
子供の有無はその後、気持ちがある程度軽くなってから考えると、
より正しい判断ができるでしょう。



今は判断できなくても、将来の備えをしっかりしておけば、
どんな道を選んでも困らなくなります。



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